ヤクスギランド~淀川登山口、開通しました。
屋久島町によれば、除雪作業が続けられていた紀元杉~淀川登山口間が、本日2月1日11時に開通とのことです。
宮之浦岳・花之江河方面の積雪情報は、まだ確認できていません。
屋久島町によれば、除雪作業が続けられていた紀元杉~淀川登山口間が、本日2月1日11時に開通とのことです。
宮之浦岳・花之江河方面の積雪情報は、まだ確認できていません。
○積雪で通行止めだった県道ヤクスギランド線、今朝8:30から開通です。白谷線も通
○町道荒川線(縄文杉へ)は凍結があるので通行注意。
○ヤクスギランド~紀元杉~淀川登山口は積雪で当分のあいだ通行
県道の通行規制情報はこちら
11月13日(火)東京 荻窪の「6次元」さんで、『屋久島ナイト』を行います。
「屋久島ナイト 〜本当の自分を取り戻す、不思議な誘いの力」
ゲスト:小原比呂志(屋久島野外活動総合センター)
11月13日(火) 時間:18:30開場 19:00開始
参加費:1500円(屋久島の焼酎+おつまみ付き)
予約:件名を「屋久島ナイト」とし、お名前、参加人数、
お電話番号、を明記の上、rokujigen_ogikubo@yahoo.co.jp まで。
小屋はおおむね一杯ですが、詰めればもう少し入れそう。テント9張りで、周辺にあと2~3張りはなんとかなりそう。
29日の新高塚小屋、高塚小屋は特に混雑しそう。30日の利用数すこし減ると思われますが、天気は大荒れの予報なので、けっこう厳しいことになりそうです。
小屋には管理人がいません。テントのない人は、どうしようもなくなる可能性があるので、新高塚小屋の利用は見合わせた方がいいでしょう。
28日の夕方に、石塚小屋(たぶん)を目指す登山者が十数人登っていきました。鹿之沢小屋、石塚小屋などもこの時期は予想外の満員状態になることもあります。
自衛のため、テント必携です。
こういった小屋の状況把握とリアルタイムな情報提供は、環境省からも屋久島町からもありません。観光協会の登山情報は3月16日で途絶えています。
屋久島側からの情報提供は、期待しないでください。天候を含め、自己判断・自衛が大切です。
環境省屋久島自然保護官の松永さんから、屋久島ガイド各位あてに、新高塚小屋トイレ完成の連絡メールが届きました。以下に要点を紹介します。
「…2010年度に環境省が着工した新高塚小屋の土壌処理方式のトイレが、この度完成いたしました。」
「すでに、供用開始されて いる宮之浦岳ルートの携帯トイレブースと併せ、本日7月1日より供用を開始いたしました…」
「本トイレは、雨水を利用した簡易水洗式トイレです。」
「トイレ裏の雨どいや雨水パイプの受け口に、大量の落ち葉等が詰まり、集水に支障が生じること も考えられます。・・・そのような事態が確認されたときは、…除去を行っていただけると幸いです。」
「本トイレの処理能力は合計50人程度/日(1人3回利用/日)と想定しています。ゴールデンウィークや夏季等の利用集中期には、処理能力を上回る利用が予想され、汚水があふれ出たり、悪臭や故障が発生する可能性があります。」
「新高塚小屋において、上記処理能力を上回る宿泊利用が見られる際は、携帯トイレのご利用にご協力ください。」
「本トイレにトイレットペーパー以外のものを流すと、故障や処理機能低下の原因となります」
「足踏みポンプによる簡易水洗式ですが、大量に水を流すと土壌処理機能が低下
します。流すのは1回に限るようにご指導ください。」
「12月中旬から3月中旬までの冬季は、積雪による雨どいの破損防止と、ポンプ
及び配管の凍結破損防止のため、閉鎖いたします。ご注意ください。」
「新高塚トイレの詳細については、下記HPに近日中にUP予定です。ご参照く
ださい。http://www.env.go.jp/park/kirishima/ 」
「環境省九州地方環境事務所 屋久島自然保護官事務所 自然保護官 松永 曉道」
とのことです。やっと完成です!環境省の皆さんお疲れさまでした。ありがとうございました。大切に使います。
屋久島観光協会からの申し入れで行われた再検討会議を経て、環境省から「お知らせ」が出ました。全文はこちら
要するに、
①淀川橋はこれまでの増水では壊れていない。
②梅雨が明ければ通行止めは一時解除し、7月末までは通行可とする。
③8月初め~10月中旬に橋の補強工事。作業内容によって一時的に通行止めにすることもあるが、その期間は未定。
