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2006.01.15

エコツーリズム会議の進められ方

今回は業界向け情報です。

国の「エコツーリズム推進会議」の進行経過。屋久島のエコツーリズムをめぐる環境省サイドの動きはこういう風に進んでいました。

会議の資料pdf(YNACもあちこちでとりあげられてます。)

その結果作られた推進方策pdf(これがすべての元になる)

なるほど、こういう風に事態は進んできたわけだ。知らなかった。

こういった検討をへて環境省の方針が決まった。⇒5つの推進方策

この中の「エコツーリズム推進マニュアルpdf」が、大変な労作なのである。日本交通公社財団 寺崎さんや岩城さんたちの努力には、まことに頭が下がります。ダウンロードとプリントが結構たいへんで、僕は第4章と第5章しか製本していないが、これは充分われわれエコツアー業者の指針として使えると思う。

(日本を駆け巡る寺崎さんたちの視線。)

このマニュアルの中で強調されているのが「ルールとガイダンス」の両輪である。

去年の今頃、屋久島のエコツーリズム推進会議の中の、ガイドの登録・認定制度を検討する作業部会で、環境省(の前任者)や上屋久町などでつくる事務局がとにかく「地域ルール」なるものを決めて、ガイドにそれに従わせようとし、その強引さが様々な事態を誘発してガイド側と激しく摩擦を起こしていた。

そのときは「なんでこいつらは、こんなにわけがわからないんだ!?」と 、怒りながらいぶかしんでいたが、彼らはつまり、こういう上からの至上命令に、忠実に従おうとしていたわけだ。

まあ、事態はもっと複雑にからみ合っていた。それにガイド側も悪かった。そのときの作業部会は、ガイド中心に構成されていたのだが、当時の部会長をはじめとする委員たちが観光協会のガイド部会側にほとんど情報を下ろさなかったのだ。

充分な検討の時間がないまま、的外れなルールが決められようとし、事態は泥沼化するかと思われた。が、ガイド部会運営委員会が粘りに粘ってなんとか事態を引き戻し、総会で部会長は交代、運営委員も構成しなおして事態の処理にあたった。

新部会長の松本さんや真津さんを中心に、全体会で意見を集約し、案を練り直して事務局との折衝を繰り返し、まあ事態はもう少し複雑なのだが、その結果誕生したのが、先日試行の始まった屋久島ガイド登録制度(⇒屋久島ガイドって?) なのである。

あのときの苦労は、思い出したくもないなあ。

事情を知らさずに理不尽なことを強制すると、当事者は激しく反発する、という当たり前のことですね。いま認定制度の検討が進んでいるが、あのときの反省もあるのか、屋久町に交代した現事務局は基本的にガイド側の意見集約を尊重してくれるので、かなりやりやすくなった。 

現在すすめられている西部地域の話でも、こういう基礎的な方針を広めてから進めれば、もっと会議の時間が有効に使えると思うのですが。

しかし・・・ルールの話はともかく、僕はいままでこのマニュアルの存在を知らなかったんですが、関係者はみんな知っているのだろうか? 広報が足りないのでは・・・?

でも一応宣伝しておきました。寺崎さん♪

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