« 2006年12月 | トップページ | 2007年2月 »

2007年1月

2007.01.30

めまぐるしい日、永田岳積雪あり

本日は所用があり鹿児島へ日帰りでいってきました。始発のトッピーで10時前に鹿児島着。中央駅アミュプラザの『野の葡萄』でうまいバイキングをたらふく詰め込み、ダッシュで昼過ぎのトッピーに飛び乗って屋久島に戻り、15時から会議。宮之浦港に降り立つと、羽神岳が真っ白でした。

(バイキングを食べに行ったわけではありません。せっかくの鹿児島でしたが、見たかった『硫黄島からの手紙』を見るヒマもありませんでした。)

夕方会議中に畏友志水哲也氏から電話あり 「いま永田岳にいるんですが、粉雪で積雪40センチぐらい。ロングスパッツの上くらいです」 とのこと。

ヤクスギランド~淀川登山口間は積雪で、現在通行止めです。

う、さむ 。

2007.01.29

イルカ@立神北上

070121tategaminoiruka_001_1

1月21日、西部の立神でイルカの群れを観察。

かなりの大群がゆるくジャンプしながら立神のそばを北へ向かってゆきました。 ⇒「070121_001_7.avi」をダウンロード  (4.5MB)

ちょっと遠すぎるのですが、それでも大勢でじゃぼんじゃぼんと右方向へ移動してゆくのがわかります。3mくらいの大きな個体が多く、全身が灰色のものと、横顔に白い班のあるものが混ざっていたようですが、種は不明です。

運がいいと、このように移動したり、潮目にあつまった魚を食べに殺到して来たりするシーンを見ることがあります。

ごくたま~に、ですが。

2007.01.27

GoogleEarthがずれる

Googlekurio_1

最新版のGoogleEarthで見た屋久島の栗生付近。海岸線から実際の画像が右へ(東へ)ずれています。

まんなかの栗生川の谷線は、右の斜面に乗り上げてしまっている。なんだか屋久島の皮をはいで100mほど東へずるっと引っ張ったような感じです。

こういう画像は、デジタル地図データ、をつかっています。緯度と経度を細かくメッシュにして、それぞれの標高を数値とします。これを使ってバーチャルに実際の地形を表現し(これがホネ)、そこに衛星写真や航空写真(これが皮)を貼り付けて、地形のミニチュアを表現するわけです。

このときに、もし緯度経度の座標軸がずれていると、皮とホネが合致しないことになります。

周りの国を見てみると、ずれているのは日本国内だけらしい。今回の最新版からゼンリンがいろいろデータを提供しているようなので、なにか手違いがあったのかもしれません。調べてみないと。

2007.01.25

『大屋久島展』 @有楽町 2007.1.26-27.

2002ponnkann_047_1
東京方面の方へお知らせです。
  
屋久島観光協会主催の 『大屋久島展』(!)が1月29・30日に有楽町で開催されます。
  
YNACの松本社長は、1月26・27日に東京ビッグサイトで開催される「国際サンゴ礁年2008説明会」とパネルディスカッション「サンゴ礁保全にダイバーができること」に参加しますが、その後『大屋久島展』に常駐してポンカン配りなどいたします。(今回は太鼓の演奏なし)
 
月・火という日程で恐縮ですが、よろしければ、どうぞお誘い合わせの上お越しになり、プレゼントなど受け取ってやってください。
  
        ■ 開催日時
      2007年1月29日(月)・30日(火) 午前11時から午後6時まで
 
        ■ 開催場所
      東京千代田区有楽町駅すぐ ふるさと情報プラザ前
      詳しい場所はコチラ→<ふるさと情報プラザ 所在地

        ■ イベント内容
      屋久島の写真展をはじめ、特産品展示販売や街頭でのプレゼント配布など
   盛り沢山なイベントです。 皆様のおこしをおまちしております。
      ※入場料等の費用は一切かかりません!お気軽にお立ち寄り下さい。

        ■ プレゼント配布内容
      ・屋久島観光パンフレット各種
      ・縄文水 500mlペットボトル(南日本酪農様御提供)
      ・ポンカン(屋久島産のみかんです)
      ・屋久杉の香り(屋久杉の切り屑の袋詰めです。杉の香りが楽しめます)
 
配られるプレゼントには限りがありますので、両日の昼休みの前あたりが狙い目です。ちなみに今年のポンカンは糖度12%越えが普通というすばらしい品質と評判で、例年をはるかに上まわるおいしさです。

2007.01.24

縄文杉の役割

知人から、縄文杉に集中する大勢の人を、島内の他のエリアに分散させることについて意見を求められたので、思いついたことを書き送りました。ここにも紹介しておきます。(一部推敲)

