湯川(ユーゴ)の滝 MCC with KYC-OLD
湯川林道下の滝。終了まぢか。
KYCとMCCのジョイントで、湯川の滝へゆきました。
KYC熊本ヤブコギマーズクラブはかつて屋久島の沢登り地域研究にとりくみ、記録集「やぶこぎまあの足音 屋久島編」を発表した山岳会です。この本は屋久島の沢登りのバイブルというべきもの。
湯川(ユーゴ)の滝は、平内と湯泊の区境の湯川橋から山の中腹に見えるあの滝のことです。何段もの滝がねじれながら高さ200mほど続く名瀑ですが、近づける一般ルートはありません。険しいその両岸は、屋久島南西部低地では唯一といっていい照葉樹林の原生林に覆われています。
湯川の滝、左岸の高巻きから4段目落ち口への15m懸垂下降。
湯川の滝3段目、V字上岩溝100mを4段目の落ち口から見下ろす。
4段目落ち口にて。
5段目。
6段目の登攀。
ほとんど高巻きばかりながら、ところどころで滝の景観をのぞけるので、爽快感のあるルートです。
この滝の下降の下見も兼ねていたのですが、なかなか手ごわそう。
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コメント
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湯川の滝を間近に見て、やはり素晴らしい滝ですね。登るのはおろか、下るのも大変ですよ。とにかく堪能しました。有り難うございます。
投稿: KYC-OLD | 2006.08.14 23:42
3段目のあのスケールが、こんな写真では表現できていないんですよね。左岸にしかルートはとれそうにないのですが、登るよりも下る方が難しい、ということもあるかもしれませんね。
投稿: モスフォ3 | 2006.08.15 21:26