タヌキのためふん(取り扱い注意)
島内西部の某所で観察している、成長する「ためふん」。
屋久島にはもともとタヌキがいないのですが、誰がが持ち込んだらしく、現在繁殖中みたいです。ただもの凄く増えているという感じでもない。実体はよくわかっていません。
この写真は、ふだんよく行くフィールドのものです。ある日タヌキのためふんが始まったのを発見し、1ヵ月半後に見ると、なるほどてんこ盛りに「ためて」おりました。
12月24日 動物の毛(死んだシカを食べたか?)も混じっているが、半分くらいは某植物の大きな種ばかり。
1月24日 出るもののほとんどは種なのか(涙)。さあ、何の種でしょう?
このふんを一年くらい置いておくと
こうなります。
チコの実でした (ウソ)。
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コメント
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こんにちは。
質問があります。
ためふん、というのは、集団で貯めているものなのでしょうか?あるいは、お一人様用なのですか?
って分かるのでしょうか?
sometime,somewhere
投稿: sometime, somewhere | 2006.01.25 20:52
家族がいればみんなで使うようです。ここのタヌキはどうかな? 未確認ですが、なんとなく独り者の若いタヌキじゃないかなと思っています。
屋久島はなにしろ食べ物が少ないので、季節限定で得られる食べ物を探してさまよっているのかも。タヌキは屋久島で暮らし始めたばかりなので、まだ試行錯誤の段階なのかもしれません。
投稿: モスフォ3 | 2006.01.25 23:01
こんにちは。この「タヌキのためふん」を1/24に一緒に目撃させていただきましたMOCHAです。昨日屋久島を発って神奈川に帰ってきました。リバーカヤックで得た筋肉痛を癒しつつ旅行の日記を書き終えたところです。
投稿: MOCHA | 2006.01.28 14:52
おお、これはこれは、そのせつは。
そういえばお訊ねしようと思って忘れていたのですが、ViolaやViolinの語源って、どんなもんでしょう?
投稿: モスフォ3 | 2006.01.28 19:18
う。そんな難しいことを。と、あわててネットで調べました。
・violin という英単語は、1579年にイタリアから入ってきたもので、イタリア語では violino と書き、これは viola の縮小形です。(つまり「小さいビオラ」ということ)
・violaは、ラテン語vitula が語源とされています。vitula は「弦楽器」という意味で用いられていた単語です。
人にビオラのことを聞かれたら「バイオリンの少し大きいものです」と答えていますが、語源的には実は逆なのでした。
投稿: MOCHA | 2006.01.28 22:55
vitula=弦楽器ですか? ふうむ・・・
スミレとは関係ないのかな。
投稿: | 2006.01.29 15:43
再び調査いたしました。残念ながら、ハッキリとはわからなかったのですが、どうもスミレとは関係ないようです。
・紫(violet)からスミレ(viola)きているのかと思ったら、それはどうも逆順らしい。
・「(スミレの)violaはionを語源とするラテン古語」という記述がちらっと見つかったのですが、ionからviolaってちょっと遠すぎるような・・・?うーん。
・ちなみにスミレの語源は、大工さんの使ってた「墨入れ」に花弁が似てるから、だそうです。へーーーー。
投稿: MOCHA | 2006.01.29 17:36
スミレ=墨入れね。なるほど。
僕の調べによると、ラテン語vitula=弦楽器という用法は無いみたいなんですが・・・。
これは宿題かな。
投稿: | 2006.01.29 18:11
宿題・・・・・?まさかわたしの・・・・?名無しコメントはいかんですよ(と、話題をそらす)。
投稿: MOCHA | 2006.01.31 00:01
ためふん、ではないですが、どういうわけか、ここばかりコメントが溜まってゆきます(笑)。
ためこめ、といったところでしょうか。
狸というのは家族単位で行動するのでしょうね。で、おとーさんがうんしょ、としたところに溜まっていくという。
集団から独り立ちしたオスが自らのためふん所を作っていくというのもなんとなく想像できてしまいます。縄張り、ということなんでしょうか、と勝手に思っています。
投稿: sometime, somewhere | 2006.01.31 21:40
ためこめ(笑)。
本来自然史のブログなので(?)、歓迎です。
屋久島ではタヌキがデビューしてまだ日が浅いので、未知との遭遇状態で誰もが頭真っ白なんです。それだけに面白いですよ。
若いタヌキって、家族から遠く離れたところへ行こうとする習性があるらしい。
たしかにインベーダー侵入種なので、駆除するということになってるのですが・・・。
自然に悪影響を与えるおそれがある、というのだけど、本当にそうかどうか、私はまだよくわかりません。
ふんを見ている限りでは貴重な生き物を食べている、という感じではないし。
まずこのタヌキの一族が変な病原菌とか原虫とかを持ってないかどうか調べる必要はあるかもな、と思ってます。
投稿: モスフォ3 | 2006.01.31 22:23
あ、やっとそれらしい話題に戻ってきましたね。
ところで、タヌキはどうやって屋久島に入ってきたのですか。誰かが飼っていて逃げ出したものですか?泳いでくることはさすがにないだろうし。種で飛んでくることもなかろう。
(質問すると「どうしてだと思いますか?」と言われそうなので、とりあえず思いつくことを書いてみました)
投稿: MOCHA | 2006.02.01 01:28
種らしいですよ。木の実にふわふわの長い毛がついていて飛んでくるんですが、その木を種木(たねき)といい、タヌキの種名もそこから来ているそうです。
投稿: モスフォレスター4 | 2006.02.01 07:41
また、もうーーーーーーーーーーーーーーーー。なんかもっともらしいところが、くやしい。
投稿: MOCHA | 2006.02.03 02:00
「たぬきの頭に蜂が巣をかけている」by吉四六さん
投稿: | 2006.02.03 11:25