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2006.07.19

夏の黒味岳

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夏の黒味岳東峰東面ドーム。強い南西風に、美しいジェット気流(?)のような絹雲が発達しています。強い日差しと暑さを覚悟していったのですが、風で涼しく、助かりました。

夏の花が咲いています。

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名花シャクナンガンピ。屋久島固有種で、国内で近縁のものは一種しかない貴重種です。ジンチョウゲの仲間で、これが咲いているとあたりに芳香が漂います。

 

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ヤクシマアザミ。花はまだですが、あまりのトゲの見事さに撮影。アザミ類のなかでもトゲトゲしさでは国内NO.1。

シカの食圧の強いところではトゲの強力な種が優先することがわかっています。ヤクシマアザミは、常にシカの強い食圧がかかる厳しい環境のなかで進化した屋久島独特の固有種だといえるでしょう。

 

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マルバヤマシグレのつつましい花。つぼみの先がちょっと割れておしべがのぞきますが、こんな花にもさっそく夏の昆虫が集まってきます。ヤクスギの枝元などに着生しますが、日当たりのいい高地では、岩の上などにも生育します。しかしシカの口が届く地面に生えることはほとんどありません。

 

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ホツツジ。天狗の鼻のようなめしべが特徴的。山頂部の岩のクラックに着生していることが多いようです。 

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黒味山頂近くを歩いていたヒキガエル。今年生まれのオタマジャクシがもう2cmほどの子ガエルに成長しました。何も考えていないのか、向こう見ずに垂壁を登って行きます。

 

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予定外の長時間、山上に滞在しました。

充実した一日。

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屋久島のようす(自然史)」カテゴリの記事

コメント

ホントに充実した1日でした!ありがとうございました♪屋久島訪島史上最強の筋肉痛を抱えながら無事帰宅しました。三年のブランクは大きい。キナバルに向けてトレーニングしなきゃ(笑)

キナバル、行きたいですね。
そういえば、森をぬけてながめのいい灌木帯から岩盤にでてゆく感じなど、黒味岳はミニキナバルのおもむきがあるなあ。

標高はぜんぜん違いますけどね。(筋肉でもつけますか♪)

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