ツタとツタウルシ
ウィルソン株の右にそびえる大きな小杉の幹に、美しく黄葉したツタウルシが絡みついています。このつる植物がここにあることは、かねてから屋久島のコケシダ王ヤッシー に教えられていましたが、白谷に続き、この危険植物がこんな有名ポイントにまで堂々と茂っているとは。
ヤッシー
ウィルソン株に到着した時、広場の入口の左にある切り株にこのような三葉になった美しい黄色交じりの小葉が 絡んでいますが、これは若いツタウルシ。こんなのに抱きついてはいけません(笑)。
写真がピンボケですみませんが、小葉のぎざぎざ(鋸歯)の先端が丸くて、突起のないのがツタウルシです。
こちらは小杉谷休憩所前の杉にからみついたツタ。ところどころ赤くなっています。ツタもツルの下の方に現れる小葉が、ツタウルシとそっくりです。その鋸歯の先に・・・
小さいトゲ状の突起が見えるでしょうか?これが ツタです。成葉の違いは形がぜんぜん違うのでわかりますが、小さい葉の場合は、両種とも三葉複葉になって、瓜二つです。そこで、このトゲがあるかないかで区別します。
しかし霧雨の降る暗い森の中、携帯のカメラで(笑)撮影したので写真が全然だめ。機会があったら撮り直さなければ。
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