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2007.08.19

ポッターズ報告

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ポッター1です。今日は先日溯行した荒川に空くポットホールのうち、もっともデザイン的によかったものを紹介します。

直径1mと25cm、深さ約80cmの2連水中貫通型。小ぶりですが整った形をしており、底の砂礫もあまり気になりません。

そのむこうの穴は、3方向からin、1方向へoutという洒落た水差しのような構造になっています。このあたりの穴は、なかなか気になる存在が多く、つい道草を食ってしまいます。

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淀川橋の下流からの淀川。

東京の荒川も、大阪の淀川も、むかしはこんなだったんでしょうか。

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コメント

過去のポットホール関連エントリーを、カテゴリ「◎ポッターズ◎」にまとめました。ポットホールの写真が目立つものを選んであります。

昨日、某人気クイズ番組を見ていたら、
多分埼玉県長瀞町のものだったと思いますが、
直径2mにも満たないポットホールが「日本一大きい甌穴」という事で紹介されていて、思わず「うっそだぁ」と叫びましたが、
ポットホールの公式記録って何か基準があるものなんでしょうか?
干上がっていないといけないとか、中に石ころが入っていないといけないとか、言ったモン勝ちとか(笑)・・・

長瀞の穴はそういってますね。あのあたりは地質学的な有名スポットで、ある種学術的な箔(笑)がついてる感はあります。YNACのタカの故郷でもありますし「ポッターズ」としては押さえておきたいものだと思っています。

それから長野県にも「日本一」を名乗ってる穴がありますが、どこだったかなあ。

大きさをいうなら直径と深さでしょう。でも屋久島の例では、一度出来てから2次的な浸食を受けたり、沢床が移動したりと、なかなか複雑な形成の遍歴があり、ひと筋縄ではいきません。

かなり深そうだが、岩がぎっちり詰まってテコでも動かない、なんてのもあります。大きな岩が入ったポットホールは「死んだ」ものと考えていいようです。

穴の中にドラゴンボールみたいな石が一個入っていて、それがぐるぐる回って穴をあけている、というようなことはないですね。←迷信です(笑)。

なるほど、学者が「純度100%」と太鼓判を押したものが日本一を名乗れる訳・・・ですか?(笑)
そういえば、日本一は中が半分近く埋まっていたようですけど、いいのだろうか・・・
う~ん、奥が深いですねぇ。

>穴の中にドラゴンボールみたいな石が一個入っていて
何だかポットホールと聞くと、真っ先にそんな画が浮かびますね。
鈴の断面図みたいな。

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