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2009年1月

2009.01.31

シャトルバスに入山規制の意味はない

ひとつ前のエントリー「縄文杉ルート荒川線の車両規制 2009.1.29」を読んだ方は、縄文杉は過剰利用が問題だからついに利用規制が始まった、という印象をもたれるかもしれない。

しかし、1月29日の屋久島山岳部車両運行対策協議会では、縄文杉登山を制限するための話し合いは、一切行われていない。計画は、多くの車両によっておこる駐車場の混雑を緩和し、受け入れをスムーズにするためのシステムを示すに過ぎない。

協議会では、人数制限をするには、この4月から施行された『エコツーリズム推進法』の「特定自然観光資源の所在する区域への立入り制限」という項目を当てはめる必要があるが、それを実行に移すのは(まだ)無理だ」というのが共通認識だ。

この点、縄文杉をめぐって景気に湧く(?)島内と、縄文杉は過剰利用が問題になっていて、地元では当然縄文杉を守るための方法が検討されていると思い込んでいる島外の意識には、大きなずれがある。

このことを見越してなのか、協議会の周辺では、記者会見に臨む町長に対して、会議で決めていないことを発言しないように、と注文がついたらしい。実際には、町長はおそらく記者からの質問に答えて、会議で話されなかった「入山規制」についても言及してしまった。

「入山規制を視野に入れなければならない時期」(南日本新聞)「登山客が増え過ぎると、縄文杉などへの悪影響が心配。入山者数の制限についても、国、県と協議していきたい」(毎日新聞)

しかし前述したように、これは町長の勇み足、ないしは記者からの誘導尋問に引っかかったことになる。

南日本新聞の記事は、規制の理由に「車両入り込みの急増による環境負荷の軽減」を上げているが、これは会議の結果と一致しない。

2008年度には、8月の30日間一般車両規制が行われたが、シャトルバス以外にタクシーと貸し切りバスの通行は許可された。このため、島内島外を問わず、旅行業者や大手ガイド業者が貸し切りバスをチャーターして入山し、せまい車道でバス同士が離合できなくなり、友人のあるガイドなどは「混雑はかえってひどくなった」と感想を語っていた。

またこの月の縄文杉入山者は一日平均500人を越え、月間の1日あたり入山者数の最高を記録した。混雑にはある程度慣れているベテランのガイドも「今年の混雑はひどるぎる」とこぼす人が多かった。

しかし今年も昨年同様のやりかたなら、縄文杉登山者が多ければシャトルバスは増便されるというだけのことで、人数制限にはならない。シャトルバスに入山規制の意味はない。

縄文杉登山のアクセスは、これまで主にタクシー、レンタカー、カイドの送迎、路線バス、貸し切りバスの5つの方法があった。今回の計画は、このうちレンタカーとガイドの送迎を締め出し、そこをタクシー、バスが吸い上げるという内容になっている。

また今回突然表面化したポイントに、「ルート利用券 片道¥250」がある。これは町道荒川線の事実上の有料化であり、屋久島町が管理するものと思われる。

法的根拠はよくわからないが、これが実現すると、昨年批判された縄文杉の入山協力金が、別の形で実現することになり、観光客がいたるところで金をむしられる、という風潮を広げることにもつながる。

どうも「縄文杉のために」という煙幕のなかで、民間・行政を交えて、本格的になりふりかまわぬ縄文杉利権の綱引きが始まったのではないか、という危惧をおぼえる。利用者と受け入れ側のフェアな関係を目指す環境キップへの道は遠いようだ。

縄文杉ルート荒川線の車両規制 2009.1.29.

縄文杉の荒川登山口の、車両乗り入れ規制が拡大されることになった。

090129屋久島山岳部車両運行対策協議会(環境省、林野庁、鹿児島県、屋久島町、屋久島観光協会、バス・レンタカー事業者組合、鹿児島県警等、12団体で構成される)の結論。会長である日高十七郎屋久島町長が、記者会見を行った。

報道された発表の摘要は以下の通り。

規制期間は5月2日-5日、7月18日-9月22日の合計71日間に拡大する。08年度は合計33日間だった。

規制の理由は、「車両入り込みの急増による環境負荷の軽減や、路上駐車などによる交通混雑を回避する」(南日本)「登山口周辺の恒常的な路上駐車でバスや救急車の通行に支障を来しているため」(朝日)

シャトルバス料金は08年の片道800円、往復1500円から、片道1000円、往復2000円へと値上げする。

また貸し切りバス、タクシー利用者には、それらの運賃の他に3歳以上の利用者1人あたり片道250円往復500円の利用券購入を義務付け徴収する。

代金収入は、規制の運用や駐車場やトイレの維持管理費にも活用する(朝日)

