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2006.09.23

『座談会』みんなで語ろう!屋久島の自然・観光・島づくり!

屋久島タイムズ/東大林政学研究室の主催の「[座談会]みんなで語ろう!屋久島の自然・観光・島づくり!」が安房総合センターで行われました。が、う~ん、どうも紹介の筆(キーボード)に気が乗らない。

情報提供として柴崎茂光(岩手大)さんのスライド講演があり、その後に質疑と座談という段取り。

この講演のベースとなったアンケートが、屋久島高校生が地域の大人とともに自分の集落を歩いてまわった、というのがミソ。結果の分析が不十分な気がして物足りなかったけれども、まあいろいろ考えさせられる会ではありました。

それにしても「島民のみなさんの約6割が、世界遺産登録前より現在の自然環境が悪くなったと答えられました。」 というコピーはあまりにも陳腐。気に入らないものを思い込みで声高に非難したところで、事態がよくなるはずもない。

印象的だったのが下のスライド。

060923_002

(柴崎茂光2006年9月23日座談会みんなで語ろう屋久島の自然・観光・島づくり!情報提供スライド講演より)

これは屋久島の管理のための予算フロー概念図です。「観光客」⇒「林野庁」と太いラインで金が流れていることがわかります。白谷とヤクスギランドの協力金です。

行政機関その他が、てんでにこういう太いラインを自分のところにも引きこんでゆくと、それこそ屋久島の将来はどうなることやら・・・。

それはさておき、座談会では、「観光客がゴミを捨てていくので困る」というような発言やらがやっぱりあるので疲れました。観光関係者が儲かってもうちの集落には関係ない、というような人もいました。わかってないな~と思うし、ここでいろいろ紹介してコメントしたいのはやまやまなのだが、疲れたのでさぼります。

詳しい内容はそのうち「屋久島タイムズ」で紹介されるんじゃないかと思うので、そちらをどうぞ。明日は宮之浦でも催されます。

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