④淀川橋が使えないときは淀川登山口~花之江河間は全面通行止め、という点は譲らない。浅い淀川を渡ればいいだけだ、という意見も断固認めない。
⑤どうしても宮之浦岳に登りたいという初心者は、2泊3日で荒川登山口から往復してください。
ということです。
あくまで淀川を通さず、荒川から宮之浦岳往復(高塚2泊)を推奨する、という荒業に出ました(笑)。
夏期の淀川徒渉が危険である、とする理由はなんなんでしょう。残念ながら依然として納得以前の問題です。
通行の安全が確保できないというのなら、山岳部利用対策協議会の名において、荒川で協力金を人から取ったりしている人員を、淀川の橋番にまわせばいいのです。金をとることにばかり熱心になってないで、利用者の便宜を図るという姿勢を見せてほしいものです。夏の屋久島旅行や登山を計画している人がどれだけ困ったか、すこしは分かってほしいですね。
もたもたしたあげく、適切な判断のできないような行政のありかたこそ、まず仕分けの対象にするべきであって、消費税を上げてる場合ではないでしょう(笑)。(このへんぜひこちらをご一読ください。)
そういえば、指摘がありましたが、「協力金」に消費税ってかからないんでしょうか?どう処理されてるんでしょう?
まあ、屋久島は、こんな状況です。この夏の計画にお困りの方は、ぜひYNACにご相談くださいませ⇒www.ynac.com
2010.5.23 10:28 YNACの白谷ツアーでのこと。さつき吊橋付近でヒルマが解説していたところ、突然上空から何かがハイノキの中木層に落ち、さらに5mほど離れた歩道上に激しく落ちてきました。
折れて2つになったうちの一本は、ごらんのとおり直径20cm、長さ1m弱の朽ち枝で、20kg以上あります。
どうも20mほど上の木から落ちてきたらしい。写真上やや左に突き出た木です。
折れたもう一方はこれ。ごらんのとおりコケ、シダ、ラン、などが分厚くついており、昨夜の豪雨でたっぷり水を含んで重くなったものと見えます。
登山道を直撃したことの意味は深刻です。20m上空から20kgの枝が5m横に落ちてきたわけですから、誰か死傷しても不思議ではありませんでした。
実際にそのような事故が各地で起きており、さまざまな判例があります。→こちらのサイトにまとめられています。
台風の後に落ちていた枯れ枝などを別として、屋久島の山中で風のないときに、私が(山中行動はかなり多く、行動範囲も広い)このような唐突な落木や落枝を目撃したのは、1989年から現在までの間に今回を含めて3回のみです。したがってかなりまれな事例だとは思います。
一方、屋久島では朽ちた木や枝は、台風などの嵐の風で落とされるものです。そしてここ数年の間、強い台風はほとんど屋久島に来ていません。したがって、何かの拍子に落ちる可能性のある朽ち枝などが、ある程度の数は上空に残っていると予想できます。
ここ何年か、管理者である林野庁が枯れ木の処理をしているようですので、危険を認識してはいるのでしょう。「協力金」を徴収している以上、責任は逃れられません。
現実的に、白谷雲水峡の利用者の多くは、遊歩道の散策に危険があるなどとはほとんど思いもしていないでしょう。私も三本足杉下の枯れたモミの木などは、処理した方がいいのではないかと思っています。かと言って、屋久島の自然林の中で、枯れ木をことごとく切り倒すという「管理」が適切かどうか。バランスと判断の難しいところです。
ガイド会社としてリスク管理の面からこのことをどう考えたらよいものか。重大な宿題を抱え込むことになりました。
世界の街中が自宅から覗けるグーグルのストリートビュー、便利なような、気持ち悪いような。Googleマップの拡大縮小バーについてる人間マークをマップにドラッグすると、ストリートビューに入れます。
最近屋久島もカバーされました。白谷や淀川登山口まで行ったようです。県道まではカバーされているようで、YNACもみることができます。この車の集まり具合からみるに、ストリートビュー撮影車が通ったのは昨年の暮れ頃だろうか。
ところで、このストリートビュー撮影車は、風景の撮影のみならず、無線LANアクセスポイントも記録し、しかもユーザのMACアドレスも記録して回ってるようです。
それがどういうことにつながるのか、私には判断できないのですが・・・どうなんでしょうね。
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