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2009.07.19

屋久島世界遺産地域科学委員会

屋久島世界遺産地域科学委員会が2009年6月28日に発足している。

発足している、と書いたのは、正直仕事が忙しくて時間がなかったからだ。またこれに先立って27日には『「屋久島世界遺産」研究フォーラム~屋久島の価値と科学の役割~』が開催されているが、これにも出席できなかった。ただその日の午後、メンバーや関係行政機関の人たちが大勢で西部を歩いているのとはすれ違った。

九大の矢原さんが電光石火で科学委員会ホームページを作成されており、情報は逐次公開されるようだ。サブページに会議の資料などもすべて添付され、行政関係の仮死サイトなどとはさすがに違いを見せている。

科学委員会の顔触れは、なんとなく偏っているような気がするが、会議の資料を見ると、検討の方向性などは今のところまっとうなものである。

ただ、この会議に先立って例の読売の記事が出たところはどうもくさい気がする。

また7月16日の朝日新聞夕刊に、これまた例の須藤大輔記者の記事「img603082917.pdf」をダウンロード が掲載された。(黒さんありがとうございます。この記事は横向きになっているので、表示を左に回転させてご覧ください)

ここには、携帯トイレの導入と入山制限が、すでに既成事実であるかのように書かれている。その上「縄文杉まで300人、その上は80に限ろうという案も出ている」などとある。

このような具体的な数字は正式にはどこにもないはずだが、誰がどこに出した案だというのだろう? どこかの公務員の私見かなにかだろうか?

いずれにせよ、すべて公開された場で、科学委員会のメンバーのような顔ぶれが科学的に話し合えば、それほど間違った方針は出ないと期待する。おかしな感情論ではなく、地域の健全な発展につながる指針を作成してもらいたいものである。

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コメント

すいません、横向きで送りつけまして。
(朝日の記事は東京本社版ですので地域によって掲載位置や時期が違うかもしれません)。

さて、会議。私も自然保護や規制自体には異存はないですが、現在の屋久島のように、監督組織や内容がバラバラで調整がなく、科学的な島全体のマネジメントがないままで、このまま、日本のほかの地域に例のないバラバラの規制合戦や金取り合戦がエスカレートするとうまくありませんね。
どこは積極的に利用する(見せていく)区域、どこは限定(制限)する区域、どこは素人アンタッチャブルな区域・・・というのを科学的に論議し、入場者、お金、規制法規の管理運用を統一的にしなければなりません。
屋久島には、ここは素人が入ってはマズかろうという地域もありますが、もっと自然にやさしい園路を整備してより多くの人々に見せてあげたほうが、長い目で見て自然保護思想の振興になるところもあります。それも大事なことです。
あと、会議の資料にもあるように、そもそも役所間の不統一は最初から問題点になっているのですから、これを議論からはずすとおかしくなります。
問題点を放置したままの単なる人間総量規制の論議では、かえって自然放置、自然保護思想の低下となり、結果としての保護にはならないこともあります。
まあ、事務局とかが変な誘導しない限りは、まともな結論が出ると思います。今後の健全な論議に期待したいです。長文失礼しました。

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