コケ

2013.02.28

3月5日にコケの楽しみ方を学ぶ講演会・講座が開催されます

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2013コケフォレーin 屋久島が3月2日~7日の日程で開催されます。

これは若手研究者向けの強化合宿的な内容ですが、5日には一般向けの講演会と講座が開かれます。

1. 講演「コケ植物の多様性とその美しさ」

 講師:秋山弘之(兵庫県立人と自然の博物館、日本蘚苔類学会会長)
 日時:2013年3月5日(火)20:00-21:00
 場所:屋久島環境文化研修センター  0997-46-2900
 無料、コケに興味がある方でしたら、どなたでもご来場ください。
 
 

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2. コケ講座:「屋久島のコケガイド」のコケをわかる

 内容:「屋久島のコケガイド」に掲載されている主な種類について,
       その特徴を顕微鏡で観察します。また,ルーペではどの部分を
        観察すればいいかを解説・観察します。

 講師(予定):西村直樹(岡山理科大学)
 日程:3月5日(火)9:00~12:00
 場所:屋久島環境文化研修センター(レクチャー室)

 定員:先着15名(定員になり次第,締切ります)
 問合せ・申込み:屋久島環境文化研修センター 0997-46-2900

島内在住でコケに関心のある方、ふるってご参加ください。

2011.02.04

コケ不動

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最近なにかで見かけた。コケ物件のなかでは一番驚いた。大阪のコケ不動こと水掛不動。

コケ友birdさんのコケ地蔵もすごいが、こちらも最強クラス。水掛けだけでこの生育状況というのがすごい。信心が育てたコケ!コケ教だ!

2010.03.28

苔仏

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鎌倉、安国論寺の苔仏(こけぼとけ)。皆さんに紹介したく、コケ友バードさんのブログより拝借。http://blog.goo.ne.jp/bird0707/c/79c019363e6b37e9bb784115d90991ba

私は残念ながらまだ拝観してませんけれども。

安国論寺、立正安国論執筆記念建立で宗派はもちろん日蓮宗。東京は冬の乾燥がきつすぎてコケ環境NGですが、神奈川県南部にはいると変わってきて、箱根など苔庭がOKになります。でもそういえば鎌倉を歩いたことはないなあ。

2010.01.14

ニュージーランド北島 ゴンドワナ森林紀行 1 カウリ博物館

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まずこの大きさを見て欲しい。

オークランドの北、ダーガビルに近いマタコヘにあるカウリ博物館。大きなホールの壁に、最大級のカウリたちの断面が描かれていた。左脇の人がスケールになってくれている。

最大の木は「ザ・グレート・ゴースト」。偉大なる幻。直径8.5m、周囲26.8mあったと言われている。この木は1890年に火事で燃えてしまったらしい。

2位はオークランドの東、コロマンデル半島にあった「ファザー・オブ・ザ・フォレスツ」。周囲22m、幹高(地面から最初の枝下までの高さ)24mあったという。1870年頃倒れてしまったらしい。

3位は公式に計測された最大の木「カイラル」。ワイポウアの南30kmのトゥタモエ山にあった。1860年に計測され、周囲20.1m、幹高30.5mだった。この木は1890年代から90年代にかけて繰り返し発生した山火事で焼けてしまった。

4位は現存する最も太い木、ワイポウアの「テ・マツア・ナヘレ」16.4m。

5位が“森の王”「タネ・マフタ」13.8mである。

日本では巨木を胸高周囲(地上から1.2mの高さで測った周囲)で評価するが、NZでは木材体積で評価する。最大のカウリとして名高いタネ・マフタは、太さでは2位だが幹高が17・7mあるので最大とされる。梢高は51.5mもある。

テ・マツア・ナヘレは幹高10.2m、梢高29.9mで、縄文杉に非常によく似た大きさだ。

なおカイラルは幹高30.5m、梢高65mと、ジャイアントセコイアとゆうに張り合えるサイズだったのだが、惜しいことをした。

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カウリ博物館は外観からは想像もつかないほど大きな施設で、丁寧に作られた、歴史と林業に関するいくつもの大規模な展示は見ごたえがある。カウリという手つかずの優れた木材資源の宝庫を前にして、どんなことがあったのか、余すことなく学ぶことができる。NZの歴史の精髄が詰まっているといった方がいいだろう。

こうやって過去の事実をきちんと整理し、明確に認識するところから、世界に冠たるNZの自然保護は始まっているのだなあ・・・。

ワイポウアの森を訪れる際は、必見だろう。

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これは第7位の「YAKAS」。愛ちゃんのガイドで訪れたワイポウア森林保護区にて。まだまだ苦労を知らない紀元杉、という感じです。

2009.11.06

ニュージーランド北島 コケと巨木の森ツアー開催します

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ニュージーランドの岡田愛さんから資料がどさっと届きました。年末年始のニュージーランドツアーのための数々の書籍やパンフレット、地図など。これを読んで猛勉強しろというわけです。手厳しいぜ、愛ちゃん。

しかしカウリの巨木のUnbelievableな伐採風景写真や、エダハマキ・ナギ・ダクリディウムなどのゴンドワナ系針葉樹の巨木など眺めていると、心が躍ります。これらの不思議な針葉樹は、ボルネオのキナバル山ですでに見た、なじみのグループが多く、赤道をまたぐ、植物の分布の一端を実感できそうです。

ニュージーランド北島の、カウリはおそらく南アフリカのバオバブと並ぶ、南半球最大の樹木ですし、後半に訪れるフィリナキWhirinaki Forestは、おそらく南半球最後のコケに覆われた巨木原生林の一つです。森が深いので、拠点となるロッジまではヘリで移動することになりそうです。なんて楽しそうな!

モスフォレスターの本懐を遂げん、といったところでしょうか。

キウイなどの飛べないニュージーランド独特の鳥も非常に面白く、この日程では絶対に短すぎる!と思うに違いない、とすでにあきらめています(笑)。

ツアーは任せて安心の風の旅行社主催、YNAC小原が講師です。詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

風の旅行社 『ニュージーランド ワイポウア・カウリ巨木の森とフィリナキ森林公園』 

2009.10.30

ムクムクゴケ@白谷

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これが噂のムクムクゴケです。

 

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いかがです? このコケ離れしたむくむく感。

ぬいぐるみにしてみたらどうだろう。

白谷雲水峡なら、そこここの倒木の上に生えています。でもルーペでみないとこのふわふわな感じはわかりません。

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