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2006.05.30

『黒と茶の幻想』

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YNACのサイトでも市川が取り上げているので、すでにご存知の方も多いと思います。屋久島(Y島)を舞台にした、恩田陸の名作です。文庫版がでました。

屋久島が舞台というより、屋久島に旅行に来て、一日ずつあちこちの森を歩いてフェリーで帰る、という旅行を枠組みとしたストーリー・・・、いや、ストーリーというストーリーではないんだな~。まあ、ネタバレは嫌うところであり、『夜のピクニック』に通じるジャンル? と紹介するにとどめます。

YNACのフォレストウォークのお客さんには、きっとよくわかる場面があることでしょう。

終盤の、トロッコ道を歩いているときの一節。

「明るい五月の午後。

一人の少女が藤棚の下で降るように散る藤の花を見上げている。」

ここを読むと、なぜか胸にぐっとこみ上げるものがあり、泣けてきそうになります。なんでしょうねこれは。

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