« 雪のヤクスギランド | トップページ | 東亜大学市民フォーラム »

2009.01.22

携帯トイレブース?

2009.1.18. 南日本新聞によると

環境省九州地方環境事務所(熊本市)は17日までに、屋久島の山岳トイレ対策の一環として、携帯トイレの導入を決めた。5月の大型連休までに、使用スペースとして、テント型の簡易ブース10基を避難小屋の周辺などに設置。夏までには恒久的なブースに建て替える予定だ。

とのことです。

この記事のニュアンスは、少しはずしているような気がするなあ。山岳トイレは恒久的なものを建設するための検討に入っているはずで、携帯トイレは日帰り登山のためのつなぎ、ないし予備的なものになると聞いているのですが。

実際問題としてこういう計画が速やかに進むとは考えにくいし、もっと関係者の間の時間をかけた話し合いが必要なのでは。

それに携帯トイレがぜんぜん一般化していない状態で、迂闊にこういうものを作ると、またよけいな摩擦の元になる可能性もあるのではないだろうか。

と思ってたら、ヤクスギランドにすでに一つできてました。こちらは林野庁の作ですね。

Rimg0205

蛇紋杉東屋の傍。大切株の下です。おいおい。これ水場の真上じゃないか。

携帯トイレで全部利用者に負担を押し付けてしまえば、話が簡単だと考えているのか。基本的に観光も登山も、地元に利益をもたらすものとして、ポジティブに考えるなら、こういった試みには、「利用者がどう感じるか」を基盤にすえなければ、うまく行かないはずです。

利益を得ていながら観光客を迷惑なものとする、ネガティブというよりアンフェアな姿勢からは、そういう押し付けもできてしまうのかもしれませんが、それでは将来がまずいことになるのではないかなあ。

この件はもう少しいろいろな人と話してみようと思います。

« 雪のヤクスギランド | トップページ | 東亜大学市民フォーラム »

エコツーリズムの動き」カテゴリの記事

コメント

 登山者として、ゴミと同様自己の排泄物も持ち帰るというのが世間の常識となってきておりますが、屋久島ではまだそこまでの意識は無いようですね。私も昨年迄年に数回白谷や淀川の小屋泊りで入山していました。そして何の疑問も無く、小屋のトイレを利用しておりましたが、搬出の手間と費用の問題を知り、考えさせられました。国内外の山岳でのトイレの情報を調べた結論として、自分の物は自分で始末するのが当然であるとの結論に達し、今年からは携帯トイレを持参することにしました。ただ、屋久島町に携帯トイレの処理能力があるのか、一般登山者への啓蒙が出来るのか等の疑問はあります。でも、自然保護としては一歩進んだのではないのでしょうか。観光地の縄文杉地区、白谷地区、ランド地区の入山規制を含めたトイレ対策の結論を出すはなかなか難しいことですね。

福本様 コメントありがとうございます。

山に大勢の人が入ることを良しとするのなら、携帯トイレも世間の常識、となるのでしょうが、私は基本的に山が混雑することを良しとしないので、その「世間の常識」というものが屋久島でも常識であるべきだとは思えないのです。

携帯トイレ常備を実行されるという考えには敬服しますが、そうでないものが非常識であるとされることにはひっかかります。

自然がなぜ必要なのか。それは人間が生き物として五感を本当に解放できるのは、自然の中に戻ったときだけだからです。

パンダやモナリザを見るのと屋久島の自然体験とを一緒にすべきではない、縄文杉をそういうものと同じように捉えてほしくない。

縄文杉日帰り登山の現状は、木道や階段を敷き詰めトイレを用意し、ハードウェアを整備することで人が増えても自然に影響はでないようにする、というやり方です。

現状からみてこの縄文杉は許容量を増やした妥協線になっていますが、これは必要悪と考えるべきで、利用が過剰なところには、人数制限をしてでも本来の自然の楽しみ方を守るべきだと私は思います。

