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2006.11.01

10月31日 登山道整備リーダー会

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あの益救参道を伝統工法で整備したTさんの指導で、ガイド部会登山道整備班が、登山道の石組み工事技術を学んでいます。上の写真はその研修会で作った淀川~花之江河間の石組み部分。

うまいもんでしょう? 石組みは石さえあるところなら、とても有効な技術です。石がなければ、ヤクスギの倒木がいい素材になる。

昨日のリーダー会では、この研修のほか、前回の会で優先度が高いとされた投石平周辺の丸木橋の補修(郷班改め斉藤班)、大株歩道の木道の点検(野々山班)、愛子岳歩道(末野班)モッチョム岳(斉藤班)などの報告書が提出されました。

11月は、その他のルートの本格的な点検整備にはいります。予定路線は永田岳のササ刈り、永田歩道、花山歩道、栗生歩道、湯泊歩道、尾之間歩道+蛇之口滝ハイキングコースなど。

ところで、小原班改め佐藤班は、都合により石組み研修を受けられませんでした。

代わりに何をしてたかというと、「石工」です。

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投石平の前後の岩場2箇所。 ロープがはってあるもののスリップしやすく、一般登山道としてはちょっとした難関。

ハンマーとタガネを手に、ひとつのステップを彫るのに10分~15分程度かかります。全部でステップを19個、彫りました。

061030suteppu

こんな感じ。タガネの彫りあとは、この写真ではよく見えませんが・・・島外のかたはぜひ現地通過の折にでもご覧ください。

 

「・・・しかしな、あのステップって、100年は残るんだよな。」

「・・・そうですね 」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

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コメント

いつもご苦労様です。でも,モスフォレスター&登山道整備役員?の席をOさんは佐藤さに譲った訳ではないですね?!夏の縦走では負傷中だったにもかかわらず,お世話になった佐藤さんに感謝してますが(本当にありがとうございました),山登りの度に整備された部署を見つけるのが結構楽しみです。
写真にも出ていますが,花之江川~投石など,特に冬場,メインの登山道でも湧水が流れてアイスバーンになりやすい場所など普段から滑りやすい場所などは,少しの気遣いが嬉しいものです。
進化するポットホールも含め,ますます屋久島から眼が離せませんね!!

整備作業、大変お疲れ様でした。
いやはや、心の葛藤が起こりそうなテーマですね。
「無事に帰る事が何よりのお土産」か「残していいのは足跡だけ?いいえ、感謝の気持ちだけ」のどちらを取るべきか・・・
それにしても、石積み技術は人工物の気配をほとんど感じさせない良い知恵ですね。実に素晴らしい。

種子島じゃあ、3万年前の石器が出てきますからね。

下手なものを石で残すと、ほんとに末代までの語り草になるので、いい仕事しませんと。

ああいうちょっとした岩場を、あえてロープや人工物を使わずにクリアする、なんて遊びをよくしますし、多少の危険箇所は登山のスパイスだと思います。

でも作業の前に現場で某Y団体ツアー30人様の様子を見てたら、お父さんは競ってすばやく降りようとしてつぎつぎにずっこけるし、お母さんは「私はこんなところ目をつぶっても降りられるんだけど…」とかつぶやいてるし。高齢者って、ああいうところでものすごく見栄を張るのね。

それで、なんかこちらも顔がマジになりまして、「…念入りにやっとかないとな」 というわけです。

ああ、この「・・・・・・」は自己採点の沈黙だったのですね。
上記のキーワード見ていたら、エジプトの遺跡に「近頃の若いもんは、なっとらーん!」と数千年前のオヤジがグチを彫っているのが発見された、という話を思い出しました。
ユーモアのある遺跡もたまにはいいもんです(笑)。

自己採点、というよりは、エジプトの古老が現代を見晴かしたときの感慨、とでも申しましょうか…。

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