今年最後の運営委員会
27日は今年最後の観光協会ガイド部会の運営委員会でした。
運営委員会とは、ガイド部会の理事会兼執行部みたいなもので、雑用全般をこなしますが、なにより一番重要かつ厄介なのが、「ガイド部会員100名あまりの、様々な決め事に対する合意形成をリードする」という、めまいのするような仕事であります。
会場は、屋久町安房公民館の「高齢者用集会室」24畳。 いつになく渋い。
出席は委員8名に事務局2名。議長はそのつど交代で、今回はネイティブビジョンの大野さん。
今年も末まで ①認定制度作業部会への対応、 ②西部地域利用作業部会への対応、 ③クレーム事例検討委員会報告、 ④安全対策委員会報告、 ⑤1月のガイド部会全体会への準備、 と難問が山積みで、それらをひとつひとつ検討して方向性を決め、具体的な作業は年が明けてからということにして、なんとか予定時間ちょいオーバーで終わりました。
今年もハードな年でした。運営委員に選ばれた人の中にもまったく会議に出席しなくなってしまった人が2人。責任の問題はあるけれど、あまりにもタフな議論の連続に、ついてこられなくなったのでしょう。
しかしそれにしても今年はガイド関連の会議が多すぎました。特にガイド部会の三役は内部の会議のほかに、『ガイド認定制作業部会』をはじめ島内の行政関連の会議への出席がいくつも重なっており、部会長であるわがYNAC松本社長など会議への出席はもちろん、各方面の調整と対策でくたくたです。
運営委員会のメンバーは同じ仕事にかける同志ではありますが、もとより商売敵でもあるわけで、会議はしばしば戦場になります。
しかし、意見をぶつけ合う中で妥協線を探り、業界の方向性を見出してゆく作業を続けていると、難航しながらも結果がしだいに形をなしてくる。それはなかなか心地よいものです。一年間激しく話し合いを続けてくると、そのテンションの上になにか安定感や連帯感のようなものが生まれてくる、という感覚も収穫でした。
会議の後、そのまま安房の『散歩亭』へ流れて忘年会。観光協会サイト管理者の西川君も合流。でも考えてみれば運営委員会で集まって飲むのはこれが初めてだなあ(驚)。これまでは一緒に飲もうなんて精神的余裕はぜんぜんなかった。
安房川のほとりの美しい席で、焼酎・カクテル飲み放題、料理多数の¥3500.なかなか満足でした。
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