土曜日の森①「森のスカトロジー」
1月15日 ☁
場所: 西部林道 半山1号橋付近
スタッフ: 岡田・市川・鷲尾・佐藤
参加:19名
記念すべき第1回「土曜日の森」。希望者多数のため、初回にして受付を途中で締め切るほどの大盛況ぶり。主催者の私たちもどのような展開になるのか手探りの第1回でした。
2班に分け、半山1号橋から両方向に歩きながら一人一つずつ動物の糞を拾います。集まったのはサルやシカ、鳥の糞。それらをザルにあけて川で洗い、中身をさらってみました。
中から出てきたのは葉っぱの繊維や様々な木の実の種子。
シカ: 葉の繊維ばかり(時々カラスザンショウなどの小さな木の実混入)
サル: 葉の繊維、木の実の種子(バリバリノキ、クロキ、カラスザンショウ、フカノキ、ハナガサノキ、その他)
鳥: 木の実の種子(タイミンタチバナ、ハナガサノキ、シラタマカズラ、その他)
シカは葉っぱの繊維ばかりでしたが、サルや鳥の糞からはたくさんの種子が出てきました。種子はそのまま出てくるので、標本や図鑑と見比べればおおよそ何を食べていたのか分かります。もちろん中身は季節によって変わりますが、シカはほとんど葉っぱを食べていること、種子は噛み砕かれず糞でも運ばれること、皆さん以外に新鮮だったようです。その他にも、動物によって食べている木の実の大きさが違うことが良く分かりました。
(岡田愛)
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