謎の水底ポットホール
巨大な淵へGO! 『YNAC通信26号』の表紙を飾った、Tちゃんのスーパーダイブショット。関係者の間では大受けだった一枚です。
良く見ると、その足元左方面の水底に変なものが見えます。
顔ではありませんよ(笑)。水底に穴が開いておりまして、どうみてもポットホール=甌穴です。この穴、いったいどうやってこんなところに形成されたのでしょうか。
ポットホールにはさまざまなタイプがあります。峡谷のものは、一定の水流が砂や石とともに岩盤の一点に作用して丸い穴をあけた小地形です。
このポットホールには、以前から気が付いていました。上の合成写真ではもっとはっきり見えていますね。このように大きな淵の水底の岩盤に開いています。右のI郎隊長はマスクを装着して潜水調査をしようとしていますが、水深がそもそも2mあり、そこから深~い竪穴になっていて、潜りでは鳴らす隊長も穴の底まではたどり付けませんでした。
しかし、この状況で、あの地点に水流が集中するなんてことはありえませんよね。特にクラックなどの弱点もありません。手前は10m近い水深になって、底も見えないほどです。
さて、このポットホール、いったいどうやってできたのでしょう?
今年は「ポッターズ」として、このようなポットホールの形成に迫ってみたいと思っています。
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コメント
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おもしろ~い!
自然って不思議です
でもきっとちゃんと理由があるんですよね
この目で見てみたいです
投稿: あっきゃん | 2009.06.05 21:36
僕の仮説では、先にポットホールが出来て、その後に川が淵になったのでは?
つまり初めはただの川でそこでポットホールが形成された後に何らかの形で地形が変化して川が淵になった。て言うのはいかがでしょうか?
実際に川を見てないのでなんとも言えませんが。
投稿: yumeo | 2009.06.06 07:59
たぶんそうだろうとは思うんです。
理屈ではそれ以外にはちょっと考えにくい。
しかし現場を見るとね…。
投稿: モスフォレスター3 | 2009.06.06 18:17