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2005.3.26
美しいビーチも、めくるめくリーフもない、一湊の元浦海岸。
何の変哲もない、石ころと岩場が続くばかり。

「しかしこの海岸の生物相の豊かさは驚くべきもの。
海綿動物、腔腸動物、扁形動物、ひも形動物、袋形動物、
環形動物、軟体動物、節足動物、棘皮動物、原索動物、
脊椎動物と、主要な動物の『門』のほとんどが見られます。」
講師1はYNAC長谷川りえ。今回デビューです。

講師2のYNAC松本が、石のひっくり返し方を指導。
「ちょっと覗かせてもらうつもりでね。見たら、元の位置に戻しときましょう。」

さあ海岸に展開したひっくり返し部隊。
今日は大潮。海面の干満の差が激しい日です。
潮が引くにしたがってどんどん面白い生き物が現れ始める。

いろいろ採れました。これは小原家のバケツ。

仕分けして、種類を調べます。
人気の高かったのは、ゴカイ都市、エビのいろいろ、
そして無限に生息していたムラサキクルマナマコ。
それでは最後に元浦のアイドル、ムラサキクルマナマコの、珍しい「用足し」写真をご覧ください。

この後、駐車場の脇をヤクシカの親子がすたすた通過していったため、
陸生脊椎動物も観察できました。
2005.3.19
今日は永田の土面川にやってきました。
この谷の標高400~500m地点、奇跡的に残った巨木林があります。

本日の講師はYNAC樫村精一です。
このパイナップルの葉のような植物はオオタニワタリ。
熱帯系の着生シダで、落ち葉を受け貯めて、栄養にします。
(あまり知られていませんが、新芽を食べるとうまいのです。)

熱帯雨林風に板根の発達したスダジイ。
かたわらのメイさんと比べるとなかなか大きい。

炭焼窯がありました。さっそくカズキちゃんが入りこんで遊びます。
古い木馬道(きんまみち)の跡もあり、以前この付近で
炭が生産されていたことがわかります。

これは珍しいカゴノキ。
瀬戸内海など乾燥しやすい地方には少なくないのですが、
YNACが屋久島で確認した直径10cm以上の個体は
この木を含めてたった6本だけ。

外見は青いヒメシャラ風。パズルピースのように皮がむけ、
鹿の子まだらになるので「カゴノキ」。

尾根の上に巨大なスダジイがあります。すぐとなりはスギの植林地。この木を含めてこの森は、まるで奇跡のように残されたところです。
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