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2006.12.30

モッチョム岳2006.12.28.

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やっかいな岩場を越え、険しい山道を緊張しながらのぼりつめた頂上からの太平洋。1000mの高さから見渡す180°の青海原です。

冬型の気圧配置になり、北西の寒々とした風が吹きまくり、屋久島中が大荒れの天気なのですが、こんな日もモッチョム岳はいい天気で、北東側(左)と南西側(右)を回り込んでゆく雨雲を尻目に頭上には青空が広がります。

屋久島の連山を全部まとめて『八重岳』と称します。

深田久弥の日本百名山で『宮之浦岳』が屋久島の山の代表名とされたこともあって、現在はあまり使われませんが、こちらの方が山の総体のイメージをよくいい表している。

この八重岳の巨大な山体が立ちはだかって北西の風の雲を左右に押しのけるため、風下にかくれてちょこんとそびえるモッチョム岳は好天に恵まれるというわけです。

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この季節、モッチョムで目立つのがアオキの大きな赤い実。モッチョム岳や蛇之口滝にはシカが少ないので、好物のアオキがたくさんあります。シカの多い白谷や西部では、私はみたことがありません。

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冬の花といえばこれ。生きた化石にして屋久島の固有種、オオゴカヨウオウレン。陽がよく当たって暖かいモッチョム岳は、島内でも最も早くこの花が開花し始める地域です。

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万代杉。いつも力強い。

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初春の定番の花、サツマイナモリ。この花が咲くと、春も遠からじ、という気になります。

寒さはまだまだこれからですが、屋久島南東部は寒波の直撃を受けずに冬をやり過ごせるパラダイスです。

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