040512829jyoumonsugi139

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

I  様

ご連絡ありがとうございます。
 
屋久島の地域経済が激動する時代に、観光をテーマとして若き研究者が取り組んでくださるのは、非常にありがたいことです。私にできることは協力しますので、必要がありましたらどうぞ連絡してください。
 
YNACは縄文杉への日帰りツアーはありませんが、縄文杉1泊2日のフォレストウォークは行っています。縄文杉を否定しているわけではありません。雑踏にもまれながらひたすら歩いてくるのではなく、混雑を避けてじっくり森の姿を見てくることが、より高い価値を生むと考えるからです。
  
縄文杉コースの環境負荷対策の件に関しては、前提として2つの側面から押さえておく必要があると思います。
 
①「環境負荷」は実際にはどのような形でどの程度起きているか。(思い込みやイメージによる決め付けを廃し、生態学的・地形学的及び環境保全工学(?)の切り口から正確に実態を把握する)
 
②「縄文杉観光」を求める訪問客の実態と動向。それに対応する屋久島地域の観光業を含めた経済構造の変動
  
我々が今考えているのは、屋久島の果たすべき「役割」ということですね。
これからの社会でこの自然をどのように役立てて行くべきか。
 
単にお気に入りの屋久島にはまってしまった、という向きへのサービスだけでなく、屋久島に来たことで視野が広がるような、より深く訪問客のためになるサービスシステムを作れないか、というようなことです。地域としてよりポジティブに観光業をデザインしてゆくにはどのような方策があるか、といってもいいです。
 
たしかに現状を見ると、ハイシーズンに縄文杉その他のエリアでなんらかの利用規制をしてゆく必要はあると思います。
 
同時に、縄文杉に惹かれて屋久島を訪れたのだけれども、そこで初めて大自然の楽しさ、面白さ、素晴らしさを知り、その厳しさも体験し、目からウロコが落ちた、という人が、若い世代に非常に多いのです。
 
つまり縄文杉が案内者となって、屋久島の多様な大自然を体験するというドアが開かれる、という構造になっている。このことは将来に向かって非常に重要になってくるのではないかと思います。
 
また屋久島という地域はこれまでの産業がことごとく凋落してゆくなかで観光業だけは伸びており、島内でも観光業への傾斜が強まってきているという現実があります。すでに(ガイド、交通、宿泊、弁当などからなる)「縄文杉産業」というべきものが、数十億円単位という実態を持ってきています。
 
この傾向は今後も続くと思われますので、ガイド業ひとつを取ってみても、世代を交代しながら新規就業が続いてゆくことになります。この人材育成のためにどのような方法があるか。地域として観光業の質を高めてゆくにはどうしたらいいか。
 
前途多難ではありますが、将来を切りひらいてゆくという張り合いを感じます。
 
とりあえず思いついたことを書いてみました。もうすこし考えてみようと思います。

2007.01.22

センター試験にYakushima Eco-Tour登場

07021_014

07021_013

センター試験の、それも英語に屋久島エコツアー登場です!

「鹿児島空港発着日帰りヤクスギランドお1人様35,000円」

・・・本当にあるのかな、これ?

安房ダウンタウンでフリータイム1時間といわれてもねえ、どうしましょうか? 

ところで安房ダウンタウンってどこ?  

試験の問題は、問1「このツアーのオンライン予約の特典はなにか?」と、問2「広告の内容として正しいのはどれか?」というようなものでしたが、受験生のみなさんは正解できたでしょうか。

まあ、海外旅行をネットで予約することを考えると、実践的といえば実践的。

2007.01.17

イナカ浜ビーチコーミング

0701179

冬場のビーチコーミングは韓国や中国など大陸系のえものが多く、なかなか楽しいものです。

上の写真は中が黒くなってますが、「ミャンマーのおいしい水」。文字はビルマ語(今なんていうんでしょう?)でまったくおてあげです。

070117_1

こちらは掘り出しもの。新疆の吐魯番(トルファン)産の種なし干し葡萄。

ガイド連絡協議会新年会@宮之浦公民館 2006.1.15.

