« 2011年2月 | トップページ | 2011年4月 »

2011年3月

2011.03.28

今日は竜神杉に行ってきました。明日は花山へ行きます。明後日は白谷です。
東北・北関東の震災と原発事故についても、どう向き合って行くべきか心は惑い、足が地に付かない感じです。先日の奄美大島の研修や、てくてくマップの屋久島編の取材、ポケットマップの改訂、自然クラブ再開のことなど、このブログで紹介したいこともたくさんあるのですが、追いつけません。あまりにもたくさんのことが起こり、揺れ動いています。

2011.03.21

屋久島観光協会 最新登山情報 2011.3.20

渡辺剣真さんからの情報が、観光協会より送られてきました。以下引用。

最新登山情報

3 月18 日、縄文杉ルートの状況です。

近日中の寒波の影響で、翁杉辺りより木道の溝に雪が押し固められ、氷になっている為、通常のシューズ等ではツルツルと滑りやすい状況が縄文デッキまで続いていました。滑り止め対策等が必要です。
午後になりますと午前中の天気のせいもあり、積もっていた雪が結構解けてきていました。

デッキ上の測定気温 5度

--------------------------------------------------------------------------------
3 月20 日、白谷雲水峡~太鼓岩の状況です。

ルート上すべての雪はありません。
※注意点:苔むす森、またはもののけのといった方面を目指される方が多いのですが、辻の岩屋、または目的エリアから外れている人を非常に多く発見 しました。この日に出くわした遭難未遂組5~10組弱。
個人でいかれる方は、地図や備えをしっかりとしご計画をきちんと立ててください。

・また、日帰りによるお昼過ぎに白谷~縄文を目指される方は、戻りが真っ暗になります。真っ暗闇のトレイルは日中と比べますと非常に迷いやすい事 が予想されます。特に軽装の方は、沢山の方が心配しますので、ご計画のご変更を心がけ安全なご旅行を行ってください。

情報提供:GUIDE OFFICE 屋久島(渡邉 剣真)


とのこと。縄文杉など、標高の高いところでは、積雪が融けて凍ってを繰り返し、タチの悪い雪渓状になってます。キックステップが効きにくく、トレースもつきにくいので、道迷いが起こりやすいようです。

縄文杉は標高1300m。気温は宮城県の平地と同じくらいです。この時期はまだ気温が低く、日帰りのつもりで道迷いなど起こすと、深刻な事態になります。

雨続きです。雪はこの雨でだいぶ融けるとは思いますが、まだ観光登山シーズンではありません。

2011.03.16

安房中学校3年学級PTAは大震災義援金を送りました

安房中学校3年学級PTAは大震災義援金を日赤に送りました。

3月15日、屋久島町安房中学校では卒業式が行われ、愚息Kも楽しかったらしい3年間を終えました。世の中は東北の地震・津波と原発事故の不安な空気に覆われており、まだ初々しい卒業生たちにとって、なんともすさまじい門出になったと思います。

安房中はひと学年ひとクラスの小さな学校です。それでも、毎月何千円かの校納金というものが集められており、それなりの額になります。今年は何かの理由で予算が黒字が多かったので、各家庭に払い戻したりするということにしていたのですが、クラスの役員からの発案で、募金を呼び掛けることになりました。

続きを読む "安房中学校3年学級PTAは大震災義援金を送りました" »

2011.03.14

森の木琴

Morinomokkin

森の木琴。

docomoのCMです。スギの桟にのせたヒノキの長大な木琴が、パッハの讃美歌を奏でます。

驚きの、音のピタゴラスイッチ。

2011.03.11

人形劇団クラルテの尾之間公演「おーいペンギンさん」

人形劇団クラルテの尾之間公演「おーいペンギンさん」

今日11日19:00から、 尾之間公民館(図書室)2階¥1000

昨日の宮之浦公演は100人ほど集まったそうです。国内最高の劇団。素晴らしいです。屋久島南部にお住まいの方はぜひ!

2011.03.10

アカモクが流れ藻になって屋久島に漂着しています

110308_3

3月8日の永田いなか浜。ウミガメの産卵地としてラムサール条約に登録されている海岸です。寒の戻りで北西の風にのって、藻が大量に打ち上げられています。

流れ藻はここ何年か少なかったので、ちょっとびっくりしました。

 

110308_12

流れ藻になるのはコンブやワカメの同族の、ホンダワラの仲間です。枝に浮き(気泡)がつくのが特徴で、その浮力で海中でゆらゆらと立ちあがります。

写真中央に特徴のある大きなぎざぎざのある葉が見えています。代表的な流れ藻、アカモクです。今いなか浜に上がっているのは、大半がアカモクでした。

写真右の、紡錘型のものが気泡です。大きなものは数メートルにもなり、春に成長したものはじきに根元から切れて、海面を漂い、海流にのって運ばれてゆきます。

 

110308_5

流れるのはふつう成熟した個体です。アカモクの場合は雌雄があり、実(生殖器床)をつけています。流浪の先で卵をリリースし、そこに移住しようという作戦です。

上写真の先のとんがった細長いものが生殖器床。中空になっている気泡と違い、中は詰まっています。ところどころにある穴が、卵を放ったあと。ということはこれは雌ですね。

   

Nagaremo_2

眺めのいい県道からみると、潮目や入り江など、海面のいたるところに流れ藻が集まって浮かんでいます。この「藻影」にはハマチ・ブリの幼魚のモジャコの群れが隠れて一緒に旅をしています。

「モジャコ漁」ではこれを一網打尽にさらいます。鹿児島湾や愛媛県などで、養殖漁家がこれをいけすで育てて出荷しています。刺身によくある養殖ハマチです。  

今回アカモクをネットで調べてみたら、食用として売り出してるところが沢山あっておどろきました。確かに美味しいですからね。打ち上がった流れ藻も、鮮度がよければ食べられますよ。でも付着オイルなどがないように良くチェックして・・・

2011.03.05

国土交通省から、エコツアー送迎に関する通達案。パブコメ募集

ピッキオの楠部さんからの情報です。検討が続いてきた宿泊施設とエコツアーの送迎に関して、国土交通省から通達案がでました。

エコツアー関係・宿関係の方は(通達案が悪文で読みにくいのですが)ぜひご一読のうえ、パブコメ提出を!

2011.03.02

「屋久島自然クラブ」復活します!

種々の理由により2005年度で中断していた『屋久島自然クラブ』。2011年度から復活することになりました。

「せっかく屋久島にいるのに、山に登ったことがないんですが・・・」

「海にシュノーケリングで潜ってみたい。」

「沢登り面白そうだけど・・・危ないのかな?」

最近こんな声を聞くことが、増えてきました。みなさん自然をきちんと楽しんだり、そのための技術を身につけたりしたいと考えているのですね。かつて自然クラブがその役割をになっていたのですが、中断している間に、要望が強まって来たのかもしれません。

というわけで、自然クラブ2011。として、活動を再開することになりました。

現在立ち上げ準備中です。何人かが関わって立ちあげ準備を始めています。具体的にどのような企画で勧めるかはまだ検討中ですが、さしあたって月に一回なにか自然のなかでの面白いアクティビティーをする、ということは決定しておきます。

さて、何をやろうかな・・・?

« 2011年2月 | トップページ | 2011年4月 »

フォト

Twitter

リンク集

無料ブログはココログ