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2009.09.28

流木群は台湾産か~一湊

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一湊海水浴場の脇に、回収された流木が山積みされていました。大小ありますが、数百本というところでしょうか。打ち上がったものと船で海面から回収したものとがあるようですが、いずれにしても大変な作業です。やはり材木ではなく、ほぼすべて自然木のようです。

なかに一本ちょっと気になる木がありました。

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これなんですが、どうも針葉樹っぽい。

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一部むしって香りを嗅いでみると・・・嗅ぎ覚えのあるにおい。

これは台湾の紅檜(ベニヒ)ではないだろうか。

台湾の沢登り「溯渓」は、人跡稀な大渓谷を何泊も重ねて溯行します。夜ごとの楽しみはは、台湾檜や紅檜の流木を大量に集めての盛大な焚火。いったん火の起こったヒノキや紅檜の火力は強く、水との戦いで冷え切った体を心から温めてくれ、暖かい食事も簡単に作れてしまいます。

今回の大流木群は台湾南部の豪雨による災害で押し出されたものだという、鹿児島大学の見解が伝えられています。これが本当に紅檜なら、それはほぼ間違いのないところでしょう。

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これもにおいをかいでみると、どうもマツの仲間らしい。周りの海水がしみ込んだ部分が、漂流していた時間を示しているのかもしれません。

 

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コメント

西部林道のフォレストコースのガイドありがとうございました。すごく勉強になったし、非常に充実な休暇をすごすことができました。
ぜひまたお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いします!!!!

HIRAIさんコメントありがとうございました。流木の山に、寄ってみて面白かったですね。やっぱりその後もヒノキなどが打ち上がっているようです。

これをまた予算をかけて処理するのだとか。

そんなことしないで「自由にお持ち帰りください」とでも書いておけば、みんな風呂の焚き物に持って行ってくれると思うんですが。

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