西部の利用と保全
昨日は「屋久島ガイド連絡協議会」の西部の利用と保全のための検討会@小原宅。
ガイド連絡協議会は、屋久島で初めてのガイド業者全体の組織です。
業界の連絡組織としての機能は、4年前、屋久島観光協会にガイド部会がつくられた時にそちらに移したので、現在の活動は、おもにエコツアーに意欲的な若手ガイドの親睦や研修になっています。
屋久島では2004年度~2005年度の2年間、環境省の主催でエコツーリズム推進協議会。この中で例の「登録・認定制の作業部会」がえんえん行われてきて、やっと登録制の部分が形になったところなのですが、昨年の11月、唐突に「西部地域の保全と利用作業部会」が発足し、協議するということになりました。
もとより西部は優れたエコツアーフィールドで、その保全・利用を検討することには異論ありません。
ただこの発足にはいろいろ裏があったようで、妙なことに、委員にはガイド部会の代表は含まれていますが、実際のガイド実務者の代表も、西部をフィールドとしている研究者も含まれていなかったのです。委員のほとんどが西部に詳しくない(!?)ため、感情論や抽象論が多くなり、短い会期に充分な討議ができないという状況におちいったのでした。
ガイド連絡協議会としても放ってはおけず、自ら現状の分析と対策をして、提言してゆきましょう、というわけです。
現在とりまとめ中。
で、今晩は、今度はガイド部会運営委員会でクレーム処理と認定制について検討して、あさってのガイド部会全体会の下準備。
休暇中のYNAC松本社長はこの会議のために、神戸から呼び戻されたし・・・。
・・・この怒涛の調整会議の時期さえ乗り切れば、やっと業務に励むことができる♪・・・と思いたい。
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