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2009年4月

2009.04.28

伊勢神宮~内宮編

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こんどは内宮です。西の方に見える山はたぶん鼓ヶ岳。照葉樹林の新緑に覆われています。下の方に見えるのが屋久島のツガのような赤松。剪定の進んだ枝振りは、本当に台風にもまれたツガの枝そっくり。

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内宮の御稲御倉(みしねのみくら)。高床式の家そのもの。切妻の破風板がそのまま屋根の上に突き出ているところを「千木(ちぎ)」といいます。伊勢の建物では装飾になってますが、もともとは破風をクロスさせてその上に棟木を乗せるためのデザインです。棟上げ、というのはその屋根の要を決める作業のこと。

タイのカレン族の建物もこんなデザインでした。屋根から垂れるコケを採集してみたいのですが。

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境内の森は、こちらも大木だらけです。右がクスノキ、左がスギ。外宮に比べて全体にスギよりもクスノキが目立つ感じで、照葉樹林っぽいです。地面に見えているシダはたぶんカナワラビの仲間。屋久島の西部照葉樹林に似た感じです。

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これはイチイガシ。台湾などにも分布する亜熱帯系の樫で、宮崎の綾や霧島の御池などには巨木林があるのですが、屋久島には一本もない種です。

内宮の東には神路山・島路山を中心とした神宮林が5000ヘクタールもあり、シカも少なくないそうです。この辺まで現れるのでしょうか?

神宮林ではヒノキの育林が進んでいて、もう100年くらい経つと、20年ごとに行われる遷宮を自前の木材で賄えるようになるとか。さすが伊勢神宮。ほかの神社にそんなまねはできません。

でも現在は、木曽ヒノキのいいところを確保して、遷宮に充てているそうです。

というわけで、木曽赤沢編へと続く。

2009.04.27

連休前の宮之浦岳

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4月27日。世間ではもうゴールデンウィーク開始宣言が出ていたが、山は寒波の影響で気温が低い。

  

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宮之浦岳山頂の笠岩。

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10:30の宮之浦岳山頂の気温。

1.6℃で、しかも風が強く体感温度が低い。

  

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帰りはすれ違いが大仕事。

宮之浦から南東面。団体日帰り客などもいて、結構な混雑です。

2009.04.25

大阪伊丹~屋久島直行便

JAC日本エアコミューターが、9月1日から大阪伊丹空港~屋久島直行便を就航させるとのこと。関西方面の方にはやや便利になるかもしれない。

で、機種はボンバルディアQ400(笑)。なにしろ距離が長いからな~。やや引っかかるものはあります(笑)。

例によって直行便の功罪をいう意見はあるだろう。しかし、大阪ボンバル一日一便70人程度なら観光全体にさしたる影響はない。屋久島への来島者数を押し上げたのは、キャパの大きい高速船だからだ。

もし直行便が大きく屋久島に影響するとしたら、それは空港の大型化にともなうジェット機就航で、東京直行便が屋久島に来始めるときだろう。さて、そんな日が来るだろうか。

もう一つの懸念は、大阪や東京からの直行便が軌道にのると、屋久島~鹿児島便が減り、かつ値上げになることだ。

東京・大阪~鹿児島~屋久島の乗り継ぎしかルートがないから、みんな鹿児島~屋久島便に乗るのである。多くの人が直行便に移行すると、鹿児島~屋久島便の便数が減り、かつ値上げが起こるのは間違いないだろう。これこそ困りものなのだ。

伊勢神宮~外宮編

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伊勢神宮に行きました。これは外宮御正殿(げぐうごせいでん)。杉の巨木群の間に弥生時代っぽい古風な建物が立ち並ぶその規模は、やはり国内では類を見ないものでしょう。

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境内は杉を含む照葉樹林。下生えがほとんどありません。この辺の植生は調べられているのかどうか不明ですが、最近の屋久島なら即シカの食害のせいにされるところです。

そういえば神宮にシカはいるのでしょうか?それとも常緑林の暗さで下生えが少ないだけなのか。

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外宮の風宮(かぜのみや)。このシンプルな建築デザインを神明造(しんめいづくり)といいますが、棟木を支える形の棟持柱が入るのが見どころで、これがあまたの神社よりも、伊勢神宮が一段と古風だといえるポイントになります。

格式ある古い神社は建築や儀式が神代の昔・・・つまり弥生時代とか縄文時代の文化をそのまま保存していることが多く、古代のタイムカプセルだとよく言います。

 