070115_002

ガイド連絡協議会の新年会がありました。

今年は海外研修に行っている人が多く、こじんまりと。

でも誕生日とミステリーサークルの話は盛り上がったなあ。ありがとう、Kくん! ただ最近M社長の説教が長いような気がしますが・・・。

2007.01.16

原生フォーラム2

続きです。

生命の島』編集長、日吉真夫さんによる基調講演。

われわれ人類がいかに地球を独り占めし生態系を破壊しているかを改めて正しく指摘し認識させ、自分が何をするべきかを問う、オーソドックスな論旨をぎらりと研ぎ澄まされた言葉でたんたんとたたみかける。

なかでも最も重要な指摘は、ことばの真の意味を考える、ということだったと思います。

「自然と共生する」というようなことばの意味をおろそかにするな、あやふやにされた耳あたりのいい決まり文句で語って安心するな。

そこで暮らしていて近くに自然がある、というような生ぬるい解釈で使われているが、「共生」の真の意味はとは互いにのっぴきならぬつながりをもって、生きなければならない宿命のことだ。そのことばの意味を、言霊を正確に考えなおせ。

という意味だったと、私は理解しました。

趣旨が明快だとはいえなかったこのフォーラムに、深々と柱を打ち込むような1時間だったと思います。

後に続くパネルディスカッションの冒頭で、座長の日下田屋久杉自然館館長が、「これはいい加減な言葉を使えなくなってしまった」と、やりにくそうに言って会場の笑いを誘っていました。

このパネルディスカッションは、指定地域をどう保護するか、というより、原生自然を有する自治体として何を考え、実行してゆくか、という趣旨だったらしいのですが、屋久島をネタに屋久島関係者+知床ゲストが語る、という人選になっていて、狙いがイマイチ。

むしろせっかくはるばる来ていただいたゲストの皆さんに大いに語ってもらうべきだったと思います。現にパネラーで一番おもしろかったのは、知床を擁する斜里町の村田環境保全課長だったのです。村田さんの話はもっと聞きたかったのですが、時間切れでした。

北海道の新得町、南アルプス深南部の川根本町小笠原村などの話や意見を、5分程度の報告などではなく、もっとさまざまな面から聞きたかった。もったいない。

2007.01.15

第8回全国原生自然環境保全フォーラム@安房

04041416_089

屋久島原生自然環境保全地域。

屋久島の南西、小楊子川の流域に設定された保護区です。花山歩道はこのエリアの北の境界線尾根に、栗生歩道は南の境界線尾根にあり、どちらも深い森のなかをとことん歩ける味わい深いルート。

全国に5箇所しかないこの原生自然環境保全地域を有する地方自治体が、持ちまわりで毎年フォーラムを催していますl。今年は屋久町が当番でした。

070114_013

↑パネラーに松本社長が出ました。

地味なりに面白い会でしたが、せっかく全国から同志(?)の首長が集まったのに、各地の話をいろいろ聞く機会を設けていなかったのがちょっと残念です。

2007.01.10

小花山の雪

070110_054

蛇紋杉の上、小花山の積雪。

残っているところで5cmくらいか。標高1100mあたりで、大体こんなもんです。太忠岳(1497m)山頂で30cmくらいあるようです。

070110_065

蛇紋杉の東屋。屋根に少し残っている。午後のやわらかな光です。

070110_073

近くのツガの倒木。倒れていた雪だるまを助け起こすと、目がついていた。

070110003

入口の温度計で、7℃。

風がなければそれほど寒くありません。

2007.01.09

「日本の貴重なコケの森」

050530_180_1 ヤクスギランドの蘚苔林

昨年末、「蘚苔類研究 第9巻第4号」が届きました。

目次のなかで目を惹いたのが「日本の貴重なコケの森」選定の告知です。

これは日本蘚苔類学会の事業で、選定委員長は屋久島のコケ愛好者の導師(メンター)である西村直樹さん(岡山理科大教授)であります。

屋久島では、白谷よりも、「荒川流域」を私は推したいな~。年間降水量記録日本一を誇る圧倒的な蘚苔林にして、コケ多様性のホットスポット!アクセスがよく、淀川にもヤクスギランドにも入れるし太忠岳もビャクシン沢もあるし。フウチョウゴケの再発見というイベントもあったので、範囲を本流筋まで拡げて「安房川流域」でもいいのかもしれません。

まあ『屋久島のコケガイド』もあることですし、いずれにしても屋久島が選ばれるのはまちがいないでしょう。

この選定事業は、単にめでたくコケの森100選をえらぼうというものではなく、その芯には重要なコケの生育地を破壊から守る、という切実な問題があります。「その『種』の生育を可能にしている『地域』全体を保護・保全する」 ために 「私たちに何ができるか?」というコケ研究者・愛好者の自問への回答としてこの事業は計画されているのです。

地域フィールドに生きる私たちにとって、この問いは永久にのしかかる重い課題でもありますが、まあそれはおいといて、楽しそうな選定の試みに注目したいと思います。

070109_018_1

この第9巻第4号は兵庫県立人と自然の博物館秋山弘之さんのご活躍(といいますか孤軍奮闘?)により、屋久島特集の感もあり。

また、あの「ナンジャモンジャゴケ」の発見者として有名な故高木典雄先生の追悼記事が載せられています。

淀川線積雪で未だ通行止

070109heyakaraasayake_001 久しぶりの朝焼け

 

