2012.05.23

環天頂アーク 2012.5.4.

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2012.5.4.淀川登山口付近で観察した「環天頂アーク」。 けっこう珍しい現象のようです。

虹ではなく、太陽光線を上空の氷の粒が反射させて光のスペクトルを見せてくれるらしい。

見える仕組みが虹よりももっと難しく、わかりやすく解説する自信がありません(笑)

4月6日には太陽よりも低い位置に現れる「環水平アーク」も、屋久島で観測されたのですが、残念ながら私はそのとき不在でした。⇒菊池さんのブログ

2012.05.20

アリに化ける~アリグモ

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大川之滝のお地蔵を見てると、頭にクロヤマアリが・・・とおもったら、どうも雰囲気が違います。なんとなく顔が変。

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マクロでみてみると、この顔です。ハエトリグモに似ていて、目が怖い。
アリグモです。全長8ミリくらいか。

上顎が強大なので♂らしい。なにか獲物らしきものをくわえていますが、すで肉団子状に丸まっています。

かつては変装してアリに近づき、アリを捕食しているのだ、といわれていましたが、最近はそうでもなく、アリに擬態して敵に捕まるのを避けているということになっているようです。

しかしクモの顔は怖いです。この感情のなさそうなキラー顔。どうしてこういうものに怖さを感じるんでしょうね?

そういえば、アリか?と思ったらこんなのだったこともありました。

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ヒナカマキリの幼虫です。

2012.05.12

屋久島の人面岩

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数ある屋久島の奇岩の中で、最も「顔」ではないか?と思うのがこれ。
永田岳の人面岩。

キッと西を睨む、頭に余分なもののない紳士の横顔のようではありませんか。

 
 

 

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こちらは気づいた方も少なくないでしょう。平石岩屋の覆面岩です。近づいてみると大きな岩が割れて前後にずれていて、遠目に顔に見えているのでした。

他にもいろんな岩がありますね。面白岩探しは、宮之浦岳に登るときの楽しみの一つです。

2012.05.02

縄文杉日帰り登山 2012.5.1.

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YNACではふだん日帰り縄文杉ツアーは行っておりません。この日は前日からの悪天と、日程上の都合から、特別に日帰りで縄文杉に行きました。

慣れない3時起きで、まだ暗い中、小原も比留間も頭をボーっとさせながら、6名のみなさんと一緒に、4:40始発のシャトルバスに搭乗しました(けっこう新鮮な気分です)。友人のガイドたちが何人も立ち働いています。

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順調に進んで10:30縄文杉に到着。写真など撮って下山にかかったころから、しだいに後続パーティーが増え、次々と・・・失礼ながら、尽きぬ浪のように押し寄せてきました。
登山道は完全に渋滞し、すれ違いもままなりません。
 

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長い列か途切れるのを見計らって、こちらの列が進み、また立ち止まり、の繰り返しで、よちよちと進み、全体となんとかすれ違い切ったのはウィルソン株のあたりでした。何人とすれ違うか数えてみようと思ったのですが、途中で挫折しました。総勢600人くらいだったのでしょうか?

 

それでもこの日は最大の混雑というわけではなかったようです。Ynacパーティーは無事16:30のシャトルバスに乗ることができ、17:15には屋久杉自然館シャトルバスターミナルに帰りつくことができました。

コースに混雑感があるのは、登山道が一車線(一人線?)であることが大きいようです。すれ違いがままならないことはもちろんですが、それ以上に精神的に苦痛なのは後続パーティーに追いあげられることです。

もちろん両サイドに余裕があれば除けて通すのですが、状況によってそうもいかない微妙な場合があるのです。そこで後ろの人からイライラした気を放たれると、本当に消耗します(笑)。精神的にある種の強靭さが要求されるといいましょうか、イナカ暮らしをしている身にはとこれはけっこうこたえます。

