« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »

2010年2月

2010.02.26

屋久島民謡と江草啓太さん(ピアニスト)

安房中PTA新聞の関連もあって、屋久島の民謡『まつばんだ』について調べている。

鹿児島の野呂正和先生が2008年に編集制作されたCD『屋久島のわらべ唄・民謡/まぼろしのまつばんだ』

上屋久町郷土誌に収録された『まつばんだ』の楽譜

この二つが、現在の屋久島では唯一無二の資料だが、すこしずつ奄美大島やトカラの唄との関連も報告されている。唄を聴くと、琉球音階の良い曲で、これが埋もれてしまっているのはあまりにも惜しいと思う。まつばんだはどこよりも安房との関連が深く、安房で録音された音源が多い。泊如竹の琉球行きなどとも関連付けて考えてみたいところだ。

琉球音楽関連のサイトを見ていて、同じように屋久島民謡に関心を持って、しかも私よりだいぶ先を行っているらしい人を発見した。江草啓太さんというプロのミュージシャン、ピアニストで、ブログを拝見すると奥様とのユニットで奄美の島唄や屋久島の民謡を中心に据えたコンサートなども開かれてるという。

松山でのコンサート直前の江草さんに連絡をとってみたところ、嬉しいことにすぐにお返事をいただけた。「まつばんだ」はまだアレンジされていないとのことだったが、松山では、

「屋久島関連は民話「山姫」の朗読、永田の子守唄、四つ竹踊り唄、を予定しています。」

とのことだった。ライブの詳細は下記の通り。松山近郊の方はぜひ聴きに行ってください。

2月27日(土)「ISLAND SONGS(アイランドソングス)」 出演 唄・朗読・三味線 :えぐさ由唄(元南海放送アナウンサー橋口裕子) ピアノetc  :江草啓太

18時開場 19時開演
ticket:2500円(1ドリンク&お土産付き)
場所:スタジオOWL(桑原から移転しました!)
(松山市三番町3丁目6-2 ab's square2F)
電話番号:089-941-0036
E-mail: owl21@mx82.tiki.ne.jp
http://studio-owl.hp.infoseek.co.jp/

奄美大島や屋久島に古くから伝わる唄や民話の朗読を、三味線やピアノなどに乗せてお届けします。

また1月のコンサートでのピアノソロ 「一湊の十五夜綱引き唄」の動画をご紹介いただいた。

『まつばんだ』についても、今「習得中」とのこと。いつか屋久島でコンサートを開けたら素晴らしい。
なおブログによると奥様のお父上は屋久島のご出身とのことだ。

江草啓太さんのブログ

江草裕子さんのブログ

2010.02.25

「海辺のおそうじ大作戦 観音岬Ⅳ」2010.3.7

屋久島観光協会から連絡がありました。↓


屋久島生物多様性保全協議会からのお知らせです

3月7日に「海辺のおそうじ大作戦 観音岬4」が
開催されますのでご案内いたします。

今回はお掃除の後に、観音岬の特異な景観を呈する地質について、
屋久島高校の地学の多久島先生にご案内いただきます。

それでは、皆様のご参加をお待ちしております。

連絡先、お申し込みは
屋久島町役場環境政策課(42--0100)
荒田(42--2365)・手塚(44--2965)まで
~~~~~~~~~~~~~~~~~
屋久島生物多様性保全協議会


とのこと。手塚さんたちの企画です。

西部の海岸はだいぶ歩いたけれども、観音崎だけは釣り場のイメージが強くて行ってなかった。
時間が取れたら行ってみよう。

2010.02.23

第2回「屋久島試験」というのを受けてみました 2010.2.2

正月の頃から、島内のスーパーなどに、「ご当地検定 第2回 屋久島試験」というちらしが張られていました。 

検定試験といえば、観光協会のガイド部会の話し合いでガイド認定制が頓挫したこともあったなあ。エコツーリズム推進協議会ではまだ検討が続いているようですが、未だに強い反対意見が一部にあり、前進していないそうです。

一方でこちらは屋久島カヤック会なる民間グル-プが主催する有料の企画です。そういえば去年もやっていたなあ。面白そうなので、1000円払って受けてみることにしました。

続きを読む "第2回「屋久島試験」というのを受けてみました 2010.2.2" »

2010.02.21

縄文杉トロッコ道迂回路が開通したようです

とりあえず迂回路を作っていた荒川トロッコ道ですが、この迂回路は2月19日に開通しました。
少し階段や山道をゆくことになりますが、10分増し程度です。それほどのことはありません。

確認に行った観光協会の西川くんによると、縄文杉で積雪が10センチほどだそうです。

に「50人くらいでしたよ」
お「それって、多いってこと、少ないってこと?」
に「…少ないんじゃないですか?」

2月のこんな時期に50人か。

先日白谷コースしか通れないときに、年配のグループが息も絶え絶えに帰還してくるのを見た時は、ちょっとこれは…と思いましたが、十分な準備と気象条件等の判断をした若者グループが荒川から行くなら、それほど心配することはないのかもしれません。

実際、わざわざ夏の暑いときに集団の中をかきわけるように登るより、この季節に慎重にゆくほうが、学生さんなどには良いかもしれない。12月~2月は規制もありませんし。

2010.02.20

春の使者 カツオノエボシ・オタマジャクシ・ナンゴクウラシマソウ

Rimg0854

永田いなか浜に打ち上がったカツオノエボシ。

きれいな透明青ですが、いわゆる“電気クラゲ”で、長く垂れる触手には、強い毒を持った刺胞があります。打ち上がったものでも濡れていると刺胞を打ち込んでくることがあるので、不用意にさわってはいけません。クラゲではなくヒドラの仲間の群体生物で、各ヒドラ(個虫という)は浮き袋係とか刺細胞係などそれぞれ役割分担しています。

この浮き袋の上に帆がのびたりして、風まかせの暮らしをしているようです。冬の季節風にのって、この時期はよく打ち上げられています。


Rimg0870

この渓流沿いの水たまりには、毎年ヒキガエルが産卵。大勢オタマが孵っています。さて大水が出なければ去年のように育つことが出来ますが、今年の春雨の降り具合はどうでしょうか?


Rimg0881

これまた春を告げる生き物。ナンゴクウラシマソウ。サトイモ科でマムシグサやコンニャクに近い種です。花を形作るのは「苞(ホウ)」で、その中から付属体がにゅーっと伸び出しています。浦島太郎の釣りざおのようだ、というわけです。

この仲間はふつうキノコバエのような小さな昆虫に花粉を運んでもらうのですが、ウラシマソウのこの低い位置の花から飛び出す釣りざお、と言う形は独特なもので、生態的に何か意味がありそうです。


Rimg0889_2

おまけです。木に突き刺さったようになっている金属製の棒状のものですが、これはなんだと思いますか?

2010.02.18

いろいろ終了…しかし、まだ旅は続く…

冬場の宿題の数々がやっと終了。担当の皆さま、遅筆にてご迷惑をおかけしました。
今後は…火急のスピートでYNAC通信の版組(スミマセン)と、屋久島地学同好会の地学ガイドブック原稿、さらに屋久杉自然館のニュージーランド原稿にかかります。

2010.02.15

縄文杉、むりやり事実上の有料化へ ・・・あ~あ

先ほどの町防災無線。

「環境政策課からお知らせです。3月から11月まで、荒川登山口において、募金活動、各種情報の発信・収集を行う業務員を募集します・・・」

あ~あ。

ついにやっちゃったよ。

3月から縄文杉荒川登山口のシャトルバス運行が決まっていた。登山口の休憩所も次第に出来つつあった。ここに管理人を置いて、「山岳部保全募金」を要求しようというわけだ。

事実上の縄文杉登山有料化である。

町の環境政策課はこれに反対して、推進しようとしている鹿児島県を抑えに回っているようなことを言っていたが、結局こういうことか。

続きを読む "縄文杉、むりやり事実上の有料化へ ・・・あ~あ" »

2010.02.06

屋久島観光協会の荒川資材運搬ボランテイア作業

Ca3a0837


荒川トロッコ道の崩壊現場。なるほどかなり凄い状態で、軌道に積み重ねっている岩も不安定なまま。登って調べてみましたが、かなり危険です。いまにも崩れそうな巨岩がいくつもありました。

谷へ落とせばある程度簡単ですが、復旧工事ではこれらの岩を全部搬出することになったようです。

本日は屋久島観光協会の呼びかけで、ガイド部会から迂回路建設用の資材運搬のために十数人が出動。YNACからは小原・比留間が参加しました。

迂回路は、設定されたラインにそって、まず最初の急斜面を鋼管で階段を組み、その上の平坦地の足場の悪いところを角材と厚板で補強しながら水平トラバースすることになっています。我々はこの角材・板を人肩運搬しました。鋼管組みは専門の業者が担当することになっています。

Ca3a0822

こんな感じで担ぎます。乾燥材なので一本15㎏くらいでしょうか。…いや、もう少し重かった気も…(笑)。荒川登山口から現場まで往復1時間。我々は2往復しました。

テープで目印をつけてある迂回路の予定ラインに、これらの材を上げるのがまたひと苦労でした。一応みんなでラインをトレースしてみたのですが、このラインにはもっと改善の余地がありそうだ、という声が頻出。

Ca3a0830

この辺にルートをつけた方がいい! とみんなで言ってます。
なんでも明日は地元選出の衆議院議員も視察に来るとのことです。

Ca3a0841

仕事が終わって弁当をもらい、荒川口に帰ってきました。休憩舎とトイレがこんな感じになってます。なぜコンクリートにしたのでしょう? 木造建築のほうが不具合な時に改築しやすいのですが。(たぶん不具合出るでしょうから(笑))

2010.02.05

積雪期の花山歩道~永田岳ルートについて

mixiにありゃりゃな質問があったので、回答。
もったいないので、こちらにも張っておきます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

積雪期の花山歩道~永田岳ルートについて

永田岳は屋久島でももっとも雪山らしい登山の楽しめるところです。

雪山の困難度としては中級程度で、鹿之沢から永田岳にかけて何箇所か緊張する箇所がありますが、それ以外は比較的危険はありません。また幸運にも雪が少なければ快適な雪山歩きになるでしょう。場合によっては厄介な判断も要求され、雪山初級者にはかなり厳しいこともあると思いますが、手ごたえのあるいいルートです。

積雪量はタイミングによりますが、降雪後で50cm~1m程度を想定しておけばいいでしょう。年によっては2mを越えることもあります。雪が多いと体力・判断力ともに大変です。

服装は0℃~マイナス10℃程度を想定しておけば大丈夫ですが、風が強い場合の体感温度はそれ相応に下がります。また気温が半端に高い場合は濡れが深刻になるので、防寒と防水と両方に備えたレイアをよく検討したほうがいいです。靴はスタンダードな雪山用がいいでしょうね。それだと下部の樹林帯は歩きにくいのですが、しかたがありません。

標高が上がるほどルートファインディングは難しくなります。

続きを読む "積雪期の花山歩道~永田岳ルートについて " »

« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »

フォト

Twitter

リンク集

無料ブログはココログ