縄文杉登山客数は、06年約6万3200人→07年約6万8200人→08年約9万2600人と増加している。

記者会見で日高町長は、「通年の車両規制実施も。入山規制を視野に入れなければならない時期。利用者の反応を判断材料にしたい」(南日本) 「登山客が増え過ぎると、縄文杉などへの悪影響が心配。入山者数の制限についても、国、県と協議していきたい」(毎日)等と語ったとされる。

規制に関する問い合わせは町商工観光課(0997・43・5900)まで

2009.01.29

『第10回山のトイレフォーラム』 2009.3.7.@札幌

山のトイレを考える会(北海道)」のKさんから、3月2日に札幌で開かれる『第10回山のトイレフォーラム』の資料のための原稿を依頼された。

屋久島の動きにはあまり関わっておらず、外野でちょろっとブログを書いているにすぎない私がはたして適任かどうか疑問だったが、とりまとめくらいはできるだろうと、お引き受けした。

で、まずはどんなものかと同会のホームページを拝見したが、これがみごとな内容なのだ。私は高校生のときに北海道で登山を学んだ者だが、北海道には内地にはない独自の登山文化と意識があるのだ。自分たちの山を強く愛しつつ、押し付けがましさが微塵も感じられない。精力的な活動のかずかず、実践に基づいた具体案の提示、ことごとく納得の行く内容なのである。

まったくもう、というようなため息交じりの告発もあるが、素晴らしいのは、文章にユーモアがあり、トイレ問題にあらわれがちな生理的嫌悪感のようなものをほとんど感じさせないことだ。これぞまさに、骨太な現場からの声というものであろう。

会員の愛甲さんによる「段階的トイレ整備水準の提案」は、屋久島でもたたき台として使わせてもらえる内容だと思う。関係する方には一読をお勧めする。

「第10回山のトイレフォーラム」の内容は、

講演 「最先端技術としてのドライトイレ(水を使わないトイレ)」
北海道大学教授 船水尚行氏

討論 (1)美瑛富士避難小屋に似合うトイレと維持管理について
    (2)各山域のトイレ問題と取組み

とのこと。

出席したいなあ、これ。でも当日屋久島で予定があるので無理です。だれか屋久島から行かないでしょうか。遠いけど。

2009.01.27

東亜大学市民フォーラム

Kouen

下関市にある東亜大学からのお招きで、同大学の市民フォーラムの最終日に講演させていただきました。屋久島に来たことはまだないけれども関心おおいにあり、という聴講のみなさんを想定して、たくさんのチャプターにわけたスライドショー形式にしてみました。

内容は↓こんな感じです。フォルダの日付から、前日遅くまで内容をいじっていた様子がしのばれます(笑)。

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写真で「おっ?」と思わせておいて喋りまくるという作戦でしたが、面白がっていただけたかな、と思います。大学の大講義室は体育館などに比べると聴講席との距離感がちょうどよく、こちらもリラックスしてお話しすることができました。2時から4時半まで、2コマにわたり合計2時間半ほど。よくしゃべりました(笑)。

しかしまとめて屋久島を紹介する作業は、自分の中身を整理するチャンスでもあります。東亜大学にはとてもいい機会をいただきました。

2009.01.22

携帯トイレブース?

2009.1.18. 南日本新聞によると

環境省九州地方環境事務所(熊本市)は17日までに、屋久島の山岳トイレ対策の一環として、携帯トイレの導入を決めた。5月の大型連休までに、使用スペースとして、テント型の簡易ブース10基を避難小屋の周辺などに設置。夏までには恒久的なブースに建て替える予定だ。

とのことです。

この記事のニュアンスは、少しはずしているような気がするなあ。山岳トイレは恒久的なものを建設するための検討に入っているはずで、携帯トイレは日帰り登山のためのつなぎ、ないし予備的なものになると聞いているのですが。

実際問題としてこういう計画が速やかに進むとは考えにくいし、もっと関係者の間の時間をかけた話し合いが必要なのでは。

それに携帯トイレがぜんぜん一般化していない状態で、迂闊にこういうものを作ると、またよけいな摩擦の元になる可能性もあるのではないだろうか。

と思ってたら、ヤクスギランドにすでに一つできてました。こちらは林野庁の作ですね。

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蛇紋杉東屋の傍。大切株の下です。おいおい。これ水場の真上じゃないか。

携帯トイレで全部利用者に負担を押し付けてしまえば、話が簡単だと考えているのか。基本的に観光も登山も、地元に利益をもたらすものとして、ポジティブに考えるなら、こういった試みには、「利用者がどう感じるか」を基盤にすえなければ、うまく行かないはずです。

利益を得ていながら観光客を迷惑なものとする、ネガティブというよりアンフェアな姿勢からは、そういう押し付けもできてしまうのかもしれませんが、それでは将来がまずいことになるのではないかなあ。