そんななかで、しかし、このルート上には秩序が保たれていました。

ツアーを先導するべテランガイドたちが、その場の状況を把握しながら、自分のゲスト以外のまわりの人たちにも、礼儀正しい言葉遣いで適切に指示を出し、円滑に動かしてゆくのです。混雑が指摘される縄文杉ルートにおいて、利用がうまく維持されているのは、少なからずそれはガイドの存在によるところが大きいようです。

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ただし、これはあまり言いたくありませんが、困りもののガイドも何人かみうけました。

混雑するなかで、大声で延々と自分の会社のことや、自分の半生などを演説し続ける者。ポイントにくるたびに大声で「解説」をわめく者。

こういうときはさっさと離脱したいのですが、混雑しているとそれもできないことがあり、ほとほと疲れます。

それから、通り過ぎる人にいちいちじろじろと値踏みするようにメンチを切ってゆく者、というのもいました。(この人はたぶんガイドだろうと思うのですが、確認できませんでした。)

もちろん自分のことより気になるのは、そういうガイドに以頼したお客さんが、それを喜べたかどうかでしょう。(これは自戒の念とともに。)

2012.04.29

2012年4月28日淀川小屋の利用状況. 29日の新高塚は…

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連休初日4月28日17:00の淀川小屋はこんな感じでした。

小屋はおおむね一杯ですが、詰めればもう少し入れそう。テント9張りで、周辺にあと2~3張りはなんとかなりそう。

29日の新高塚小屋、高塚小屋は特に混雑しそう。30日の利用数すこし減ると思われますが、天気は大荒れの予報なので、けっこう厳しいことになりそうです。

小屋には管理人がいません。テントのない人は、どうしようもなくなる可能性があるので、新高塚小屋の利用は見合わせた方がいいでしょう。

28日の夕方に、石塚小屋(たぶん)を目指す登山者が十数人登っていきました。鹿之沢小屋、石塚小屋などもこの時期は予想外の満員状態になることもあります。

自衛のため、テント必携です。

こういった小屋の状況把握とリアルタイムな情報提供は、環境省からも屋久島町からもありません。観光協会の登山情報は3月16日で途絶えています。

屋久島側からの情報提供は、期待しないでください。天候を含め、自己判断・自衛が大切です。

2012.04.15

屋久島自然クラブ沢部 花揚川 2012.4.14 

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4月の沢部は屋久島南東部の花揚川~前岳(965m)。沢登りグレードでいうと、2級程度。初~中級者向けの谷。それほど悪いところはないが、大滝と上の二股の高巻きがカギになる。

花揚川は、下部は亜熱帯ぽい照葉樹林に包まれた緑濃い平凡な谷、上部は大滝や二股の滝など高巻きを強いられる迫力のある谷で、詰めはやや倒木ヤブが多いものの、すっきりと尾根に上がることができる。

 

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下部はだいたいこんなかんじ。標高400mあたりまで登ると、白谷雲水峡と似てくる。

 

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たまに滝っぽいところが現れるが、難しいところはない。ただし、沢の詰めにも、前岳からの下降にも読図が少々難しく、地図をぼんやり見ていると、ルートを誤ってしまう。読図のトレーニングにぴったりなのである。

 

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みんな、だいぶ読図力が向上しましたな。

 

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谷がやや狭まってくる標高560mで、唐突に大滝30mが現れる。水量は少なくシャワー状だが、ここまでの谷が平凡だっただけに衝撃的。

初溯行の際は右側を登ったが、今回見るとその登った部分が崩壊して、ルートが消滅していた。新しくトラバースルートをひけそうなバンドはある。今回は人数が多いので、パス。

 

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大滝を大高巻きして谷に戻ると、いくつか滝が続く。二股の両門の滝を高巻いて右谷に入り、前岳の西鞍部に詰めあげ、前岳頂上に登った。なんだかんだで溯行時間9時間。初溯行時には3時間で登ったので、3倍かかったことになる(笑)。

 

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初級向けとは言え、1000m級の山を越えるちゃんとした溯行ルートである。ほぼまったくの素人グループとして活動を始めた沢部だが、1年でだいぶ力をつけた。

