エコツーリズムセミナー@佐世保
「第2回全国エコツーリズムセミナー」が佐世保で開催されます
テーマ:「エコツーリズムをはじめよう」
日時:平成18年2月17日(金)~19日(日)
場所 :長崎県佐世保市西海パールシーリゾート
主催:環境省・佐世保地区エコツーリズム推進協議会
佐世保は西海国立公園の要。環境省エコツーリズム推進モデル地区の一つで、風光明媚な九十九島や早岐瀬戸など魅力的なエコツアーソースがそろっており、しかもあのハウステンボスがある。付近はシーカヤックの名所だし、アラカブの味噌汁も美味い。
講師にYNAC松本社長も呼んでいただいています。
ホールアース広瀬さん、環境庁中島ふれあい室長、(財)日本交通公社寺崎さんと三役(?)も揃い踏み。
2日目のエクスカーションが、ハウステンボス、九十九島シーカヤック、ヨット、田んぼの生物、お茶、石橋の探訪、焼き物、早岐瀬戸~平戸往還と楽しそう。ちなみに松本社長はしっかりシーカヤックにもぐりこんでいる。
会場を提供する西海パールシーリゾート(⇒松本社長が好きそうなタッチンク水族館あり。)が佐世保エコツーリズムの動きの中心にあるとお見受けします。
参加対象は佐世保周辺にお住まいの方またはエコツーリズムに関わる方とのことですので、関心をお持ちの方はどうぞ!。
佐世保市周辺図
さて、佐世保は大村湾から東シナ海へ通じる水路に開いた天然の良港で、明治時代から軍港として有名でした。
北海道の新得で和菓子職人をしていた母方の祖父が、海軍にとられてはるばる佐世保に配属されていました。詳しい内容は忘れてしまいましたが、特攻艇のことを話していた記憶があります。『震洋』です。
⇒関連記事 asahi.com MY TOWN長崎「4)造船所で特攻艇設計」(2005.8.15)
奄美大島の呑之浦で島尾敏雄隊長が待機していたときの、あの『震洋』のことです。
ご覧のとおり、米軍と自衛隊あわせて佐世保湾のいいところをほとんど占めており、米軍住宅はハウステンボスに隣接しています。(「サセボ!」は上々颱風の名曲『ハロハロ・ヨコスカ』にもでてきます)
五島フェリーは一番奥の佐世保商業港から両岸の基地にぶつからないように湾内を通って行くそうです。
「市によると、〇二年度の陸海自衛隊の経済波及効果は約七百億円、米海軍基地は約二百億円で、合計すると市の一般会計予算(〇四年度で約九百一億円)に匹敵する。さらには基地交付金も入る。」
⇒2005年9月4日長崎新聞記事「衆院選ながさき」より引用。
すごいなあ。
ちなみに佐世保が舞台だった昨年の『釣りバカ日誌16』、ストーリーはやはり米兵(ボビー・オロゴン)が絡む展開でしたが、経済効果29億円(試算)だそうです。
さあ、エコツーリズムは基地を、とは言いませんが、釣りバカ日誌を越えるか?
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コメント
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というより、釣りバカ日誌とエコツーリズムのコラボか!
投稿: モスフォ3 | 2006.01.31 22:40