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2007.08.16

「ヤクシマカブトムシ」?

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屋久島のカブトムシ♂。体長なんと3.0cmという小ささです。

亜種などとして分けられているわけではなく、普通のカブトムシの屋久島にいるものにすぎないのですが、それにしてもこの小ささ・・・、くせになる。(なんのだ!)

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なぜか♂♀が近くにいた。てのりにすると、こんな感じ。

夏から秋にかけて、甲虫がなぜかもがきながら沢を流れてくることが多い。しかもそういう虫は、なんとなく精神病にかかっている(?)ような異常な動作をするような気がする。これについては、寄生虫が、水中で産卵するために宿主の昆虫を操作して水辺に向かわせているんだ、という説もある。

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屋久島のようす(自然史)」カテゴリの記事

コメント

小っさ!
でも、ちゃんと赤いカブトなんですね。
幼虫時代を過ごす土壌が痩せていたせいでしょうが、栄養失調で餓死せずに成虫になるのですね。クワガタの幼虫は、まず自分が居る木の幹を外周をぐるぐる回ってエサの容積を把握して、量に併せて成虫になる時期を決めるそうですが、同じ様に代謝を調整しているのでしょうか。

ハリガネムシに操られて水溜りに尻を擦り付けるカマキリや、一目散にプールに飛び込むバッタの動画を見た事がありますが、一体どんな仕組みなのか不思議ですね。

操作されてるんですよ(笑)。
夏になると水に飛び込みたくなる人はきっと・・・。

ハリガネムシには私も注目しています。

http://canyon.air-nifty.com/forest/2006/09/post_a020.html

また以下は、以前「大阪市立自然史博物館」のサイトに問い合わせたときのQ&Aから抜粋です。↓

●1999/10/29 屋久島の小原比呂志さんからの質問
 秋になると路上で死期を待つかのようによろよろするカマキリ類をよく見かけます。轢かれたものなどの腹からは例のハリガネムシが這い出してきたりしていますが、一方で渓流の水溜りなのでも見かけます。このハリガネムシの生活史とはいったいどういうものなのでしょう?
 また、カマキリの路上飛び出し行動が、寄生虫によるコントロール~たとえば寄主のカマキリを鳥に食べさせて移動しようとしている~を受けているため、というようなことはないのでしょうか?

【山西学芸員の答え】
 秋に宿主から這い出したハリガネムシの成虫は、水中で冬を越し、4~7月頃に産卵します。産卵に先立ち、交尾が行われます。産卵を終えた成虫は死を迎えます。
 卵は1ヶ月前後で孵化します。幼生は数10ミクロンの大きさで、水底を這い回りますが、乾燥には大変弱いものです。宿主は直翅類や甲虫類がほとんどです。感染経路は、水辺に来た宿主の摂餌や吸水の機会に直接消化管に取り込まれる場合と、ユスリカなどの水生小昆虫の体内にいったん入ったのちに宿主に食われるという、間接的な場合とが知られています。
 うまく宿主に入った幼虫は、数ヶ月をかけて成長し、秋には宿主から脱出する準備を整えます。
 成虫は、水中で生活しなければならないので、宿主が水に浸った時などに、それを感知して脱出することができるようです。また、降雨時に多数の成虫が観察された例もあります。外国では、寄生を受けた甲虫が進んで水辺を訪れるという報告例もあるようです。
 以上は、中山書店発行の「動物系統分類学 4 袋形動物」の線形虫類の章(井上巌著)に拠ります。

先月涼を求めて横河渓谷に泳ぎに行ったとき、そうめんがちらほら底に沈んでいましたが、あれはハリガネムシだったのかも(笑)。
そして私の尻からも・・・きゃ~

さておき、詳しい情報ありがとうございます。
水を求めているらしい事実とその理由は、まだ研究の段階なのですね。
やはり、水に浸かりたくなる伝達物質を分泌しているのが有力なようですが。
それにしても、カマキリやバッタと違って、サナギ時代に内臓をどろどろに溶かして再構築するカブトムシは、寄生虫に住まわれると成虫になるのも大変そうです。


フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』よりハリガネムシ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%AC%E3%83%8D%E3%83%A0%E3%82%B7

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