沢登りの指導法もそれなりに分かってきた。これからまた1年、どんな展開にするか、いろいろ検討中です。

 

 


2012.03.15

屋久島に氷瀑!2012.3.13

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2012年3月13日14:50、宮之浦岳から西南西を望んだところ。中俣の頭(中島の頭)北にある1650mピークの北面に、氷瀑がかかっています。小楊子川左俣右沢に落ちる小さな支流のスラブ滝が凍結したようです。

左俣本流には、屋久島の幻の大滝の一つ、小楊子大滝があります。この写真の右側を回り込んで宮之浦岳に突き上がってくるため、山頂からは見ることができません。

屋久島では3月上旬に雨が続き、積雪は消えましたが、12日の厳しい冷え込みで高地の湧水や水たまりがことごとく凍りました。この沢はふだんはまったく目立たず、私も気にとめたこともありませんでしたが、いいタイミングで凍結したようです。

地図で確認すると、この滝のある急斜面の標高差は約100m、氷の見える部分だけで50mほどあり、傾斜は緩いもののなかなかのスケールです。

 

 

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こちらは北北東面の安房川北沢右俣。沢登りの名ルートとして知られる美渓の源頭部です。左岸に青い氷瀑が見えています。高さはそれほどありませんが、それなりに立派そうで、近くで見てみたい。

 

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永田岳北尾根ネマチ峰にかかるすっきりした氷瀑。これも見えている部分は15mほど。下部が手前の鞍部に隠されているのでもうすこし高いかもしれません。

 

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宮之浦岳周辺の登山道も、北面の焼野三叉路~平石、南面の投石平~翁岳分岐あたりが、このように氷のナメ滝になっている箇所が多く、なかなか気を抜けません。条件によっては軽アイゼンくらいはお守りに用意しておいた方がよさそうです。

丁度友人のZaruarai君と

「小楊子大滝って氷瀑にならないでしょうかね?」

「水量が多いと凍らないんじゃない」

なんて会話をしたばかりでした。この分だともしかすると、登山道からは見えない宮之浦川右岸とか永田川神様のクボあたりに意外な氷瀑が隠れているのかも。

問題はどうやってそこまで行くか・・・ですね。

 

なお写真集『水の屋久島』志水哲也.(平凡社刊)に、小楊枝大滝の空撮写真が収録されています。

2012.03.08

川原北谷の25m滝

3月3日、屋久島自然クラブ沢部の川原北谷溯行から。

県道上の連瀑群を越え、しばらく溯って、最初に出てくる2条25m滝。谷の曲がり角にあるため下流から見えないので、いきなりこれに出くわすとけっこうひるみます。

でもよく見てると、左滝側に登れそうなラインがある。中段テラスまでは問題ない。その上は水流左の広いクラックか、その左のリッジ、最悪でも水流通しにシャワークライミングで上まで突破できそう。水量が少ないときは、確かこの左滝は水がなかったはず。

エース神崎 くんがリード。テラス上に一本ハーケンを打ち、終了点の木にロープ固定。後続は全員アセンダーで自己確保して登る。ハーケンの上の乾いた岩が、高度感もあってちょっと緊張。4級マイナスくらいか。

思えば全員でささっとこう登れるようになるまで1年かかったことになるか。まあ月1ですからこんなもんでしょう。

上の動画、クライマーは沢部の父、モリタさんです。

2012.02.21

2012.2.9 自然クラブ明星岳

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明星岳から安房方面。屋久島の海岸から山塊が一気に1000mそびえる地形がよくわかります。

やっぱり山に登って、自分の住むところを見渡してみるのは大切なことです。なにより子どもたちにこれを見せなければ。

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今回の自然クラブ別例アクティビティは、定番の明星岳。先月悪天中止になったので、2月に持ち越しました。参加者は16名。頂上には古い祠があり、もう故人となったFさんが個人的に奉納された立派な石の上屋に収められています。

 

