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2009年10月

2009.10.30

オオスズメバチの水汲み@白谷

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ブウン。

ド迫力の羽音とともにオオスズメバチがやってきました。息を殺してじっと見ていると、穏やかな流れに降りて、水をゴクゴクのんでいます。しばらくすると飛び立って行き、また別の(たぶん)個体がやってきました。

秋になり乾くので、幼虫に口移しで水を飲ませるため、ひっきりなしに水汲みにきているようです。餌も探さなければならないし、働き蜂はたいへんです。白谷にて。

ムクムクゴケ@白谷

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これが噂のムクムクゴケです。

 

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いかがです? このコケ離れしたむくむく感。

ぬいぐるみにしてみたらどうだろう。

白谷雲水峡なら、そこここの倒木の上に生えています。でもルーペでみないとこのふわふわな感じはわかりません。

2009.10.28

平内の大アコウ折れる

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平内の町はずれにあった巨大なアコウが、26日の朝折れていました。25日の台風の風でやられたのでしょうか。

アコウは他の木に着生し、すばやい成長で圧倒してその場所をのっとってしまう植物です。それだけに木材は「安普請」で、長持ちはしません。大きなアコウでも樹齢100年以上のものはまずないようです。

とはいえもったいない・・・。かなり残念。

2009.10.27

荒川登山口の簡易トイレ

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先日荒川登山口へ行ったときに見た簡易トイレ。このあたりのレイアウトは誰が責任者なんでしょうかね~。

入口にこれを置くとは。

このスペースが開いているとか思っちゃったんでしょうか。

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こちらは淀川登山口の携帯トイレ回収box。なぜここに置く~?これも責任者はだれ?

2009.10.25

中谷有逸個展 10月26~31日 札幌時計台ギャラリー

中谷有逸(なかやゆういつ)個展

10月26日(月)~31日(土)
札幌市中央区北1西3 札幌時計台ギャラリー

札幌近郊にお住まいの方にお勧めします。ぜひ足をお運びください。

中谷有逸さんは北海道帯広氏在住の凄い画家です。十勝の風景を始めとする作品群に、私の琴線はぴしぴし打たれます。

(もしかすると会場に御本人がいらっしゃるかもしれません。屋久島からの話で聞いたとお伝えいただければ。)

2009.10.24

ツタとツタウルシ

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ウィルソン株の右にそびえる大きな小杉の幹に、美しく黄葉したツタウルシが絡みついています。このつる植物がここにあることは、かねてから屋久島のコケシダ王ヤッシー に教えられていましたが、白谷に続き、この危険植物がこんな有名ポイントにまで堂々と茂っているとは。
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ヤッシー

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ウィルソン株に到着した時、広場の入口の左にある切り株にこのような三葉になった美しい黄色交じりの小葉が 絡んでいますが、これは若いツタウルシ。こんなのに抱きついてはいけません(笑)。

 

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写真がピンボケですみませんが、小葉のぎざぎざ(鋸歯)の先端が丸くて、突起のないのがツタウルシです。

 

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こちらは小杉谷休憩所前の杉にからみついたツタ。ところどころ赤くなっています。ツタもツルの下の方に現れる小葉が、ツタウルシとそっくりです。その鋸歯の先に・・・

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小さいトゲ状の突起が見えるでしょうか?これが ツタです。成葉の違いは形がぜんぜん違うのでわかりますが、小さい葉の場合は、両種とも三葉複葉になって、瓜二つです。そこで、このトゲがあるかないかで区別します。

しかし霧雨の降る暗い森の中、携帯のカメラで(笑)撮影したので写真が全然だめ。機会があったら撮り直さなければ。

2009.10.23

三代杉バイオトイレ村

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小林製薬からバイオトイレが寄贈されました(右の建物)。定評のある正和電工(せいわでんこう)のバイオラックスです。ブルーレット発売40周年記念だそうです。そうかー。もうそんなになるのか(笑)。左の阪急交通社トイレもバイオラックスだったような気がしますが、どうだったかな。

阪急交通社のトイレと並んでます。なんとなくトイレ村のようです。小杉谷の跡ですから土地はいくらでもあるし、こんなふうに、いろいろ実験的なトイレを作って、その性能を比較する、なんて面白いし、世界の役に立つのではないかな。

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中はこんな感じ。木造新築の香りがしてきれいです。

しかしせっかく電線をひいてあるのですが、落雷などで停電しやすいのが、この路線の施設の泣き所でしょう。

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こちらは荒川登山口のトイレ周辺。ひと夏つぶして工事したので、さぞ施設がいろいろできているだろうと思ってたどり着くと、何のことはない、トイレの浄化槽が撤去されているだけで拍子抜け。普通の汲み取りトイレになるそうです。税金を使って無駄なことをしますね~。なにが原因だったのでしょうか?

