11月6日、安房中学校3年生の学級登山がおこなわれ、生徒26名、先生2名、保護者5名の計34名が縄文杉を訪れました。
安房中学校の学校行事ではないのですが、3年生のクラスPTA行事として、わりと毎年縄文杉に登ります。当初7月の夏休みに予定していたけれども悪天のため延期。少しずれこんで気候のいい秋の日に再挑戦しました。
このメンバーは、安房小6年生の時、やはり学級PTA行事で、安房の奥岳である太忠岳に登っています。あれもよかったなあ。この日も「太忠岳楽しかったー!」という声がちらほら聞こえました。
道中、他の登山客の邪魔にならないよう、道をあけて休憩するのですが、大勢なので場所を確保するのもけっこうたいへんです。それでもこの日は登山者が少なかったので、それほど苦労もなく、ラッキーでした。(実は登る前、そのことで気が重かった)
こういうときは、山歩きは楽しい!と感じてくれればいいのであって、解説などはあまりしません。歩き方とか注意事項とかは、ころ合いを見て締めておきますけど。
縄文杉は、安房川の流域にあります。考えてみれば、安房の若者たちこそ、もっとも縄文杉を訪れる資格のある者かもしれません。自分の地域の奥山に、全国の人から敬愛されている国内最大の木があるわけですから。
帰りにぱらぱら雨がぱらつきましたが、大したことはなく、終日涼しくて快適な登山でした。でも麓の宮之浦や安房ではこの日ときどき大雨が降っていたとか。山の方がいい天気だったのですね。小杉谷の橋からは、霧に煙る幽玄な景色が楽しめました。
みんな(若干の保護者や先生を除いて)部活で鍛えてるので、さすがに足取りは軽やかです。途中ハイになった男子たちがやたらに他の登山者の方を励ましまくっていました。年配の皆さんは喜んで下さっていましたが、ちょっとうるさかったかもしれませんね。すみません。
帰りは女子のテンションが上がりまくっており、橋にさしかかるたび、何が嬉しいのか「足がすくむぜ!」「足がすくむぜ!」と大騒ぎ。
スムーズに往復することができ、3時半にバスに乗ることができました。
いやー、思いがけず(笑)楽しかった。
最近のコメント