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明星岳は下の方が花崗岩ですが、登るに従って硬いホルンフェルス(変成岩)になり、険しくすべりやすなるので、急な部分では気が抜けません。

小さい山ですが、頂上周辺に照葉樹林の貴重な原生林が残り、意外な巨木が多く息づいています。上はヒメシャラ。屋久島で一番大きいかも。中は空洞ですが、冬芽をたくさんつけて元気です。

 

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こちらはホソバタブの巨木。根元がものすごいコブになり、化け物っぽい。半分朽ちてますが、枝葉は元気です。

 

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おまけで安房から明星岳(中央の山)。その形から昔は「入道」 「坊主」などと呼ばれたらしい。「明星岳」の名は、おそらく日蓮宗(法華宗)の明星天子信仰と関わりがあるのだと思います。星信仰はしばしば鉱山と関わるらしく、明星岳にはまさに屋久島有数のタングステン鉱床があるのが興味深いところです。

入道(仏の道にはいった人の意味)の例。後白河法皇。
似てませんか↓

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2012.02.08

デザイン変更しました。

デザイン変更しました。お手軽にテンプレートから選びましたが、ココログの品ぞろえもけっこう充実していて、便利です。

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2012.02.01

【再度掲載】入島料が抱える意味について

2012年1月26日付で荒木町長が入島税徴収の検討に入ることを明言した。これに関しての意見は、昨年の記事のままですので、再度掲載します。

【再度掲載】入島料が抱える意味について 2011.11.4.

「(抜粋)・・・かつての環境キップや入島税には、このような協力金類の乱立を防止し、一律に屋久島入島者に利用コストを負担してもらい、島が責任を持ってその管理運用にあたる、というアイディアがあったはずなのだ。

だから、新町長の「入島料」というのは、屋久島の各地のたかりのような協力金類を一掃し、すっきりした世界遺産の管理体制を再構築するいい機会だと思う。

鍵は屋久島町にある。なぜなら乱立する協議会の類はそのほとんどが名目上でもなんでも屋久島町が事務局権をもち、町長の指導力を発揮できる可能性が高いからだ・・・」

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2012.01.31

新高塚小屋トイレについて

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新高塚小屋トイレは、現在雪をかぶって冬季の眠りについている。

2010年3月、屋久島山岳部利用対策協議会は新高塚小屋トイレの自己処理型トイレの新設を合意した。工事はヘリで新高塚小屋まで小型の重機まで上げる大規模なものになり、2011年6月に完成、7月から使用が始まった。

完成後に、その利用の経過を観察した上で淀川小屋、高塚小屋などのトイレ整備をどのように進めるか、同協議会で検討することになっている。

山岳トイレとして実績のあるTSS式土壌浸潤型トイレが採用されている。これは優れた分解処理能力のあるトイレで、処理水を土壌に「浸潤」させて蒸散させることにより方法をとっている。

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【図 TSS汚水処理システム概要】(株式会社ティー・エス・エス HPより引用)

ただし、この処理能力が実際に屋久島の高地でどの程度実績を上げられるかは、これから何年か見守らなければわからない。

このトイレの管理作業には、

雨水を貯水槽へ引く雨どいの詰まり

便器から消化槽への詰まり

消化槽の浮遊物(スカム)と沈殿物の状態チェック

ゴミの撤去

分水槽のフィルターチェック

貯留槽の蒸散待ち水量チェック、

など、数段階の細かなチェックがある。なかなか世話の焼けるトイレなのだ。

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この手の公的な山岳トイレは、環境省が建設し、管理は自治体に任されることが多い。しかし新高塚小屋については、環境省と屋久島町(環境政策課)が協定を結び、分担して管理することが決められている。

具体的には町が月に一回、環境省が月に一回、観光協会から委託(金額は年30万円程度)を受けた観光協会が月に一回、現地へ出向き作業に当たる。複雑な仕組みだが、日本ではありがちな分担方式だ。

