新緑の白谷雲水峡 標高780m付近
白谷雲水峡の楠川歩道。台風でヤクスギが倒れてできた倒木展望台から、906mピークとヨウジガ高岳方面を望む。
まだ緑の固まっていない、色々な新緑で、今なら色だけでかなりの種類が見分けられそうです。ハリギリ、ヤマボウシ、ウラジロガシ、アカガシ、ホソバタブ、ヤマグルマ。この辺はほぼ区別できるでしょう。双眼鏡があればふつうに分かります。
いま海岸周りではマテバシイの新緑・開花が全盛期です。中間の南の尾根、吉田から一湊のトンネルやセンロク鼻にかけて、尾之間二又川の中間尾根、その他どこでも。マテバシイは新緑の明るい黄緑と、開花のクリーム色まで、はっきり浮き立っていて、一本単位で数か数えられるくらいです。
マテバシイが新緑のトリとなり、あとは梅雨の雨の中ですべての木が急速に緑を深め、夏の太陽エネルギーを受けとめ結実させる成熟した姿になってゆきます。
« 霧の中の生きものたち~宮之浦岳 | トップページ | 永田北尾根から障子岳 »
「屋久島のようす(自然史)」カテゴリの記事
- ヤクタネゴヨウの新産地発見!(2015.09.23)
- シカの食圧を考えるために、宮島に行ってみたい(2014.03.18)
- 環天頂アーク 2012.5.4.(2012.05.23)
- アリに化ける~アリグモ(2012.05.20)
- 屋久島の人面岩(2012.05.12)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント