荒川ダムにて
屋久島にしては新鮮な、荒川ダムの湖の風景。屋久杉自然館のコケのチェックの手伝いで来ています。遠く見えるのは太忠岳。古くは安房川沿いの軌道から、荒川を大丸木橋を渡って登る旧岳参り道があったようです。ダムが完成してからは、渡し船で湖の対岸に渡っていたらしい。
この付近は昨年YNACサイトで話題になった「荒川のミステリーサークル(?)」の現場近くです。湖面に浮かびあがる泥色のわっか。なんだったのでしょうね、あれは?
反対側を望むと、ダムのアーチとその向こうに愛子岳。その昔、巨大なコイが浮かんでいるのを見たことがあります。湖底には無数の屋久杉が沈んいるといわれ、その発掘をどうとかいう詐欺事件もあったなあ。
いろいろ謎含みのダム湖です。そういえば、YNACのお客さんにこのダム湖を設計した方がおられ、昭和30年代当時の話を聞かせていただいたことがありました。
« 春の訪れ~新緑再開 | トップページ | 白谷山荘の黄色いシャクナゲ 2009.4.13. »
「屋久島のようす(自然史)」カテゴリの記事
- ヤクタネゴヨウの新産地発見!(2015.09.23)
- シカの食圧を考えるために、宮島に行ってみたい(2014.03.18)
- 環天頂アーク 2012.5.4.(2012.05.23)
- アリに化ける~アリグモ(2012.05.20)
- 屋久島の人面岩(2012.05.12)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
ダム湖では湖水を撹拌させるのに
①噴水を付けたり
②機械を沈めて空気を湖底から出したり
すると聞いたことがあります。
その可能性はありそうですか?
投稿: 北海道 なかむら | 2009.04.08 14:02
噴水はともかく、湖底から空気を出すというのは、現象としてどんぴしゃな感じがします。ヤクデンの人に聞いてみよう。
投稿: モスフォレスター3 | 2009.04.11 00:29