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外宮から内宮へ向かうのが正しい参拝とのことです。で、内宮前の「おかげ横丁」に引っかかるのがこれまた正しい順路(笑)。これはあの「赤福」本店。平日だというのに順番待ちの列ができています。

内宮の鳥居に向かって出店がずらり。白鷹樽酒のカウンター、松坂牛のステーキ丼御膳、地ビール、うまいコーヒー、牛の肉まんと、うまそうなものばかり。サザエの串焼きに壺焼き、てんぷら、ひもの屋と海産物が豊富なのも特徴です。そういえばイセエビとは、まさに伊勢から都へ運ばれる海の幸の象徴なのでした。

あふれる参詣客に、洗練されたおいしいファーストフードが安価で勢いよく提供されてゆく。売り子の口上は品質への自信にあふれ、そぞろ歩く参拝客はそそられてすっかり幸せな気分になってゆく。さすがに天下の伊勢神宮は大した観光地だ、と感銘を受けました。

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妙な動物がいる。アルパカ…か?

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いや、犬ですね、これは。

ボルゾイ? それともアフガンハウンドというやつでしょうか?

つづく。

2009.04.14

白谷山荘の黄色いシャクナゲ 2009.4.13.

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白谷山荘前の謎のシャクナゲ。黄色い花で、カシワに似た大きなごつい葉がつきます。幹の直径は10センチほど。白谷山荘が建設されたのが1979年で、この木も植えられてから30年ほど経っているようです。

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大きなつぼみから花が10個ほど出ます。それぞれに薄黄色の花弁が7~8枚。

このシャクナゲの種名、あるいは品種名がわかりません。日本はもちろん東南アジアやヒマラヤなどの図鑑をざっとみても載っておらず、見当がつきません。これがなんというシャクナゲかご存じの方はいらっしゃいませんか?

小杉谷荘やこの白谷山荘では、建設当時ずいぶんいろいろな木を庭先に植えたみたいです。小杉谷荘あとのメタセコイアは有名ですね。今のバイオトイレの裏の、背の高い針葉樹です。昔はモモもあったし、クヌギもまだあります。白谷山荘にはこのほか台湾産のシャクナゲらしいものもあります。

小杉谷があったころは、普通にいろんなものを植えていたようです。今では定着したものもあり、消えてしまったものもあり、それぞれですが。

2009.04.08

荒川ダムにて

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屋久島にしては新鮮な、荒川ダムの湖の風景。屋久杉自然館のコケのチェックの手伝いで来ています。遠く見えるのは太忠岳。古くは安房川沿いの軌道から、荒川を大丸木橋を渡って登る旧岳参り道があったようです。ダムが完成してからは、渡し船で湖の対岸に渡っていたらしい。

この付近は昨年YNACサイトで話題になった「荒川のミステリーサークル(?)」の現場近くです。湖面に浮かびあがる泥色のわっか。なんだったのでしょうね、あれは?

 

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反対側を望むと、ダムのアーチとその向こうに愛子岳。その昔、巨大なコイが浮かんでいるのを見たことがあります。湖底には無数の屋久杉が沈んいるといわれ、その発掘をどうとかいう詐欺事件もあったなあ。

いろいろ謎含みのダム湖です。そういえば、YNACのお客さんにこのダム湖を設計した方がおられ、昭和30年代当時の話を聞かせていただいたことがありました。

 

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2009.04.05

春の訪れ~新緑再開

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3月中旬からの冷え込みで止まっていた照葉樹林の新緑ですが、4月に入ると南からの雨とともに再開です。本富岳の山麓から雨上がりの斜面をスダジイの黄緑が駆け上がってゆきます。

Sennpiro

千尋之滝。水量が多いのですが、新緑は今一つ。

 

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増水した大川之滝。勝利を宣言する I さん。フラッシュをたくと、滝から無数のコダマが吹き飛んできているのがわかります、ってもう古いか。

この状態の 大川之滝では、なぜか誰もがハイテンション。びしょぬれになるのも構わず滝手前の岩場へ突撃してゆき、駐車場ではほかの人にそのことを自慢し合っています。

2009.04.01

環境省世界遺産センターの展示に…

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環境省世界遺産センターの展示が一部リニューアル中です。

光栄にも私、後姿だけですが、登場させていただきました。

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たぶんこのときのスナップだと思います。荒川林道でコケの観察会でした。

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