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2005.04.05

土曜日の森③シカのからだ 1月29日

(過去の分です)
場所: 宮之浦川 白浜  講師: 牧瀬一郎
スタッフ: 岡田・松本・樫村・佐藤・長谷川

 冷凍保存されていた交通事故死した若いオスシカを使って、解体しながら「シカの体の構造」と、「部位の利用方法」について、猟友会の牧瀬一郎さんに教えていただきました。

 内臓はあらかじめ取り出してありました。まず胃を開けて、4つの胃と内容物を見ました。一つ目の胃だけで子供の頭ほどの大きさがあります。植物繊維の分解はこの中のバクテリアや細菌が担うので、やや発酵臭がありますが、動物質のものが無いので臭くはありません。

 その他の臓器も、これがあれであれが何と言いながらばらし、草食動物の一番の特徴でもある長~い腸の長さも測ってみました。特に長い小腸は、限られた空間に収まるよう螺旋型の管が蛇腹折のよう縮まっています。人間と違って盲腸が大きく、ここでも植物の繊維を分解します。大腸ではもういわゆる「シカ糞」が連なっています。

 体は木につるし、皮をはぐところから始まりました。以外に大人も子供も皆抵抗なく真剣に解体シーンを見ています。途中各自持ってきたナイフで少しずつ皮剥ぎも体験しました。大人たちはその後の肉のはぎ方、利用の仕方を真剣に聞いていましたが、傍らで子供たちは「頭」に夢中。皆で頭の皮や肉を必死で剥いでいました。

 「動物の命は余す所無く利用するのが礼儀」。という事で、最後は浜で焚き火を起こして食すことにしました。これも以外に皆さん何の抵抗も無く、むしろ「こんなおいしい肉は食べたことが無い」くらいの勢いで、特に子供たちががっついていました。

 残ったお肉は希望者に分けましたが、中には「頭の骨を持って帰りたい」「目玉をお友達に見せてあげたい」「皮はどうやってなめすんですか?」など。皆さんの好奇心をかなり刺激したようです(笑)。

 一郎さん、皆さんに貴重な体験、本当にありがとうございました。

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