この件はもう少しいろいろな人と話してみようと思います。

雪のヤクスギランド

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標高1100m、積雪に覆われ静かなものです。普段はブッシュで覆われて見えにくいのに、雪のおかげでヤクスギの「倒木上更新」が浮き上がって、その様子がよくわかります。これは『ひげ長老』付近。

こうしてみるとヤクスギランドは実に倒木が多い。白谷雲水峡は、倒木も切り株さえも、大正時代にあらかた切り出されてしまったようですが、こちらは奥地にあるだけ古いものが遺っているようです。

それにしてもこの宝の山を、怒涛の大伐採快進撃中に、よくぞ我慢して伐らずにキープしたものです。ここはほめられていいですね、林野庁。

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沢津橋。巨岩に雪がのって、ふとんをかぶってるようです。山にも養生期間は必要ですね。

2009.01.16

ナンジャモンジャゴケ展@筑波

Nanjamonja

↑猛烈に見たいです。

筑波でやってます。

2009.01.15

生命の島 No.84 終刊号

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生命の島の終刊号が届きました。

表紙ははっとするような美しいコスモス畠。昨年の秋に屋久島全島の心を動かした、あの麦生のコスモスです。編集部の女性たちから日吉さんへの花束なのかな。小鹿(鹿之助?)が日吉さんその人なのかもしれません。

巻末にまとめられたいく編かの寄せ書きと、徳州会病院の山本先生の記録、日吉さんの絶筆となった闘病記、三女彩子さんによる最後の日々の記録は味わい深い。また終刊に寄せられた読者の中には懐かしい名前がたくさんありました。

じっくり読み込んでみます。

生命の島

2009.01.13

白谷線崩壊現場を遠望

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車止め付近より白谷林道崩壊地点を望む。

なるほど、あれね。ちょうどいま道下の腰壁を作り始めていたところのようです。

しかし改めて見てみると、まわりもずいぶん工事で崩してますね。林道下の急斜面は原生林に近い、いい照葉樹林だったのですが。

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拡大してみました。高さ40mほどと聞いていましたが、それほどではないか・・・削り取った法面そのものがごそっと崩れています。さいわい路肩は無事で、土砂が路面に乗っているだけのようです。

まだ崩れそうな不安定な感じですが、安定してくれれば復旧にそれほど長くはかからないのではないかとは思います。

しかしここの現場は標高がある上に北向きなので、寒くて作業が大変なんですよね。

2009.01.12

県道白谷雲水峡線、土砂崩れのため通行止。復旧のめどたたず

鹿児島県屋久島事務所建設課によると、冬型の嵐が屋久島を襲った10日の夜から11日早朝にかけて、県道白谷雲水峡線の標高430m~450m付近で大規模な山崩れがありました。白谷線は通行止めとなり、復旧のめどは立っていない、とのことです。

現場は鹿児島県による2車線拡幅工事が行われていたところで、年末にも巨大な岩が崩落し、取り除かれた場所です。

同じ地点の高さ40m付近から崩れて、大量の土砂が道を埋めているうえ、さらに崩落する危険もあり、工事は難航しそうです。

県道から白谷へは入山できません。縦走などの場合は楠川登山口または荒川登山口から入山することになります。

2009.01.10

東亜大学市民フォーラムで講演します 2009.1.24.

下関市の東亜大学市民フォーラムで講演することになりました。

『神秘の森と水の島・屋久島 自然とエコツーリズム

1月24日(土) 14時~15時20分
東亜大学13号館1階 102教室

入場無料(のはず)

(講義要旨)
屋久島のシンボル縄文杉とはいったい何か。数千年を生きてきた歴史、木々が生きる環境としての山、世界トップクラスの降水量、台風の恐るべき強風などを通して、屋久杉の森の生きものたちの暮らしぶりを明らかにし、森にはぐくまれる美しい渓谷や、豊かな魚種を誇る海など、屋久島のさまざまな自然の姿とその楽しみ方を紹介します。また、歴史に秘められた下関と屋久島との意外な関係や、いまをときめく世界遺産の光と影、エコツーリズムの目指すものなど、屋久島を訪れるさいに役立つ知識や、自然を楽しむためのノウハウも満載です。

会場までのアクセスなどは→こちら

下関近郊にお住まいの方はぜひご来場ください。熊本方面から駆けつけてくれる友人もいるようです(笑)。

TBS系『一秒の世界』第4弾に屋久島登場 2009.1.10(土)

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本日19時よりTBS系『一秒の世界』第4弾が放映予定。屋久島も登場します。

水がテーマということでオファーがあり、YNAC小原がヤクスギランドの森と荒川のポットホールの取材ガイドを担当しました。 リポートはあのSHIHOさんです。

しかしスタッフから放映の連絡はとくにありません。・・・出るのかなあ?もしかしてカットされたのか?(不安)

もし出ていなかったら、聞かなかったことにしてください(泣笑)。

なおSHIHOさんはauSmart Sports 屋久島Walkの親善大使にも任命されています。

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(細いですよ。 私の半分くらい)

屋久島もかなりの積雪

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寒波の到来で、屋久島の山も雪になっています。午前中に一瞬の晴れ間に、白い前岳の姿が見えました。

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標高700m付近から上では、照葉樹やヤクスギの樹冠に雪が乗っています。右の崩壊した谷の岩盤も雪が乗り白くなっています。

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麦生のトイモ岳方面は盛んに降雪中らしい。左下の高平岳は標高が493mと低く、まだ緑のまま。

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気象庁のレーダー画像を見ると、いわゆる西高東低のすじ状の雲ですが、ところどころに雄大積雲が発達し、雷を伴っているのがわかります。かなり力が入っています。

ヤクスギランド線と白谷線は積雪のため通行止め。山には入れません。平地では一日ミゾレのような冷たい雨が降り続いており、かなりの積雪になりそうです。

2009.01.06

年末の大隈半島行 3

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さらに東へ走り、これも一度行って見たかった旧高山(こうやま)町波見(はみ)の轟の滝。

なるほどなかなかいい感じの花崗岩滝です。ここは鹿児島県下では有名なウォータースライダーの名所で、夏ともなれば鹿児島の放送局が必ず取材に来る、地域の話題コーナーの定番スポットです。

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いろんなコースが取れそう。そういえば何年か前に増水時に蛮勇をふるって飛び込んだ男性が、見えない水中の岩で頭を割って亡くなった事故もあったと聞きました。上段の滝はややグレード上で上級生向けか。ちょっとやってみたかったのですが、南国とはいえ水温はそうとう低く、止めておきました。全体としては滝のある横河渓谷という雰囲気です。

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入口駐車場の看板。商工会青年部による指導が非常に具体的。昔この滝で鳴らした川ガキたちが、後輩たちにそのノウハウを伝えるため立てたものに違いありません。すり足で、ゆっくり、ふんばる、等がキーワードにして極意。YNACの沢登りツアーとまったく同じです(笑)。

この荒瀬川上流では現在ダム工事が進んでおり、その影響で水はやや濁り気味。今後水量が減ったりして、この滝の風景も大きく変わってしまうかもしれません。

大隈半島では今もなお、必要があるのかどうかわからない公共工事があちこちで行われており、自然破壊が現在も進んでいる印象を強く受けました。

2009.01.05

年末の大隈半島行 2

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大隈半島中部、鹿屋市の南にある吾平川上流の吾平山上稜。

ここに祀られている神は畏くもアマツヒコヒコナギサタケウガヤフキアヘズノミコト。その子がカムヤマトイワレビコノミコト、つまり神話の神武天皇です。

この上稜は宮内庁の管理下で立入禁止となっています。畏くもアマツヒコヒコナギサタケウガヤフキアエズノミコトは天皇ではなくその父ですが、それも宮内庁の権限下におかれるというわけでしょう。神話に登場する神が現政府の一機関によっていまなお権威を確保されているというのも、なんだか凄い話です。

上稜の墓そのものは鳥居の横に見える岩屋にあり、この岩屋のある山全体が鵜戸山、つまりウドのある山です。ウド、ウト、ウツなどの語はどれも「中が空いてる」という意味で、ウツセミ、ウツロ、ウドの大木、なども同じ語義から来ているようです。

洞窟に神社がおかれる例は南日本に多く、宮崎の鵜戸神宮が有名で、屋久島の一湊矢筈岳の八幡神社もその一例ですが、これはさらに古くから洞窟が埋葬場所とされたことに由来するようです。沖縄やボルネオの風葬は、この洞窟葬が近代まで続けられたもののようです。

吾平山上稜も、神話級の遺跡だけあって、考古学的な時代の遺跡を現代に伝えるものかもしれません。一帯は国家権力で守られている西日本の寺社の常で、照葉樹林の原生林で覆われています。ボルネオのダナンバレーで見た岩窟の風葬跡も、深い熱帯雨林に覆われて静かなたたずまいをみせていました。

ただし解説板によると、この上稜が古事記や日本書紀などの文献に基づいて畏くもアマツヒコヒコナギサタケウガヤフキアエズノミコトの墓であるとされたのは、明治7年のことだそうです。

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一帯は神川大滝に似て蘚苔類の豊富な気持ちのいい場所でした。大隈半島の山岳地帯には花崗岩が多いのですが、平地はそれを埋めるように火山岩や火山性の大地が広がっています。花崗岩は屋久島と違って全体に乾燥した感じになりますが、火山岩は地下から水脈が現れて、水の気が豊かな印象を受けます。

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