日本山岳会の「屋久島への提言」 見ました
日本山岳会が「屋久島への提言」をしました。11月2日、安房総合センターで説明会?があったそうです。
で、その提言を見せてもらいました。
この提言を「真摯に受け止め」なさい、というなんだか高いところからのお言葉で、島内にはかなり鼻白んだ人も多かったもよう。
内容については、全体に問題点の把握が甘く、事実誤認やお門違いな批判が見られる。なにか屋久島に対する色気もありそう。
といったところでしょうか。
いま忙しいので後日コメントしますが、一つだけ言っておきます。
今これほど多くの人たちが、屋久島に憧れを抱いてやってくる。その多くはこれまでに自然体験などしたことのない若い世代である。なぜ彼らが自然を求めて動き始めたのか、提言のメンバーははたして理解できているのだろうか?
自然を愛する意思を持った人を増やす。そのためには、これを好機と受け止め、いかに受け入れる仕組みを作るか、知恵を絞るべきなのだ。世界遺産である屋久島は、それを真っ向から受け止める資格と責任を負っている。
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コメント
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すばらしい考え方です。
資本が一番にきている日本から、そろそろ脱却してもらいたいです。
投稿: あっき | 2010.11.09 22:57