この件に関しては、なかなか言い尽くせないので、いずれ改めてエントリーしたいと思います。

寝る前に、私のコメントへの書き込みを拝見いたしましたおで、少しだけかかせていただきます。先ず、携帯トイレ持参の話ですが、これは登山者としては常識で無くてはならないとおもいます。知らない方には教えて上げてください。
それが自然保護を願う者の勤めでもあると思います。
 縄文杉は、未だ見たことの無い人にとってはパンダやモナリザとおなじです。元気なうちに是非見に行きたいもののひとつです。既に見たことのある人、あるいは地元の人が、(これ以上来るな)
と言っても無駄です。来ます。ではどうするか。官庁や、自治体も苦慮している今、その対応を批判するだけではなく、具体的な意見をもっとオープンに発表されてはいかがでしょうか。そして、許される事を実践することが一歩だと思います。どこの山でも、登山者が少ない頃はトイレの事は問題にならなかったのですが、自然ブームの一つの弊害ですかね。
 では今夜はこれで、おやすみなさい。

 今年のゴールデンウイークや夏休み期間の縄文杉への入山規制は昨年よりもキビシイ事になりそうですね。いわゆる、オーバーユース、キャリングキャパシテイの問題かとおもいますが、諸々の事情を考えれば、仕方ない対策だと思います。部外者の私に意見を言う資格はないのですが、私見として書かせていただきます。         私は平成19年7月に初めて屋久島を訪ねました。旅行社のレンタカー付きフリープラン1泊2日で、白谷雲水峡と屋久杉ランド他を駆け足で周りました。趣味の写真も充分に取れなかった事もあり、10月に再度、太鼓岩と花之江河を訪れました。すっかり島の森の魅力の虜になってしまい20年は4月、6月、7月、10月と、乏しい懐に合わせて、白谷小屋、淀川小屋を利用した撮影山行をさせていただきました。ショックだったのは、淀川小屋の糞尿があふれたバイオトイレと、白谷小屋のトイレ臭でした。又、小屋で同宿した東京、阪神からの登山者の銃走路のトイレに関する苦情でした。それまではあまり山のトイレに関する問題に意識はなかったので、地元の霧島地区での登山でも平気で野トイレをしておりました。問題意識に目覚めた私は、知り合いのコメンテイターや参議院議員に環境省への働きかけをお願いしました。又、古木圭介氏から携帯トイレの事を教わり、ネット等でいろいろの情報を知りました。結論として、日本山岳会の「山のトイレ.マナーノート」他各組織の(山のトイレに関する行動指針)を基に、(自分の物は自分で処理するべきである)のが正しいことだと思いました。
 そんなことで、今年も4回ほど島へ行く計画がありますが、今年から実行する事は、先ず登山口で排便排尿をすること(そんな事は当たり前?)と、携帯トイレを持参することです。そして銃走路の小屋のトイレもできるだけ使わないようにしたいと思っています。
 沢山の人がまるで聖地詣でのように屋久島へ行く今、入山規制等の対応が求められるのは、海外の自然公園の例を見ても避けられないことだと思いながらも、人事のように、重いカメラ、三脚を担いで、島へ行く私をお許しください。


部外者が一言。

私見ですが、mixiやネットを見てると屋久島に行くヒトの中で、特に初心者などで白谷と縄文杉が目当てで来るヒトは、登山者ではなく観光客として考えるべきだと思います。登山のノウハウを知らない、経験がない、登山をした事かない。そういうヒト達に携帯トイレを周知徹底出来れば良いですが、そこまで島側も足並みが揃ってない。
量の増加は質の低下を呼ぶのは間違いの無い事実です。

ただ知らないヒト達を知らないから切り捨てるのではなく、時間やお金がかかっても教育と言うか広報して行く努力と言うのは必要かもしれません。

しかし、大半のヒトにとってはもののけ姫の世界であり、屋久島の森には木霊が居るんですよねぇ。
そこを変えるべきなのか入口の間口は広い方が良いのか?

ただいずれにせよ人気のルートはオーバーユースなのは間違いが無いのでトイレを利用するヒトになんらかの受益者負担は考えるべきかもしれません。

ただそれがオーバーユースに対する解決策でないことは明らかですけど。

すいません。結論も意見の趣旨も筋が通ってないですね。

ただ決してお手軽な自然ではなかった屋久島がメディアによってお手軽なイメージが定着したのが一因ですね。でもそれによって島の経済は回ってるんですよねぇ。
でも島側もそろそろ儲け一辺倒ではなく持続的なビジョンを持つべきではないでしょうか?

意味のない長文失礼しました。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 雪のヤクスギランド | トップページ | 東亜大学市民フォーラム »

フォト

Twitter

リンク集

無料ブログはココログ