屋久島観光協会の荒川資材運搬ボランテイア作業
荒川トロッコ道の崩壊現場。なるほどかなり凄い状態で、軌道に積み重ねっている岩も不安定なまま。登って調べてみましたが、かなり危険です。いまにも崩れそうな巨岩がいくつもありました。
谷へ落とせばある程度簡単ですが、復旧工事ではこれらの岩を全部搬出することになったようです。
本日は屋久島観光協会の呼びかけで、ガイド部会から迂回路建設用の資材運搬のために十数人が出動。YNACからは小原・比留間が参加しました。
迂回路は、設定されたラインにそって、まず最初の急斜面を鋼管で階段を組み、その上の平坦地の足場の悪いところを角材と厚板で補強しながら水平トラバースすることになっています。我々はこの角材・板を人肩運搬しました。鋼管組みは専門の業者が担当することになっています。
こんな感じで担ぎます。乾燥材なので一本15㎏くらいでしょうか。…いや、もう少し重かった気も…(笑)。荒川登山口から現場まで往復1時間。我々は2往復しました。
テープで目印をつけてある迂回路の予定ラインに、これらの材を上げるのがまたひと苦労でした。一応みんなでラインをトレースしてみたのですが、このラインにはもっと改善の余地がありそうだ、という声が頻出。
この辺にルートをつけた方がいい! とみんなで言ってます。
なんでも明日は地元選出の衆議院議員も視察に来るとのことです。
仕事が終わって弁当をもらい、荒川口に帰ってきました。休憩舎とトイレがこんな感じになってます。なぜコンクリートにしたのでしょう? 木造建築のほうが不具合な時に改築しやすいのですが。(たぶん不具合出るでしょうから(笑))
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