2009.10.20

黒味岳の花 2009.10.16. ~シカと暮す植物たち

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センブリ。「湯の中で千度振ってもまだ苦い」そうで千振。有名な健胃生薬です。普通20~30cmくらいになる野の花とのことですが、屋久島高地のものはとても小さく、せいぜい3~4cm程度です。左の黒っぽいコケはたぶんヤマトフデゴケ、右はスゲの仲間。 

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ハナヤマツルリンドウ。30年ほど前に、蒴果(ぱかっと割れて種が出てくるタイプの実)をつけることで新種だと確認された、屋久島固有種。ふつうのツルリンドウは花の色がもっと濃く、赤いジューシーな液果を付けるのです。ツルリンドウは解熱や咳止めに用いられる生薬です。 

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イッスンキンカ。草たけは2~3cmという小ささ。ところがこれと極めて近いといいますか、ほとんど同じ種類が本州などにあるアキノキリンソウで、こちらは草たけが50cmに及びます。 

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キッコウハグマ。これは固有種ではありませんが、モミジハグマ類の中では極めて小型で、屋久島ではあちこちで見かけます。葉は亀甲型の六角形が基本ですが、卵型とかもみじ型などやたらに変化します。

なお「ハグマ(白熊)」とはヤクのシッポの毛だとのこと。保温性を高めるためでしょう、フワフワ立体的で、大名行列の槍のふさ飾りとか、歌舞伎の「鏡獅子」のかつら(?)とかの用途のため、古くから日本に輸入されたようです。 

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ヤクシマアザミ。固有種です。アザミと言えばトゲですが、この種はおそらく日本国内で最もトゲトゲしい種だと思います。 

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これは別のところで撮った若い葉です。おそるべきトゲトゲっぷりをご覧ください。こんなものに間違えて手をついた日には・・・

屋久島の植物は常にシカに食べられる可能性(食圧)の中で生きています。シカを抑える天敵はいないので、抵抗しなければ食いつくされてしまうことになります。したがって今屋久島に生育する植物は基本的にすべてシカ対策に成功していると考えることができます。

特にこのヤクシマアザミは、国内最強クラスのシカ食圧と戦うなかで進化してきた、あるいは生き残ってきた固有種です。

またイッスンキンカやセンブリなど「屋久島高地の矮性植物」といわれる奇妙に小型になった一群の植物は、島外の大型のものと遺伝的にはほとんど差がないといわれており、シカに食われにくい小型サイズのものが選択されてきたと考えることができます。

さらにアオツリバナ、アクシバモドキなどの固有種や準固有種で、生育場所がほとんど岩上か樹上着生に限られるものも多く、これもシカに食われないという条件をクリアしていることになります。

つまり屋久島の固有種の成立には、シカの貢献が大きい、と考えられると思うのですが、どうでしょう。

(シカがあの苦いセンブリを食うのか?といわれるとちょっと自信がないのですが。どなたか専門家の方がコメントしてくれないでしょうか。ディスカッションしてみたいな~。)

     

2009.10.19

黒味岳 2009.10.16.

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黒味岳の花崗岩を前に、捕獲岩の成因についてOさん、Hさん、Mさんにしごかれるヒルマ研修生です。前途有望な彼に幸あれ。

そして「挫折禁止」(笑)。

2009.10.15

ツタウルシにご用心

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屋久島最強のかぶれ植物、「ツタウルシ」です。白谷山荘のまん前で、紅葉が始まっていたので気が付きました。私は幸いやられたことがありませんが、かぶれるとハゼ負けよりはるかにひどいようです。

Tutaurushi

この三出複葉=三つ葉になっているつる植物を見たら、ツタウルシかも!と思ってください。葉は全縁で鋸歯(ギザギザ)はありませんが、根元の方に出る小葉には鋸歯があり、ツタにそっくりです。騙されやすいので良くチェックしてください。

伊勢神宮とか縄文杉に行く途中とか、大きな木に抱きついてる女性をときどき見かけます。でもあなたはもしかすると、パワーをもらうどころかツタウルシにほおずりしているのかもしれません。(・・・2週間は人前に出られなくなるとか。)

とにかく三つ葉のつるにはご用心!

2009.10.07

台風18号通過

10月7日午前10時頃。平野(ひらの)のようすです。もうすぐ台風18号の暴風圏に入るところ。

台風が島の東を通る時は、風が北東→北→北西 と変わります。北西の風になると、南東の風下側にある平野や高平は静かになります。

午後6時現在、風が止んだので家の周辺を見て回ると、直径30センチほどのヒメユズリハの木が倒れており、農道をふさいでいました。明日にでも切らないと。

今日はランド線、白谷線、西部林道いずれも通行止めのまま。明日調査の上、連絡があるでしょう。

しかしこの台風、屋久島より紀伊半島から名古屋方面がやばそうですね。みなさんどうぞ備えを怠りなく。

2009.10.04

お詫び。「携帯ポップコーン動画」はトリックのようです!

うわー、しまった。大失態です、前日の携帯ポップコーン動画。これトリックのようです。

携帯3~4台実験はまだできていないので、絶対にないという証明実験は出来ていませんが、そもそも電子レンジにすこし入れたくらいで、ポップコーンはできませんね。

言い訳ではありませんが、携帯の安全性は疑わしい、という先入観念があるところに、わかりやすいイメージを与えられると、ころっと納得してしまう、という図式にドンピシャはまってます。いつも 「ものごとを鵜呑みにするな」 などどえらそうなことを言っているくせに、まんまとやられてしまったらしい。つくづく反省しています。

零細ブログとはいえ、これを見て信じてしまった方がいらっしゃるかもしれませんので、しばらくこの記事をさらします。バカだな~と笑って下さっていたらいいのですが。また一度エントリーした記事を引っ込めるのはどうかと思うのですが、これ以上の影響拡大を防ぐために、削除します。

なおご指摘くださった愚鳩さんには深く感謝いたします。ありがとうございました。

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