町道淀川線(ヤクスギランド~淀川登山口)、積雪のため当分の間通行止め、とのことです。天候は一気に回復するかと思われましたが、天気がうす曇のやや寒で安定しており、雪が解けないようですね。

山はまさしく冬になったわけです。

町が「当分の間」というときは、今せっせと除雪してます、という意味のことが多いので、まあそのうち開通するでしょう。明日ヤクスギランドを見てきます。

070109_021 屋久町の防災無線の室内機

ところでこういうリアルタイムな情報は、屋久町の各家庭に配備されている『防災無線』からいち早く流れます。3時に流れるラジオ体操も、夕方尾之間温泉で湯上りの頃合に大音響で放たれる町の放送も同じソースです。

上屋久町では電話線を利用した有線放送『オフトーク』が同じ役割を果たしています。

この手の情報伝達システムは全国の僻地や離島に相当な割合で配備されていて、旅行の折に耳にしてびっくりされる方も多いようです。・・・いや、びっくりしますよね、あれは。

よく出先でこれを聞いて、地方の民度が低いとか、自立心がなくて鈍感だとか、いろいろ批難するアウトドアライターみたいな人がいますが、・・・確かに私でもこれはあんまりではないかと思うことも多いのですが、でも「・・・先ほど午後のジェットフォイルトッピーは全便欠航が決まりました」なんて情報を、屋外労働の多い島内でいち早くみんなに知らせよとするなら、他に手はなさそうです。

鈍感には・・・確かになってるかもしれませんね(笑)。でもある程度サイズの小さな社会では、「みんなに知らせなければ」という連帯感が当然のこととしてある、ともいえそうです。

うっとうしくもあり、暖かくもあり、というわけです。

2007.01.08

ヤクスギランドまで通行できます

観光協会西川くんからのメールを転載します。ついに立場逆転か!

最新登山道情報 平成19年1月8日

2007年1月8日AM11:00、安房からヤクスギランドへ7.7kmの区間の車両通行止めが解除となりました。ヤクスギランドへは行く事が出来ます。

紀元杉及び宮之浦岳・黒味岳への登山口である淀川登山口へは、依然通行規制中ですので御注意下さい。

なお、荒川登山口に関しての情報は入っておりませんが凍結の恐れもありますので、チェーン等のない車での通行はお勧めできません。

文責:屋久島観光協会 事務局 西川 高司

2007.01.07

ランド線通行止 2007.1.7.

やはり冷えこみました。(とはいえ平野で8:00現在、屋外9.8℃、室内14.4℃ですが)

三野岳(船行前岳)の西側の稜線894mPあたりのヤクスギに、ちらりと白い樹氷が見えます。安房前岳965mは黒々としています。

県道ヤクスギランド線は、ランドから7・7キロ下までが積雪・凍結のため通行止。荒川林道にも入れません。宮之浦岳や縄文杉方面のアプローチは当面使えなくなります。白谷線は通れるようです。

また、種子島屋久島に暴風警報発令中です。最大風速は、陸上海上ともに25m/Sとのこと! ときおりそれらしい突風が吹きぬけます。午前中のジェットフォイルやフェリーは全部運休です。

やっと冬らしい一撃がきました。

2007.01.06

今晩から大荒れ

3日の午後から雨が降り続いていましたが、今夜あたりから激しい冬型になりそうです。

06010615

気象庁アメダス画像)

先ほど種子島で北西風が、風速19m/S という台風なみの強さで吹きました。現在少し弱まってはいるようですが、これから屋久島も荒れてくるでしょう。山では風雪になると思われます。

正月いらいの気温の高さで、安心している人も多いのだろうと思いますが、あしたはけっこうやばそうです。

2007.01.02

2日は雨

低気圧接近中。朝からしっかり雨。

雨があがるらしい明日に焚火の可能性を賭けて、芋煮会は、明日の12時からに延期です。

2007.01.01

新年おめでとうございます

070101_002

屋久島は穏やかな新年を迎えています。

・・・が、先ほどから暖かい雨が降り出しました。あすは低気圧が通るので、風が東から北西に変わり、すこし冷え込むようです。山で正月を迎えた方には少々やっかいな状況かもしれません。

わが家ではあす芋煮会を予定しているのですが、どうでしょうね~。午前中は難しいかな。

それでは今年もどうぞよろしくお願いします。

070101_024

車のボンネットにシイの落ち葉が一枚。

« 2006年12月 | トップページ | 2007年2月 »

フォト

Twitter

リンク集

無料ブログはココログ