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2009.08.07

ヤクスギランドのシカ

090804_3

ヤクスギランドでみた驚愕の風景。野生のオスジカに子供が触って、それを父親が写真にとっている。いいのか? というか、この父親は角が危険だと思わないのだろうか。

このオスはヤクスギランド関係者がオスなのになぜか「キャサリン」とか呼んでいる個体で、数年前からランドの管理人やバスの運転手が樹木の枝葉を与えて餌付けしたものだ。

最近では某バス会社のバスガイドが、大勢のお客さんを前にこのオスに黒糖ピーナツを与えているのを目撃した。

シカは一度このような行動を身につけると、というか、刷り込まれると、一生変わることはない。死ぬまでここで餌をねだり続けることになる。これはもうどうしようもない。

問題は、自然保護の精神に鑑みて「野生生物に餌をやってはいけない」、と条例で打ちだしている屋久島町の方針にもかかわらず、奈良と同じようにシカには餌をやるもの、という観光客の「常識」を屋久島でも許してしまう点だ。

野生動物には、敬意を持って近づかないのが原則である。「可愛い!」とか写真を撮りたいとか感じるのは別に悪いことではないが、撫でてやろうとか、餌を与えようというのはペットへの対し方であって、野生動物への接し方ではない。

ヤクスギランドでシカに餌をやることを許しているから、屋久島を動く一部の観光客が、西部でも、縄文杉でも、白谷でも、シカには餌をやろうと思うのではないか。せっかくサルに餌をやっていはいけない、ということが定着しているのだから、シカにも餌をやらないということを徹底するべきだろう。

またオスジカの角は基本的に危険なものである。子供が一緒に記念撮影していいものではないと思うが。

ヤクスギランドで実質的な管理責任があるのは、林野庁である。この事態を放置していいのだろうか?

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コメント

ありゃーいかんですね。角の危険はさておき、人間からの伝染病の危険もありますし、逆にシカ由来やシカが媒介する伝染病やダニやシラミの危険性があります。私なら申し訳ないですが安楽死処分も考えないといけない案件です。
それにしても林野庁も環境省も、観光客がやるならともかく、受託者がやっているのに、何をやっているんでしょうね。危ないです。

げっ  このおなか。。。。。

はじめまして。カミタクこと神山卓也と申します。

 私が運営しております、鹿児島県の観光スポットと温泉とを紹介するホームページ「温泉天国・鹿児島温泉紹介!」
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/kagoonin.htm
内のサブ・コンテンツ「屋久杉ランド(ヤクスギランド)訪問記」
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/KAGKAN11.HTM
から、貴ホームページへのリンクを張りましたので、その旨ご報告申し上げます。


 今後とも、よろしくお願い申し上げます。

カミタク様

リンクどうもありがとうございました。HPはたまに見ていましたよ。

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