オオヤマレンゲ
オオヤマレンゲの生育地は限られていて。屋久島では、二ヶ所にしかないといわれています。
一番大きな株は今が盛り。咲き終わった花もつぼみもたくさんついている。ちょっと遠いですが。
他の小さい株。もうちょっとで咲くところ。
間近に咲いている花はみつかりませんでした。
大峰山のオオヤマレンゲはシカに食べられて、名所ではほとんど防護柵の中にしか残っていないそうです。屋久島では高いところに着生したものがシカの口を逃れて生きつづけてきたのでしょう。
石塚山はその名のとおり、石の塚がたくさんあり、その岩の上が貴重な植物の生き延びる場所になってきたようです。
目の前には安房川南沢の広大な伐採地が広がっているはずですが、湧き上がる雲で見えません。ときおり黒味岳から宮之浦岳あたりの主稜線がのぞきます。
山頂にいると、林野庁森林環境保全センターの職員の方が2名制服姿で登ってきました。視察の仕事だそうです。
※明日から26日まで出かけます。今回は留守中更新はありません。
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