Scrambles in the Lake District
英国へ出張した海外遡行同人のCさんが、沢登りの載っているガイドブックを仕入れてきたという。
面白いので取り寄せてみたのがこの「スクランブルズ・イン・ザ・レイク・ディストリクト」 Scrambles in the Lake District Vol.2. Brian Evans
CICERONE GUIDE 初版1982.最新版2005.
イングランド湖水地方(スコットランドの南、リバプールのすこし北)の1000m以下の低山のガイドブックなのだか、「スクランブル」というのがこの地域の独特のジャンルらしい。
スケールはずっと小さいのだけれど、穂高とか北鎌尾根的な絵柄の2~3級程度の岩場に、楽しそうにしがみつく老若男女の写真がたくさん載っている。またGill(Gully?)と呼ぶ、沢のコースも載っている。
つまりスクランブルとは、ハイキング以上クライミング以下という感じの、けっこう危なそうなルートを手も使ってよじ登る「登山」といったものらしい。その愛好者を「スクランブラー」という。
いいですね。「スクランブラーズ」。(もみくちゃになったパンクロッカーみたいか)
湖水地方で沢登りができるというのは面白いなあ。天気悪いのでしょうけどね。
またこれは大先輩のMさんがこの本を見て発見したのだが、彼ら、登山靴で沢を登っている。いかにもヌメヌメの滝に取り付くお父さん見ちゃ居れん! そこで、滑り止めの方法として紹介されているのが、「靴の上から靴下を履くとよい」(泣)
日本の沢靴を持っていけば、スクランブラーの救世主になれそうな気もするが。それはともかく、ちょっと行って見たい湖水地方でした。
今日は京大の山極寿一さんと会食。
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