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2010.03.04

「科学Tryアングル岡山」2日目 湯泊・栗生

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科学Tryアングル2日目。本日は、海岸に見られる地質と海の生き物について。

まず湯泊海岸にゆき、小原が講師で屋久島の土台を形作る、4000万年前の四万十層の観察。

ここでは海底で平らにたまったはずの堆積岩がむちゃくちゃに褶曲したり逆転した様子や、泥岩層に残されたゴカイのような生き物の巣穴など(生痕化石)を見ることができます。

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当日のいい写真がなかったので、↑先日の地学同好会の巡見の時のもの。右上に見事な褶曲層があります。

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海岸にはこんな不思議な穴のあいた石がたくさん落ちていて、みんな「?」

これは何かといいますと・・・

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サンゴの骨格です。栗生タイドプール水族館のその名も「サンゴ池」。

講師は松本で、生きているハナガササンゴやミドリイシなどサンゴ類、ギンユゴイやシマスズメなどの魚類、ホンダワラ類、マフノリ、ミドリゲなど海藻類、等々、春めいた海で生き物たちを観察。ここはいつ行っても楽しいところです。

他に大川之滝でホルンフェルス(変成岩の地形)と、千尋滝(花崗岩の地形)を見て、宿に帰りました。

岡山からの実習は、リーダーである西村先生のポリシーで「みんなで自炊」を旨とします。大勢なので、巨大なミズイカや薩摩黒豚など、ローコストでありながらけっこう豪勢にやってます。

4日は大雨になりましたが、さて・・・?

  

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