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2009.06.25

読売新聞 宮沢記者の「屋久島の入山規制」記事について4

今回の縄文杉ルートの利用制限話について私の見解は、次のとおり。

①縄文杉ルートの1日利用人数上限は、屋久島の関係機関で現実に検討されている。しかし寝耳に水、という反応をしている関係機関等も多く、今回の読売新聞の早とちりな報道は、必ずしも方針の決定を意味するものではない。

②縄文杉で起きている現実の問題を検討すると、むしろガイドなどの島民を含む利用者の増加によるルート中の「人口密度」の増大によるストレスが様々な形をとって、利用者の不快感や島側関係者の感情的対立など、何かと問題を生み出しているように思える。

③したがって、訪問客を悪者扱いするのではなく、縄文杉ルートの「人口密度」を下げることで、種々の問題を解決することができると考える。

④この「人口密度」を下げるために現実的に可能な方法は2つ。1つは報道されたような利用者数の制限。もう1つはルートの拡幅、あるいは第2大株歩道の建設によるループ化など、自然への影響を許容範囲内に抑えながら空間を広げて、現在程度の人数の利用を維持する方法である。

⑤私自信はどちらでもいいと思う。人数制限をしたとしてもすれ違いの大変さはたいして変わらないわけだから、いずれにしても大株歩道の拡幅はするべきだ。ただ大株歩道の周辺一帯は大伐採エリアなので、今更歩道の一本や二本作っても自然に影響などないし、ループ化するほうが楽しいと思うが。

⑥話は変わるが、大株歩道の階段群の手すりの設置こそ、最優先でやるべきだと思う。転落死者も出ているのに、関係機関は何をやっているのか。

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コメント

急増した観光客が悪だと言うなら、それを見込んで雨後の竹の子のように増えたガイドや民宿はどうするのか?それらも悪か?
自然破壊と言うなら、縄文杉より白谷の方がヒドいと思います。あちらこそ入場制限したほうが良いのでは?
一見、数字や事象を引用して科学的に根拠のある記事のように見えますが、実際は私見に偏った記事であり、でもこう書けばエコなイメージでフワフワな世論を惹きつけ易いと思ったんでしょうか?

縄文杉と白谷以外は殆ど登山者をみない山だらけの屋久島で。
自然破壊と言うなら南部林道の現実を世間に知らしめて頂きたい。

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