フィールドライフ 夏号
シェルパ斉藤さんが、「フィールドライフ」に『ニッポンの山をバックパッキング』を連載されています。その夏号に 「Vol.8 ゼロ・トゥ・ゼロの屋久島の完全縦走」 が登場しました。
梅雨前期の屋久島の大雨をくぐり抜け、楠川港⇒白谷⇒高塚⇒鹿之沢⇒花山⇒大川之滝というきれいな横断ラインでトレースした紀行文です。
様々な経験を積みかさねてきた人のしっかりとした視座、広い確かなまなざしというものは、日々混沌にもてあそばれている者にとって、ほっと一息つかせてくれる力を持っています。
ルートの最後を締める、花山登山口から大川之滝まで2時間弱のダメ押し的林道歩き。これをiPodで2枚組の新譜を聞きながら流す、というテクはちょっと思いつかなかった。林道歩きというのはまあ必要悪のようなものだから、一人のときこれはいいかも。
思えば梅雨前期までは快適でした。夏の屋久島の山はとにかく暑いです。炎天下の林道を2時間なんて歩いていると、本当に熱中症になりかねませんから、ご注意を。登山適期はやはり春~初夏と、秋~初冬。これからなら、10月~11月がいいでしょうね。
いいですよ、斉藤さんの文章。
(以前紹介した「岳人」6月号の岩城さんの記事もよかった。やはり一人の山歩きはいいなあ。)
このフィールドライフはフリーマガジンで、全国の登山具店やアウトドアショップでただで配布されています。ちょっと紹介が遅くなりましたが、まだ手に入ると思います。
→送料のみで送付もしてくれるようです。http://www.sideriver.com/ec/html/item/001/004/item3136.html
(yumeoさん、連絡ありがとうございました!)
« ビリケンじゃない、バリケンだ! | トップページ | 高気圧! »
「屋久島本の世界」カテゴリの記事
- 『屋久島の自然図鑑』神嵜 真貴雄著(2015.04.29)
- 『ネイチャーガイドと歩く屋久島』 ブルーガイド(2011.07.11)
- 『屋久島ヒトメクリ』5号発行(2011.06.18)
- 「屋久島」 大沢成二写真集 出版(2011.04.27)
- 『屋久島ヒトメクリ』4号 2011.1.18(2011.01.19)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント