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屋久島の子供は川で遊べなければいけません。男子8名を連れて安全な川遊び講習です。
川での実力を養うには、とにかく自主的に場数を踏んで、多少危ない目にも会いながら、危機管理を覚えてゆくというのが王道なのですが、そうすると必ずカッパに引かれる子が出てしまうのも現実です。
野外で安全を確保する方法としては、PFD(ライフジャケット)必携、が最も有効でしょう。
というわけで、全員ライフジャケット着用の上、まずロープレスキュー。溺れた人役と助ける人役の2人1組で、ロープを投げて助ける練習&助けられる練習。なかなかストライクが決まらず、外れたロープまで溺れた人役が泳いでいって(笑)、それから引っ張ってもらうということになりがちでしたが、まあそれも経験。
それからコンタクトレスキュー。溺れた人めがけて泳いでいって岸まで引っ張って助けてやるという、かっこいい救助法です。でも下手をすると1人で済むところが2人になってしまうというリスクの高い方法でもあります。これについては、救助は基本的に陸上から行うものである、ライフジャケットがないときには絶対にやらない、と深く釘をさしておく。これもまた経験。
小1時間もやっていると集中力が切れてくるので、練習はそこそこにしてあとは放してやります。遊びタイムです。
スノーケリング。
飛び込み。
最後は時間までみんなでハゼ捕り。ヨシノボリなどいくらでも取れるので大漁して、帰ってからから揚げにしてみんなで食べました。
梅雨明け+台風明けの屋久島を、席巻しつつある小さな“クロアリ”といえば、島内に住む方はすぐに、ああ、あのアリだ! と思うでしょう。
ふと気がつくとどこかのすきまから猛烈な勢いでアリの行列が入り込んで来るのを発見する。
行列をたどってゆくと、その先は、ゴミ箱(鹿児島では「ちり箱」という)のなかのアイスの袋であったり、生ゴミのタマネギの芯であったり、さらには、ござの下や棚の裏の手ごろなすきまに、新たなコロニーを建設しようと入り込んだ数千匹の群衆だったり(ギャ~と叫んでパニック!)。
大汗かきながら掃除機で吸い捕ろうと、熱湯をぶっかけようと焼け石に水で、結局家の周囲に白い粉を撒いて結界を張るしかなくなるのです。
このアリ、たぶん『アシジロヒラフシアリ』という種。アリの同定などしたことがありませんが、「日本アリ類画像データベース」を参考に立体顕微鏡でよーく見て、多分間違いないだろうということにしました。
体長2.5mmくらいの黒で、足が白い。どちらかというと炭水化物食で、ありがたいことに人に噛み付かない。
かのウォレスによってスラウェシ、セーラム、テルナテなどの島々で初めて採集された由緒ある種で、いまや人に付いて世界中の熱帯~亜熱帯に広がっているコスモポリタンだそう。上記サイトによれば、
“・・・しばしば働きアリの個体数が数百万に達する多巣性コロニーを形成する。”
亜熱帯林自然林を間伐(←これはほんとに無駄な作業なのですが)すると、このアリが増えるそうです。屋久島でも台風4号の後、森の中を歩けばこのアリがもの凄い勢いで活動しているのを見かけます。台風による森の撹乱をチャンスとみて、せっせとコロニーの拡大を計っているのでしょう。
・・・人間としては、家の中に支所コロニーを作られても困るので、毎朝大汗かいてアリ捕りに励む今日この頃です。
子供さんをうちに遊ばせに来た役場の方からの情報です。
町道荒川線が路肩決壊で通行できません。現場は急峻な斜面で修復は無理。山側を大きく削り取るしか方策がないらしく、本日屋久町は環境省・林野庁と協議にはいるとのことです。大工事になるようなので、しばらくかかるでしょう、とのことです。
この結果、少なくとも7月一杯は荒川登山口は林道を3kmくらい余分に歩かないと使えないということになります。白谷からの日帰りは元気もの向きですね。荒川入山に比べると、白谷からの入山は標高差300mの辻峠越えが行き帰りで2回プラスされるので、大変です。
夏休み前半は、縦走ならまだしも、縄文杉の日帰りはやめといたほうがいい、ということでしょうね。
台風14号、長いこと吹き荒れてゆきました。屋久島の西から北を通って指宿を直撃したようです。屋久島の雨は上屋久側が多く、宮之浦で累積雨量828mmを記録しています。なかなかです。安房西の363mmが少なく感じられますね。
川は台風の雨で増水するとなぜか引くのが遅く、場合によっては一週間くらい増水しっぱなしなどということもあるので困ります。
↓こちらは2007年7月14日の最大瞬間風速。
空港で47,2m/secでした。気象情報では中心付近の最大瞬間風速が70m/secというのでビビりましたが、少なくとも安房はそれほどの事はなかったようです。平野では13日夜半から14日昼過ぎまで暴風で、その後風が南西に変わり、次第に収まってきました。
さて、山がどうなっていることやら・・・。明日が楽しみ(?)ですが、まだヤクスギランド線も白谷線も西部林道も通行止めのまま。明日の早朝、鹿児島県屋久島事務所土木課が県道調査に向かうはずです。
参院選、公示されました。
みなさん、投票に行きましょう。
今月末に屋久島旅行を予定されている方。今日から28日まで『 期日前投票 』ができます。以前の不在者投票よりかんたんですし、旅行で不在、という理由でもOKです。
ぜひ投票を済ませてからお越しください。
(・・・そのころ台風5号が来そうだから、というのは理由になるだろうか?)
安房沖に自衛隊の駆逐艦が停泊しているのが友だちと話題になったらしく、「おとー、ニホンって戦争すんの?」と息子に聞かれてしまいました。
今回の選挙は年金と増税が重要な焦点になっていますが、さらに重要なのは憲法です。改憲問題に関心のある方は→こちらが参考になります。
それから、これをリンクするのはちょっと勇気が要りますが・・・、ええい、貼ってしまえ(笑)!
大型で非常に強い台風4号接近中です。
現在沖縄の南にいて、瞬間最大風速70m/秒です(絶句)。25m/秒以上の暴風圏のさしわたしがなんと480km。「非常に強い」にも程があります。
→参考。この動画で「立ってられない」状態でしたので瞬間最大風速20m/秒くらい。こんな風がしょっちゅう吹いているところには、木も生えていられません。これよりさらに強い風が直径480kmもの広さを吹き荒れている、なんて想像しにくいですね。
・・・逃げなくていいんだろうか。
こんなとき、辺野古のジュゴンはどうしてるんでしょうね。避難したりするのでしょうか。屋久島のサルやシカも、ローカル留鳥のヒヨドリも、大変だと思いますが。
今年も屋久島高校の職場体験実習の時期になりました。7月11日~13日の3日間、全2年生が島内のさまざまな職場にはいって、実際の仕事を体験します。
今年YNACにきてくれたのは、TくんとHくんの男子2名。2人とも感じのいいハンサムなスポーツマンです。
台風間近のあいにくの天気で、12日の西部フォレストウォークはちょっと半端な内容になってしまいましたが、大川之滝が梅雨らしく大増水しており、屋久島の雨の威力を目の当たりにしてきました。
去年の2人も面白かったけれど、今年の2人を見ても、こんな青年たちが自然ガイドを目指してくれるようになれば、屋久島の観光業の未来も明るいぞ! と思いました。
大川之滝。通路が水没中。遠くにベンチが見えます。
社団法人となった屋久島観光協会の、ガイド部会第一回総会が開催されました。
これに先立つ観光協会総会の役員選挙でネイティブビジョンの大野睦さんが新部会長に選出されており、ガイド部会総会では、これまでの活動報告と、新年度の活動計画等が承認されました。
ガイド部会はこれまで島内の「法人会員に所属する所属会員」と、「個人会員」によって構成されていましたが、今後は「法人会員」と「所属会員」によって構成されることになります。
YNACのような法人会員は、代表者の松本社長以外、人材をガイド部会に拠出する必要がなくなり、小原もめでたくお役御免となりました。やれやれ。
総会ではあらたに12名の運営委員が選ばれ、今後の運営にあたってゆくことになりました。ますます多難な時代が続くと思いますが、頑張っていただきたいと思います。
観光協会ガイド部会がまったく機能しなくなってからもう3ヶ月。
報告するのもほとほと疲れる状態で、このブログでも放置してました。(すいません)
まともな話し合いのためのテーブルを用意し続けていても、外から爆弾を投げ込まれたり、街宣されたり、火をつけられたりというように、そのつど場外乱闘に持ち込まれていては話もなにも進みませんね。(あ、この辺は「比喩」ですよ)
まあ観光協会も社団法人になりましたので、新役員のみなさんにはこれからの屋久島エコツーリズムの振興のためにどうぞ頑張って欲しいと思います。
私らはしばらく休みです。
天保14年(1843年)に薩摩藩が編纂した『三国名勝図会』の屋久島の部のなかに「海馬・・・栗生楠川の海に産す」という記述がある。別名「サン」とあり、これは沖縄でいうジュゴンのことだ。
なんと屋久島にもジュゴンがいたのである。
数年前一湊の元浦で潜ったときに、珍しい海草を採集したことがあった。ウミヒルモという。海藻ではなく「海草」。文字通り海に生える草で、ジュゴンの食草として知られている。楠川と栗生では確認されていないが、おそらくむかしはあちこちに群落があったのだろう。
ちなみにジュゴンの肉は豚のようでうまかったそうだ。
ところで先日行われた『LIVE EARTH』の東京会場にCOCCOが出演した。長田進のギターと2人で感動的な演奏を聞かせてくれたが、そのなかの5曲目『ジュゴンの見える丘』冒頭のMCには驚いた。
安倍総理や久間前防衛大臣が建設を強行させた辺野古の米軍ヘリパッドのことに触れ、海中に観測機材が設置されたその真上の海面に、2頭のジュゴン(親子らしい)が泳いでいるのが映像に納められた、と語っていたのだ。
ちょうど旅行中で、知らなかった。反省。(知ってました?)
辺野古に関する報道は、規制がかかっているのではないかと思われるほど少ないが、こういうことは自分できっちり調べておかないと目隠しされてしまう。
なお、ジュゴン親子の映像はこちらで紹介されています。意外と後ヒレ(足)が大きいです。→沖縄・辺野古を見る
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