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2008年8月

2008.08.31

『水の屋久島』 志水哲也写真集.平凡社

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この写真集に収められた写真の大半は、屋久島通を自称する人でもみたこともない風景だと思う。ぜひ手にとって見ていただきたい。できれば買ってください。恥ずかしながら小原による解説文(?)も巻末に収録されています。

新鮮な切り口というのはこういうものを言うのだ。物事に取り組むときには、よく研いだ刃物を持つ必要がある。

そのへんに見えるもの、聴こえるものを鵜呑みにしてみたところで、他のたいていの人も同じようなもので、だから陳腐化する一方なのだ。言葉の鮮度は消費され、景観は見られると減るのである。

エコツアーガイドであれなんであれ、同じことを進歩もなく続ければ、当然磨り減ってしまう。私がこれまで仕事を続けれてこられたのは、誰も見ることのできない自分だけの屋久島というものを結構たくさん持っているからで、普段の部分がいくら磨り減っても、奥からまだ補充が利くと思っている。

この写真集は、私が同じ言葉で語れる数少ない友人の手によるものだ。この本に描かれた世界のかなりの部分は私の世界と重なっている。全部は出したくないけれど、少しずつわかる人に紹介したい、そういう思いも共通しているような気もする。

もっともこれらの写真の大半は、普通の人にはたどり着けない特殊な場所で撮影されたもので、ここに行ってみたい!と思われても無理です。写真だけで味わってください。

ガソリン207円/Lが最安値!

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屋久島のガソリン最安値がこれです。これより高いのは口永良部島くらいなものでは(笑)。

島内のガソリンスタンドは、おもしろいことにどこも価格を表示しません。価格競争もまったく機能していないというわけです。たまりませんね。

2008.08.27

シャワークライミング

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水量が多いと、シャワークライミングはどんどんエキサイティングになります。

「目が!目が~~~!」状態。やりすぎるとコンタクトがずれたりするので、水泳用ゴーグルが有効。(モデルはYさんチームです)

しばらく所要で北海道へ行っていましたが、もうけっこう寒くなってきていました。屋久島はまだまだ気温も水温も高いのが嬉しいです。

2008.08.17

雲の影

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帰宅途中、宮之浦から安房に向かって車を走らせていると、夕暮れの空に暗い帯のような影がまっすぐに伸びている。

空き地に止めて後方を見ると・・・

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夕日をさえぎって、大きなカナトコ雲が成長中でした。高さはすでに数千メートルに達しています。雲の下はピンポイント豪雨でしょう。熱帯低気圧の影響で、このところ大きな積乱雲が湧きやすい屋久島です。

森の中2題

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夏の照葉樹林を歩いていると、初夏に成熟したタブノキの種子が、すでに発芽し始めているのをあちこちで見かけます。この写真は、梅雨の増水で流された種子が、川原の砂地に打ち上げられ発芽したところ。海流をゆくココヤシの旅のミニチュアのようです。

タブノキは照葉樹林のチャンピオンのひとつで、教科書的には暗い森の中でも育ち最終的に原生林を構成する極相種、と思われています。

しかし屋久島で見る限り、タブノキの仲間は鳥に好まれてどんどんあちこちに散布され、空き地ならどこにでも顔を出しますので、パイオニア植物としても振る舞うオールラウンドな植物と考えるべきでしょう。

タブノキの属するクスノキ科は、カロリーたっぷりの果肉で鳥を魅惑して翼の比類なき移動力を手にし、大きな種子のパワフルな発芽力にモノを言わせるしたたかな一族です。

 

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こちらは雨の合間に朽木から這い出てきたキフシススホコリが小高いところに固まったところ。『風の谷のナウシカ』原作版をお読みになった方ならご存知の動く菌類、「粘菌(変形菌)」の実物です。

有名な動き回る変形体は鮮やかな黄色の大きなアメーバのようなもので、白谷などにいるとぎょっとするほど目につきます。この写真はすでに固まって胞子体に変身したところで、もう動きません。

この個体は差し渡し20cmにもなる巨大なもので、雨を受けて崩壊し始め、胞子が散開しつつあるようです。

2008.08.05

沢登りツアー絶好調です

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最高のコンディションの中、沢登りツアーはガンガン行ってます。これは白谷川下部ゴルジュ往復。モデルさんはKさんご家族です。ややグレード高のリピータ向けルートで、泳いで滝に取り付くが、ルートが見つからない!

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スラブ滝の登攀。難しく見えるがけっこうなんとかなる(?)。

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下りはもちろんほとんど飛び込みでこなします。

YNAC夏のアルバイトスタッフその1

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忙しいYNACの夏。アルバイトスタッフが活躍しています。これはヒロイくん。縄文杉宿泊登山のサポート中。大株歩道にて。

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ヤマダさん。荒川中流部沢登りツアーにて。一人用ポットホールに入ってます。イジメではありません。

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事務スタッフのナオちゃん。杉の巨木のかたわらでスピリチュアルな雰囲気をかもしつつ。

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各種ツアーサポートに奔走するタザキくん。またの名、ターザ・キマコット。花山の森からチベットの平和を祈る。

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