山の神祭り
本日は「山の神祭り」の日です。
山の神といってもけっこういろいろあるのですが、旧暦正月、五月、九月の十六日は大山祇神(オオヤマツミノカミ)を祭る日とされており、全国の山に関わる職場では休日として、慰労を行う日です。
屋久島ガイド連絡協議会(長いので略して『ガイ連』)でもこの日は業務を休んで様々なイベントや地域貢献、総会などを行っています。
ちなみにガイ連は屋久島で初めてガイド業者どうしの話し合いのために作られた組織です。屋久島観光協会にガイド部会を発足させて、業者間の連絡協議の場をそちらに移してからは、ガイ連はむしろ意欲的な若手エコツアーガイドの技術向上や共同研究のための組織として、日々活発に活動しているところです。
というわけで、本日は清掃イベントを企画し、宮之浦川の謎の不法投棄物件(?)処理と、栗生タイドプールのある塚崎海岸の清掃とに班を分け、ゴミ拾いをしてきました。
↑収穫の風景。前線が南下してくれたおかげで涼しくて助かった。炎天下の海岸ゴミ拾いはけっこうたいへんな労働になるもので・・・。
収穫ブツの中で面白かったのはこれです↓。オフィスまなつの彩ちゃんが引っ張っていたヒモをよく見ると・・・
漁業用のロープを飲み込んで成長したミドリイシ(サンゴ)でした。台風で壊れて打ちあがったようです。
海に潜ると、よくサンゴに破れた魚網やロープがごそっと引っかかっています。看板やガードレールなどをくわえ込んで成長した樹木、なんて最近よく見かけますが、サンゴもなるほどこういうことになるのですね。
小原の好みで紹介。台湾の水ボトルは打ち上げの定番ですが、これは台南の『中央山脈』。
こんがらかった魚網の打ち上げを切り分けて袋に詰めているところ。(左からヤッシー、すなやん、松本社長)砂がかんでいるので、すなやんのナイフはぼろぼろ。
それぞれ分別して全部で22袋ほどになりました。まあ少ない方ですね。
一応紹介しときますと、左から井坪会長(なないろの虹)、KACHIくん(元まなつ)、彩ちゃん(まなつ)、ヤッシー(ネイティブ)、市川(YNAC)、よっしー(ガイド協会)、すなやん、松本社長、小原でした。井坪会長の後ろに隠れているのは、訳あって照れている某君です。
このゴミは明日志戸子のクリーンサポートセンターに運びます。さて、今日はこのあとガイ連の総会@春牧福祉館。
« 雨の森@白谷雲水峡 | トップページ | 宮之浦川清掃 »
「エコツーリズムの動き」カテゴリの記事
- 2015.3.21 白谷線国立公園部分2車線化工事についての勉強会(2015.03.20)
- 平成25年 縄文杉登山者数(3月~11月)(2014.05.17)
- 縄文杉の腐朽枝を補強する必要はない(2012.12.19)
- 青森県奥入瀬の『モスプロジェクト』について聞く(2012.12.07)
- 太忠岳の登山道(2012.12.06)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
大量のごみですね。(@@)
ほんとうに、皆様ありがとうございました。
私も近場の山に登るときは、必ず、2,3個は、気がついた小さなゴミを拾って帰るようにしています。
登らせていただいている。のですからね。(^-^)
投稿: ゆか | 2006.06.12 22:17
うん。ちょこちょこでもみんなで拾ってると、本当にきれいになるよね。
投稿: モスフォ3 | 2006.06.13 14:11