« オオヤマレンゲ | トップページ | 成分分析 »

2006.06.28

信州旅行その1

所属している海外遡行同人の総会と合わせて、4日ほど「信州旅行」してきた。

いい響きですね。信州旅行。

JRで、と思っていたが、いまはほとんど高速で移動するのだと教えられ、バスとレンタカーをフルに利用。東京~伊那谷~名古屋間の、行きたかったところをざっとつないできた。

まず長坂高根近くの『Team Serpa』。著名な友人が自宅脇ではじめた店で、日本手ぬぐいの在庫がなかなかのもの。今後の看板商品になるとされている「ふんどし」にも惹かれたが、まだデザインが少なく、今後に期待することにした。

コーヒーもうまかったが、驚くべきは強く勧められたドーナツ。そのもちもちとしたテクスチャーたるや、その辺で売っているものとは明らかに別次元だった。高速の通りすがりに長坂ICで一時降り立ってぱくついてゆく価値はあるものだ。どなたにも強くお勧めする。

自作の家もよかったが、ロケーションもすばらしい。なにしろ西に甲斐駒、北に八ヶ岳、東に奥秩父、北アルプスも小川山もすぐそこ。全部日帰り圏なのだ。

もちろん屋久島だって縄文杉も宮之浦岳も日帰り圏なんですが、やっぱり広がりがちがうんですな。

翌日向かったのは、『尖石縄文考古館』。茅野でレンタカーを借りて走る。

八ヶ岳といえば、縄文中期の一大文化中心として数多くの遺跡が知られているが、なかでもこの尖石は特別史跡として名高い遺跡だ。

ここの目玉はかの有名な国宝「縄文ビーナス」である。

06062326_029

お尻のかわいい縄文ビーナス。

また新たに発掘された「仮面のビーナス」や、これでもかといわんばかりに爛熟した、ありとあらゆるデザインの装飾土器の数々。

そして石製刃物の材料として世界最高のものだった黒曜石の鉱山がここにはあり、原料ないし製品が多い。尖石一帯はこれらの製品や半製品の交易の中心地だったふしもある。

次に高遠へ向おうとすると、そこに「諏訪大社本宮⇒」の指導標が立っているではないか! あの御柱祭の諏訪大社上社である。これを見落とす手はない。

_06062326_069

二之御柱にて。

諏訪大社の四隅に、例の斜面を引きずり落とされた4本の樅製の御柱が立てられている。一と二の御柱を見たが、期待したほど太くはない(下社のほうが、御柱は太いようだ)。二之御柱の脇には、巨大なケヤキが目を惹く。御柱はたびたび交換するが、このケヤキはその間ずうっと長く生き続けてきたのだから、この太さが、伝統の古さを物語っているということなのだろう。

前回の上社御柱のためのモミは、蓼科山で伐採されたらしい。八ヶ岳の斜面に広がる縄文の斜面を諏訪湖に向かって柱を曳く。ほとんど星野之宣『ヤマタイカ』の世界である。

(続く)

« オオヤマレンゲ | トップページ | 成分分析 »

コラム」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/81173/10710849

この記事へのトラックバック一覧です: 信州旅行その1:

« オオヤマレンゲ | トップページ | 成分分析 »

フォト

Twitter

リンク集

無料ブログはココログ