積雪期の12月12日から今年(平成24)3月まで、新高塚トイレは冬季閉鎖期間にはいった。積雪の状況をみて、使用開始日が決められる。

前述のとおり、今年度の実績を見て、来年度以降の管理作業や、携帯トイレとの併用方針、また他のトイレをどうするかなどを、この期間に検討することになっている。ところがこの作業が進んでいないという。

環境省屋久島管理事務所によると、観光協会が委託からの報告書と、町環境政策課からの報告書が提出されていないのだそうだ。実はどちらも同じガイド業者に仕事を委託しており、その業者が報告書を提出していないらしい。これでは話が始まらないわけである。

ともあれ新高塚トイレは、初シーズンを終えた。来年度の連休シーズンを無事乗り切れるか?また必要な管理人員(その選定を含めて)を確保する方策は? など課題は多い。しかし屋久島初の本格的自己処理型トイレである。なんとしても軌道に乗せて、山の快適な利用を維持するべく、関係者は知恵を集めていっそう頑張らなければならない。

2011.11.20

屋久島の雨フルパワー! 鈴川で爆発的な増水

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11月19日、嵐で自然クラブ沢部の予定が中止になり、仕方がないので、懇親会を湯泊のKさんの新居で行うことになりました。県道を湯泊に向かう途中、尾之間と小島の境界、鈴川大橋にさしかかったとき、習慣でちらっと右をみると。

「!?」

なにか凄いものが見えた気がしました。

Uターンして、撮ったのが上の写真。

屋久島在住の方はお分かりでしょうか。鈴川上流の大スラブ(一枚岩)群に、雨の時にだけ見える滝が沢山あります。矢玉の滝というのはこのあたりのどれかだと思うのですが、そのひとつ、普段はスラブの中に白い滝が一筋見えるものなのに、今日は・・・スラブ全体が巨大な滝になっています!

普通はありえない水量です。

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このレーダー画像だと、せいぜいちょっと強い雨くらいの予想しかできません。まさかこれほどの雨が降るとは想像しませんでした。

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大橋からの鈴川(すすご)。川幅いっぱいのホワイトウォーターになっています。

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こちらは旧道橋から。よく橋がおちないものです。ちなみに川に浮かぶ島のような岩は、径2~4mあります(笑)。

 
 

鈴川でこれほどの増水を見るのは、初めてです。蛇之口滝や尾之間歩道の途中の徒渉点はさぞ凄かったことでしょう。山に入っている人がいなければいいが・・・と思いました。

2011.11.04

入島料が抱える意味について

荒木耕治新屋久島町長が、縄文杉の利用制限の凍結と、入島料の新たな導入を語ったと、新聞各社が報道した。

屋久島町環境政策課が作った、縄文杉ルートの利用を1日最大600人~420人にする、という内容を含む「エコツーリズム推進全体構想素案」を、町議会が否決し、それをうけて、選挙を経たうえでの発言だろう。

縄文杉の利用調整の否定は、エコツーリズム法に基づく初の地域導入を目指した環境省のメンツを大きく損なわせるものともなり、なにかと話題になっている。

しかし、入島料問題のほうが根深いものを抱えている。

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2011.09.20

淀川の増水 2011.9.19

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沖縄と奄美の間に延々と居座り続ける台風15号。ゆっくり成長して暴風域を備えるようになり、少しずつ屋久島方面にむかって動き出しました。

予定の宮之浦岳縦断登山を見合わせて、黒味岳に転じたその帰り道、道は笑っちゃうほどジャブジャブの沢歩き状態になりました。

・・・その道から溢れた水は、ぜんぶあの淀川(よどごう)に流れ込みます。

淀川橋まで戻ると、ごらんのように、橋げたの下数十センチまできていました。昨年補強した橋げたの基礎のレベルまで水位が上がってますね。さすがにこれを渡るのには緊迫感がありました。

台風が近づけば、伝説の「ランカン越え」の可能性もありそう。

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こちらは下流方面。沢登りというレベルではありませんね。ぱっと見は、東南アジアの熱帯雨林の川のようです。

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