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2009.09.11

粘菌の季節 (キフシススホコリとマメホコリ)

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9月10日の白谷。朽ちた倒木に鮮やかな黄色いものが出てきました。  

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粘菌(変形菌)のキフシススホコリです。

動く原生生物。全体が1つの多核細胞からなっており、おどろいたことにこれがゆっくりとですが動くのです。時速1㎝くらいのゆっくりとしたスピードです。このまま小高い適当な場所まで移動して、集まって固まり、胞子を作ります。

このぶんなら本日11日の朝には固まるだろうと思っていたのですが、白谷では今朝激しい雨が降ったもよう。さてどうなったでしょうか。

キフシススホコリは以前にも紹介したことがありました。

http://canyon.air-nifty.com/forest/2008/08/post_b427.html

  090908

こちらは9月8日に別のところで発見した小さな個体。画面左上のピンボケの杉の実生に目を付けた(?)らしい。

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10日には、この実生の上に固まって胞子となりました。

これを見ると、『風の谷のナウシカ』第5章にある、土鬼(ドルク)の科学者が開発してしまった巨大な粘菌が、暴走して手に負えなくなったときの、絶望的な会話を思い出します。

ナウシカ 「時が満ちるとはじけます 無数の胞子を噴出して」

チヤルカ 「・・・世界が滅びるというのか」

まったく、毎年粘菌の季節がくるたびに、ナウシカが鮮やかによみがえります。

 

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 こちらは9月8日撮影の、やはり粘菌のマメホコリ。

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まだ固まったばかりらしく、押すと弾力があり、つぶすと「プチュ!」と中身が飛び出します。 

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10日になると、すっかり乾いて固まり、着くとパッと煙になって飛び散ります。 まさに「無数の胞子を噴出して・・・」という姿です(写真は撮り忘れ~)。

屋久島の森では、秋というより夏の終わりごろ、このような粘菌やキノコをよく目にするようになります。

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屋久島のようす(自然史)」カテゴリの記事

コメント

そうか!だから『もやしもん』で粘菌を見てる3人がナウシカのコスプレなんですね!

「もやしもん」石川雅之さんのナウシカへの敬意は半端ではありません。中断した幻の大作『カタリベ』など、もやしもんのメンバーがナウシカ風の映画を演じているようです。

「カタリベ」続編を描いてくれないかなあ…

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