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2009.02.14

皆既日食協力金1000円?

2009年2月13日付け朝日新聞鹿児島版によると、

「4500人の受け入れを公表している屋久島町は、皆既日食対策費として入島者1人あたり1千円の協力金を求める計画を明らかにした。」

とのことです。1000円×4500人=450万円集めようということになりますかね。

事実関係、特にその内訳を確認しようと役場に電話をすると、「本日は閉店いたしました」と録音アナウンス。

閉店(笑)?

まあ、私は地元なので、いざとなれば直接出向きますから構いません。

しかし、みなさんが平日に電話をかけ続けても・・・仕事中に(笑)・・・パンク状態でぜんぜんつながらないのですから、土日にこそ申し込みをしたいですよね。屋久島町が呼びかけたことにみんな反応してくれているのだから、役場にはきちんと対応する社会的責任があるのではないでしょうか。職員の負担が大変だ、というのなら負担がかからないような増員やシフトを工夫すればいい、と思いますが。

まあ確認できないままでなんですが、とりあえずコメントします↓。

同様に受け入れ管理を始めている他の自治体は、サービスとその代償という形をとっているのに、大勢の来島は迷惑なので、そのペナルティとしてまず金を取る、という思考回路は屋久島だけです。

これは不健全、と言って悪ければ、逃げの発想ではないですかね。誰か協議会の中でものを言う人はいなかったのかなあ?

でもまたぞろ「協力金」です。たぶんこの日食をテコに入島料につなげて、というもくろみもあるのだと思いますが、あまりにもアバウトです。

ヤクスギランド300円

トイレは別で100円

白谷300円

これもトイレはべつに100円

それ以外のトイレが大変なので500円

林道が混むので250円か500円(3歳以下はただ)

日食なので1000円

正当性のある料金ならわかりますが、全部協力金です。当然のように要求されてしまうのですが、「協力しないのは自然を大事にするつもりがないのですね」と言わんばかりの態度ですな。善意の強要はには抵抗を感じます。

可能なところから実行に移してゆく、というと現実的に対応しているかのような印象がありますが、方向性に筋が通っていないと、こういうふうに流れてしまいがちです。

保全募金については私は当事者なのでなお支持しますが、いろんな行政機関がそれぞれ勝手にお金を集めようとしているところが不埒です。

屋久町の中でも「保全募金」は環境政策課、「トイレチップ」と「荒川林道利用料」は商工観光課、「日食協力金」は企画調整課に権限が分かれています。そのへんが絡んでいるのでしょうか。

屋久島の自然観光施設への予算投下は、そのほとんどがアクセス道路の維持管理ですが、これはすでに税金で行われているものです。

そしてその是非はともかく、地元はそのインフラを活用して産業を展開する権利と義務を与えられている。

持続可能な開発に関しては、すでに地元主体でエコツーリズムという哲学がしっかり検討されている。

逃げている場合ではないのでは。

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